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逃げも隠れも リブラーへの道!

Librettoファン集まれ!
L1でGPS運用しましょう〜(ネタが古過ぎる?^^;)


リブらーのみならず、モバイルユーザーならば誰でも一度は考えるGPS端末化です。
特にL1の大きな解像度とそのボディーのバランスからして、かなりの力を発揮して
くれるんじゃないかと期待出来ますね。


Windows9X系OSのSONY純正ドライバー

なお、SONY製ドライバーではWindows2000に対応していませんので、
別途「善意で提供されている」フリーのドライバーを入れる必要があります。

GORRY氏のページのポリバケツI
thinkpad倶楽部の技術関連書庫のドライバー

以上どちらのドライバーでも問題なく動作するようになりますが、当然個人の責任で
組み込んで頂くようにお願い致します。(製作者の善意と言う事をお忘れなく)
まぁ、動作がおかしくなった等の文句なら、「当方」では受け付けましょう。
私で良ければ何か、問題解決に向けてお手伝い出来るかもしれません。

余談ですが、カーナビとGPSは若干ニュアンスが違います。GPSは
衛星の位置から緯度経度を数値として得ています。
ただこれだけでは大変なので、地図ソフトを使って数値情報を地図上の位置に
照らし合わせて表示しているわけです。(海上では緯度経度だけで十分ですし)

カー運用では当然、トンネルに入ったりビルの谷間に入ると衛星から位置情報を
割り出せませんので、位置をロストしてしまう可能性があります。
初期のカーナビはまさにこの状態でしたが、その後の技術開発により、移動速度から
ロスト中の位置変化を割り出したり、測定誤差によって海の上を走ったり
しないように修正されているようです。(昔は凄い場所を走ってた)

以上の事を踏まえてGPS運用すると、かなり楽しめると思います。



 今回使用したGPSキットですが、平成9年に5万円で購入したSONY製です。
実は購入した半年後の夏、秋葉原で大量処分が行われたそうで、1万円程度で手に入った とか・・・。(~_~;)

 現在インターネット上でこの機種を使った紹介が数多くありますが、殆どがこの時期に 購入したラッキーな人達のお話のようです。 (T_T)

 現在では生産終了しているそうですが、この後のモデルとしてIPS8000シリーズ が出ていますので、そちらを購入しても良いでしょう。(USBモデルみたいです)

 なお、同じSONYの小型アンテナ(VAI●用)は感度・性能の面で大きく 劣るらしいので、アンテナ設置が容易なIPS8000シリーズを探しましょう。(爆)



さて、このGPSユニットの設定で、一番の問題はドライバーのインストールでしょう。


通常、Windows2000のインストールされたL1にIPS5100を挿すと、
上記の様なエラーメッセージが出てインストールに失敗すると思います。
これは前述の通り、用意されているドライバーが対応していない為で、しかも
当のOS自体はこのドライバーを正規のドライバーとして認識してしまいます。

故にドライバーのインストールをする時は、事ある毎に「このドライバー」を推奨して
来ますが、それに従っているといつまで経っても正常にインストール出来ません。

ダウンロードした2000用のドライバーを使ってインストールをしてみましょう。





 まず、システムのプロパティーかタスクトレイのハードウェアアイコンのプロパティーで、ドライバーの更新画面を出しましょう。

 恐らく殆どの人が再インストールの経験はあると思いますので詳細は省きますが、ここで一覧選択は選ばないで下さい。

 「デバイスに最適なドライバーを選択する(推奨)」を選択して、「次へ」のボタンをクリックして進んでください。





 次に上記リンクからドライバーをダウンロードして解凍した
場所 (デスクトップが判り易いかな?)から新しく読み込ませる為に、「場所を指定」 と言う所をチェックして下さい。

 スペースの都合で省いていますが、「次へ」ボタンを押すと場所を指定する為の 参照画面が出てきますので、解凍したINFファイルのある場所を指定しましょう。




 ここがポイントとなります。ダウンロードしたINFファイル(上記のドライバー)を指定したにも関わらず、最初の「使えない」ドライバーを検索に行きます。(爆)

