−中古基板の購入タイミング−

さてさて、今回は基板を購入するタイミングに付いてちょいアドバイスしてみま
しょう。

当たり前なのですが、中古基板価格は常に変動しています。

オールドゲーム基板のマニアの方なら何度と無く体験している事と思いますが、
欲しかった基板が気付いてみたらすっかり値上がりしていて、手が出なくなって
いた、なんて事がありますよね。
逆に、折角高い代金を払って購入したら数カ月後に相場価格が半額になっていた
なんて事もありますから、一体どう言ったタイミングで購入すれば良いのか
悩んでしまいます。(笑)

そんな訳で、一消費者である館主から見た基板の価格変動を体験を交えながら
ちょいアドバイスさせて頂きたいと思います。
あ、今回の話は基板マニアな方には全然役に立ちません。(笑)
あくまで初心な方へのアドバイスでありますことご承知置き下さいませ。(^^;



−まずは館主の体験談から−

さてさて、館主の基板購入時の失敗談と成功談を幾つか例を上げてみましょう。

1.失敗談

・ときメモ対戦ぱずる玉
 この基板、発売したての頃は大変な人気でした。
 某基板屋さんへ問い合わせした時には
 「新品基板を希望するマニアの子のバックオーダーを8人抱えています」
 とも言われ、とても驚いた記憶があります。
 
 …マニアって恐ろしいですね、全く金銭に糸目を付けないのです…。(笑)

 いや、恐ろしいのは基板マニアと言う訳では無くて、当時のときメモラーで
 あったと言った方が正解でしたか。(笑)
 館主、当然1○万する新品基板なんてとても勿体無い気がしましたから、
 ひたすら中古が出るのを待つ事にしました。

 で、結局中古基板を入手できた時の価格は、発売後半年程経ってから
 マザー込みで10万5千円…。夏のボーナスがこれで飛びました。
 館主もマニアのはしくれいや、ときメモラーのはしくれ。(笑)
 当時欲しいものはなんとしても欲しかったのものでして…。

 しかし、皆様御存じのようにこの基板、現在では
 マザー込みで数千円程のもの
 です…。
 今買えば当時の出費で10万以上のお釣が来るのですから、なんだかとても
 悲しい気がしますね。(T_T)

・悪魔城ドラキュラ
 この基板も欲しくていたのですが、8年位前には7万円程の相場でした。
 ちょい手が出ないと諦めていましたが、それでも当時の価格はジリジリと
 値下がりが続いていまして、館主も購入のチャンスを伺っていました。
 そんな折、トライさんの広告に「3万5千円」と底値が付いた時がありました。
 余程買おうかとも思たのですが、
 「もう少し下がりそうだ。2万円台になったら購入しよう。」
 とその時にはつい思い留まってしまったのです。 

 半年程経ってトライさんにW氏とタンデムで赴いた時には悪魔城ドラキュラの
 在庫がたまたまあって、価格は「6万円」。
 それでも「きっとまだ値下がりする」と思い続けていたかった館主…。
 その時には悪魔城ドラキュラに目もくれず「ストII’と対戦用コンパネ等一式」
 なんて購入しているのですから、今考えるととても間抜けでした…(T_T)。
 最後は根負けして、某マニアから7万でドラキュラを購入する事になりましたが
 底値の時に買っていれば半額で済んだと思うと…悲しいものがありますね…。 

 現在ではこの不況にも関わらず、悪魔城ドラキュラの基板の相場価格はついに
 10万円の大台を突破した
 と言うのですから、ため息が出ます。
 (いや、基板があったと言うだけでも驚きですか…)(^^;

2.成功談

・ファイティング武術2nd
 さてこの基板、この半年の間に急にお目に掛からなくなりました。
 最後に聞いた市場価格は1万8千円、即売り切れでした。それっきりもう
 お目に掛かれておりません。なかなかマニア受けする基板のようです。
 今後価格は安定し、少しずつ値上がりが始まる気配があるような気がするの
 ですが決して気のせいでは無いと思います。
 結局1台は5000円の底値で購入しているのですから、昨年夏の購入の
 タイミングはまず正解だったでしょうね。


