9月3日付け『Expressen』紙エンタテイメント欄の要約
●どんな事をインタビューすればいいのかな? まだ君達は16歳でしょう、『どんな色が好き?』とか、『ぬいぐるみの名前は?』とか、もう死ぬ程インタビューされたような事を聞こうかな? それとも普段僕がやってるようなインタビューにしようか?
Amit(黒髪の男の子):ほかのアーチストにインタビューするようにしていただいてもいいです。
Sara(黒髪の女の子):でも私達の人生はどんなのだったかとか,そんな質問はちょっとカンベンして下さい、私達まだ若いんですから。過去の経歴についての質問でしたら『テストがいっぱいあっていやだった』とかそんな答えになっちゃいます。
●A☆TEENSはセックスやお金についての質問には答えなかった。
Amit:あるジャーナリストは僕らのことを20すぎのミュージシャンとでも思ったようで,どんな性生活をおくっているのかとか色々聞いてくるんです。でも僕らはミュージシャンとして有名になったのであって性生活なんて関係ないはずですよ。(爆笑)
●レコード会社は最近のアバブームの人気に便乗してティーンエイジャーのグループを作っただけだったのだから、この4人がここまで大成功をおさめたのはなにか秘密があるはずだが、、、。
Marie(金髪の女の子):確かにアバのカバーには違いないのですが、それでも私達のスタイルを生かしているんです。私達の経験や感性を曲に取入れて唄っているんですよ。
●でもアバの曲はちょっと大人向きだとは思わないかい? 君達には難しすぎるんじゃないかなあ。
Sara:ええ、まあ、『I've been cheated by you since I don't know when』なんていう経験はまだ誰もないですから。
●っていう事はA☆TEENSはアバの曲の歌詞を理解しないでカバーしてるって事?
Marie:ええ、、そうかも、、。
●つい最近A☆TEENSはグループ名を変更した。Benny AnderssonとBjoern UlvaeusからABBAという名前を使用する許可がおりなかったのだ。
Expressenのインタビューにベニーはこう語った:『アバはアバだ。あの4人がやってる事はアバとは全然違う!』
Amit:でも僕達だってずっと前からグループ名を変えようと思っていたのです。次回のCDはアバの曲以外のものにも挑戦する事になると思うので、A☆TEENSも更に良くなりますよ。
●インタビューアはAmitに質問を集中しがちだ。彼はいつも皮肉をまじえた答えをし、その目つきはまるでこう言っているようだ:
『今んとこはただのおアソビなんだよ。ま,あと1年くらいたてばよ、ソロデビューするからヨロシクな!』
●それにしても,君達男の子は何をしてるんだい? 女の子の後ろで歌ってるわけでもなきゃ、演奏してるわけでもない、、、。
Amit:全曲入りのCDが出るまで待って下さいよ。
●僕は既に全曲入りのCDを聞いたよ。
Amit:でもアバの曲は女の子向きでしょう? このスタイルをずっと続けるつもりはないし、そのうち皆がソロデビューする日が来たら御披露しますよ。
●メンバー全員は将来もミュージシャンでいたいと思っているが誰もA☆TEENSがいつまでも続くとは思っていないのだ。