海外通販トラブルその3

 エックラーの間違いで商品が他人の所へ配送されたことは海外通販トラブル1海外通販トラブル2で説明した通りで、もうこりごりなのでミッドアメリカという別の会社に部品を注文することにした。
 この会社は、オーダーしてからのレスポンスが早く非常に気持ちがよい。大抵FAXして数時間後には「オーダーを承った」旨のFAXが届く。また、商品を発送した場合も前もって知らせてくれるので有り難い。今回も「送ったよ」とFAXが入った。FAXには「送料$200近くのところ45%オフで$109にしてあげる」とある。そんなに大きな物や重い物は頼んでないはずだが?・・・と思いつつ、商品が届くのを待っていた。
 しばらくして商品が届いたのだが、やけに箱がでかい。しかも通関時の消費税を5500円も取られた。なんかおかしい?・・・そう思って箱の外に張り付けてあるインボイスを見てみた。そこにはエアクリーナーだのラジエターキャップだの身に覚えのない部品の名前が書いてある。「やられたか?」と思いつつ箱を開けると、それら身に覚えのない部品と私の注文した部品が入っている。身に覚えのない部品が私の車に使えればよいが、’60年式や’96年式用だったりして、全く使い物にならない。
 私の頼んだ物は全て入っていたので問題ないのだが、税金や送料が余計に取られてしまった。これらの不要部品もクレジットされているのか?と思い、他のインボイスを探してみた。すると、驚くべき事実が浮かび上がったのであった。ビニール袋に入れられたそれは2通あり、片方の不要部品が書いてあるインボイスを見ると見覚えのある名前が書いてある。何〜??今度はこの前の車屋さんとこの部品が私の荷物に紛れ込んで送られてきたのだ!
 車屋さんとこの社長と、私の名前が同じ為この様なことになるらしい。しかし、エックラーの時と違ってインボイスを見るとカスタマーナンバーも違えば、住所も別々に書いてある。いったい何をやっているんだアメリカ人! アメリカ人で同姓同名の人間から注文を受けた時はどうなっているのだろう?
 あれこれ調べているうち、送られてきた箱に貼ってあったラベルを剥がしていると、私の住所が書いてあるラベルの下に車屋さんの住所が書いてあるラベルが貼ってあった。ということは、もとも車屋さんの所へ配送される荷物を準備していたら、同じ名前の発送品があったため箱詰め担当者が一緒に入れてしまったようだ。一つ間違えると、車屋さんの所へまた私の荷物が行くところだった。
 以前エックラーの時は車屋さんに荷物を送っていただいたので、とりあえず車屋さんに連絡を付け部品は転送することにした。
 こんな事が度々発生しては困るので、ミッドアメリカにも厳重に注意するよう連絡をしておいた。せっかくレスポンスが良いのに残念だ。エックラーの方は新たにカスタマーナンバーをもらい、その後は問題なく送られてくるようになった。

通販トラブル   ホームに帰る