−価格変動の仕組み−

結論から言えば、これ、需要と供給の問題です。
…こう言ってしまうともう後が続かない気がしますね(笑)。(^^;

中古基板の出どこは殆どはオペレーターからです。
オペレーターがコインカウンターの回り具合を判断して、ある程度インカムが
落ちた時点で基板屋さんに売却するものです。
当然、オペレーターは人気の高い機種程なかなか手放しませんから、
市場は品薄状態となって、そう言った基板の買い取り価格は高くなります。
本当に欲しいマニアであれば、ある程度高額でも購入してくれる事が判っています
ので、基板屋さんも高値で買い取ります。
(当然、購入層はマニアに限らず地方のオペレーター等も控えていたりします。)
で、オペレーターが基板を放出するタイミングはまちまちと言っても、市場で
徐々に中古基板は流通が始まりますから、価格は自然に右下がりになって
いくのが普通です。

… … … … … … … … … … … …

−1月24日追記−
さるマニアの方から上記内容についてご指摘頂きました。
上記で使った「オペレーター」と言う言葉は、実は適切ではありません。
「オペレーター」は単なるゲーセンの意味では無くて、通常は個人経営のゲーセン
を指すものです。上記内容にはそぐわないものでした。
正しくは

・(個人経営の)オペレーターから中古基板を仕入れる事は殆ど無い。
・中古基板は、メーカーの直営店からか、または基板を中介する某会社から
 購入される場合が殆ど。

以下の文章でも「オペレーター」と言う言葉が使用されておりますが、ひらたく
ゲーセン」と意味を取って頂けましたら幸いです。皆様ごめんなさい!

さるマニアの方、御指摘どうもありがとうございました!!m(_ _)m

−1月25日、更に追記−
以下は某関係筋の方から頂いた情報です。
上記内容に更に詳細を追加させて頂きます。

一般に中古基板の出所は、基板屋さんにも寄りますが、
「大手メーカーのロケで使わなくなった中古基板」
「大手メーカーからの新古品」
「一般ゲームセンター(オペレーター)からの買取」
「新品販売店(ディストリビューター)からの買取」
「ゲーム機リース業者からの買取」
「中古基板販売同業者からの買取」
「普通の一般の人からの買い取り」
「海外からの輸入、もしくは逆輸入」

いや、色々とルートはあるものですね。(@_@)
ちなみにオペレーターからの基板の入荷が少ないのはさるマニアの方が
おっしゃる通りですが、これは最近オペレーターの基板の回転が鈍って
いる事が原因になっているようです。館主大変勉強になりました!

某関係筋の方、情報をどうもありがとうございました!!m(_ _)m m(_ _)m

… … … … … … … … … … … …

さて…実は上で述べたのは「ごく普通の」需要と供給のお話です。(笑)
実は、価格変動に影響する要因って色々ありまして、今回はこれに付いてもう少し
補足してみましょう。

1.海外業者の存在
最近でも某国の李さん(一応仮名と言う事にしておきます)はあちこちの
基板屋さんに基板の仕入れに出入りしているのでしょうか?
(…古い話ですみません。(^^;)

実は基板って海外にも良く持ち出されています。
得にアジア方面である機種の人気が出ると海外の業者は秋葉原近辺の
基板屋さんでそれをまとめ買いをするようになります。
「こにちは!私、そこの基板、全部買うね!」
とか言いながら、同じ機種をごっそり購入していくのですからたまりません。
こんな状態になれば、コンシュマーソフトと違って圧倒的に数が少ない基板は国内
の在庫が無くなってしまいます。(基板の生産数って機種によって異なりますが
普通は少なくて数百から、数千枚位の範囲です。ストIIが数万枚も売れたらしい
なんて例外もありましたけれど。)