自分はこれに気が付かずに延々と繰り返して失敗しましたが、何の事はありません。

 皆さんは間違えずに、下の方にある

     「別のドライバを一つインストールする」

 と言う項目にチェックを入れて、次へ進みましょう。





 ここまで来ればもう何のアドバイスも要らないかと思いますが、 自分のダウンロードした ドライバーを選択して、インストールを完了してください。

 ちなみに、GORRY氏の所のドライバーは7番ポート、
index of ASUKAのドライバーは6番ポートで 認識するようになりました。

 後でポート番号は必要になりますので、覚えておきましょう。






しかし凄い環境でテストしてるなぁ。(´Д`;)

 いや、実はこの時雨が降っておりまして、外に出てテスト運用出来なかったんです。 (L1本体を濡らしたくないですし・・・)

 幸いにもこのGPSアンテナのケーブルは恐ろしく長いので、玄関にL1を置き、 アンテナを屋外に直接出せました。

 フラッシュを焚いて撮影しているので判り難いんですが、
実は電灯を 点けずに USBライトで操作をしています。(爆)

 雨の中を出たり入ったり、玄関でゴソゴソやっていると
外から丸見えなんですよ。(笑)

 ちなみに、下に敷いているのは 自作放熱板です。



 という事で、適当に屋根の上に置いて実験をしてみました。

 アンテナの真上には2階部分の屋根が張り出しているので、
巧い事衛星を追えるか心配だったんですが、見事に西の空の
衛星をキャッチし、3次元測定を開始してくれました。

 冒頭でも少し説明しましたが、このアンテナ(IPS5100)は
現在市販されてるGPSアンテナの中でも感度・認識速度共に
かなり傑作らしく、アンテナでは最強らしいです。\(⌒▽⌒)/

 最近VAI◎用に出たアンテナは手軽で使い易いですが、
固定局で一度これを使ってしまうと、手放せない一品です。

 また、ある程度の雨でも構造上問題なく使えると思います。




 実際に試験している時の画面ですが、見難いですね(汗)。
殆ど判りませんが、中心の矢印が現在位置を表しています。

 今回はL1に標準で添付されてるプロアトラスを使って
試験運用していますが、どこの地図でもIPS5100は対応
している様です。好きなメーカーの地図ソフトを使いましょう。

 自分としては、SONYナビンユーのゼンリン地図ソフトが
立体表示も出来て楽しそうなんですが、結構高いみたいです。

 まぁ、普通にGPSとして遊ぶにはこれで十分ですし、
本格的に カーナビとして運用する時に買っても良いでしょう。

 しかし、家の位置がバレバレですねぇ。( ̄〜 ̄)ξ







はい、とりあえず以上でGPS運用試験は終了です。(笑)
2000年に衛星の乱数誤差が廃止された為、かなり精確な測定が出来る
様になったそうですが、流石に道からハミ出したりしていませんね。

なお、下の写真で進行方向と逆に矢印が出ているのは、停止した際の
測定誤差であちこちに方角が振れた時にキャプチャーしたものです。

実際に使ってやら無いと中々出番の少ないGPSですが、車にいつも
積んでおけば、ドライブも一層楽しくなるんじゃないかと思います。

と言う事で、皆さんも是非リブレットでGPS運用を試してみて下さい。


2004/7 追記
先日訪問者の方から、リンク切れのご連絡を頂きましてチェックを行いました。
久しぶりにGORRYさんの掲示板を訪問すると、当方の記事が!。(;゜∀゜)=3

GORRYさま 大変申し訳ありませんでした!!
思えば当時、HP作成が面白くて書きまくり、マナーも知らずに登録していました。
過去のメールも確認しましたが、リンクのご相談をさせて頂いた痕跡もありません。
(俺って奴は一体何様のつもりだったんだろう)

本来であればTOPへお願いするべきでしたが、リンクを辿る説明が長くなってしまい
コンテンツページへの直リンクになってしまった・・記憶がございます。
この場でお詫びと、感謝の意を表明させて頂きます。(スイマセン、今からメールも照れくさくて^^;)

有難うございました!




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