沖縄旅行
明けて4月24日。
今日の天気もあまり良くない。
雨は降っていないが曇っている。
また蒸し暑くなりそうだ。
10時過ぎにチェックアウト。
那覇バスターミナルまではタクシーで行こうと思ったら、ホテル前にタクシーいない(--;)
またしても儀保駅まで歩いてしまいました。
今日はモノレールは平常運行。
車内はちらほら立っている人がいる程度。
開通当初は混んでいたらしいが、今はそんなことはないらしい。
経営大丈夫なのかな?
と、余計な心配をしてみた(笑)
旭橋駅に到着。
那覇バスターミナルの最寄り駅である。
ここから糸満バスターミナル行きのバスに乗り、糸満からはまた別のバスに乗って、
ひめゆりの塔と平和祈念公園を訪れる予定にしていました。
バスターミナルに着くと、すぐにバスはやってきた。
関東ではすでに型遅れの車両ですが、まだまだ沖縄では頑張っています。
すみません、写真はありません(^^ゞ
発車してしばらくすると、なにやら見覚えのある街にやってきた。
那覇バスターミナルである(--;)
実際にはバスターミナルには寄らず、道路を渡ったところにある「旭橋」というバス停に止まったのですが、
それを知ってたら旭橋から乗ったよ・・・
だって、終点に着くとき、運賃が100円違ったもん・・・(またまたセコイ!(爆))
沖縄って、距離感がないから、糸満までどのくらいかかるのかわからない。
1時間くらいかかったかな?
やっと糸満バスターミナルに到着。
ターミナルっていうくらいだから、沢山のバスが発着しているのだと想像していましたが、
実際にはきわめて小規模。
乗り継ぐバスは1時間後( ̄□ ̄;)!!
そんなに待ってられないので、タクシー拾いました。
タクシーの運転手さんは気さくなおじさんで、色々とお話しました。
運転手さん 「どちらから来られたんですか?」
私 「東京です」
運転手さん 「お仕事ですか?」
私 「いえ、遊びにきました」
スーツ着ていたわけでもないし、ひめゆりの塔まで仕事に行くようには見えないと思うのだが・・・(笑)
運転手さん 「ひめゆりの塔に着いたら、まずは資料館をご覧になってください。
そうすれば、そこがどういうところだかわかりますから。」
私 「わかりました。資料館ですね。」
到着し、運転手さん 「資料館はそこに見える建物です。こちら側に入り口ありますから」
私 「わかりました、ありがとうございます。」
運転手さん 「もし帰りにタクシーいなかったら、ぜひ電話してください」
と、営業所の電話番号が書いてあるシールをくれた(笑)
タクシーを降り、言われた方向に向かって歩くも、どうも入り口があるようには思えない。
全然反対方向でした^^;
朝から何も食べてなかったし、ちょうどお昼時だったので、ご飯を食べることにしました。
ひめゆりの塔の入り口横にあった休憩施設に入って、沖縄そばを注文。
おいしかった♪
おなかが落ち着いたところで、資料館を見学することにしました。
資料館の入り口です。
多くの観光客が訪れていました。
タクシーの運転手さんの言いつけを守らずに、入り口までの間にあった物を見学。
確かによくわからない・・・
やっぱり資料館を見学してこよう。
館内は撮影禁止のため、写真はありません。
中は、ひめゆり部隊が辿った道筋を、順を追って説明されていました。
徐々に南部に追いやられ、逃げ道がなくなっていく・・・
証言人として、実際にひめゆり部隊に配属され、無事に生き残ることが出来た方が、
当時のことを話してくださっていました。
それはそれは、ここには書ききれない程の悲惨な状況でした。
証言人の方がこう言っておられました。
「あのような悲惨な体験は、私達だけでおしまいにしなくてはいけない。
もう二度と同じ事を繰り返してはいけない。」
あまりの衝撃に、言葉を失いました。
今の平和は、この人達の犠牲の上に成り立っている。
そして、すべての施設を見学し、やっとわかりました。
ひめゆりの塔がある場所は、洞窟の入り口だったってことを。
それすら知らなかった自分が恥ずかしかった・・・
こぼれ落ちそうになる涙を堪えて、資料館を出ました。
犠牲になられた方々へ黙祷をささげ、この地をあとにしました。。。