例えば数年前はシューティングゲームがアジア方面で流行り、雷電2とかが品薄に
なって全然値下がりしない時期がありましたね。
又は「ドラクー○マイト」とか言う某社が万を待して発売した最高傑作なゲーム、
国内では当然のごとくコケてオペレーターの怒りもあらわでしたが、
何故か海外ではそこそこ人気が出たらしく、随分とまとまった数のサブボードが
流出しました。
で、これをうっかり買いそびれたマニアがいるものですから、国内で「3万円」
なんて価格を付けても売れてしまうと。(笑)
基板の価格ってゲームが面白いから高い、なんて事は必ずしも言えないのです。
国内に残っている基板の枚数が少なくなれば、当然値上がりします。

基板屋さん、できれば国内の長年贔屓にしてくれているオペレーターやマニア等
に基板を売りたくているのは承知ですが、営業努力で価格を下げると今度は
海外の業者がごっそり持って行ってしまうのです…。

こうなると国内の基板の弾が無くなり、流通が停止してしまう問題にも発展
しかねません。
さりとてそれを防止する為に値上げをすると、今度はマニアが購入してくれない。
そう言ったジレンマが今の基板屋さんにはあるのではないでしょうか。(^^;
新し目の中古基板が値上がりしたりする場合には、海外業者が絡んでいる場合が
多々あること、
知っていて下さいね。

ちなみに、その昔は国内で品薄になった頃合を見計らって海外業者がその基板を
持ち込んで良い値で売る事もあったようですが…
最近は殆どこの話は聞きませんね。
現在は一旦海外に持ち出されてしまった基板が逆輸入(笑)される事は殆ど無い
ようですし、向こうで「改造して使う」なんて話までありますから、
この話尚更ですね。

2.発売された新機種が全然売れなかったりした場合。
館主もたまには新品基板を購入する事があります。
…いや、そのまま新品の価格で買う訳ではありません。(^^;
皆さん、たまに「新品基板5000円」なんて基板屋さんの広告でご覧になった事
はありませんか?(笑)
ちょっと、「新品5000円」の例と原因を2つ上げてみましょう。

−新品基板が5000円になった例とその原因−
「サラマンダ2」
:偉大なる親を持った機種の悲しいところ。
 インカムが悪い話も祟りオペレーターが買わなくなってしまいました。 
「スーパーリアル麻雀PVI」:セガの「コンシュマー18禁の廃止」の時期直前に
 なって慌てたセタが家庭用に即移植してしまった為、オペレーターもインカム
 の悪さを考慮して購入を躊躇してしまいました。

実は、ディストリビューターで発注数を読み間違えた際に、こんな異常事態が発生
するのです。
「10枚売れる」と読んで発注したら、実は7枚しか売れなかった、なんて事が往々
にして起こり得るのですが、こうなると新品の基板と言っても残りの3枚は
不良在庫でしかなくなってしまうのです。

そうなると、どこかの段階で見切りを付けられまして、投げ売りだ基板ころがしだ
なんて事態になりしまして、結局は7枚売った利益が残り3枚の不良在庫のお陰で
全て帳消しになってしまう
なんて事になるそうですから、全くもって恐ろしい事
です。

あ、それから。
もともと売れるとゲームメーカーが見込んでいだのにゲームメーカーの営業が
実際に注文を取ったら全然予定数の注文が取れなかった時なども、処分の為に
卸値が安くなる事が考えられ、同様に価格が下がり易くなりますでしょうね。

3.あまりにインカムが悪かった場合。
さて、上で述べた現象とほぼ同じ事なのですが、オペレーターが折角購入した
機種が全然インカムが上がらなかった場合、少しでも損失を埋めようとして、
非常に早い時期に基板を売却してしまう事があります。

こうなるともう、一気に中古基板は市場に溢れ出て価格の下がり方は激しくなり、
ほんの数カ月程基板屋さんで中古基板が売れなかっただけで元が取れなくなった
なんて酷い状況も発生します。

ゲームセンターからあっと言う間にゲームが消えた例で言えば、その昔
「R−○YPE2」が一週間で消えた、なんて懐かしい話がありましたね。
それから、「ヴァ○パイア○イバー(○ンター)2」なんて、前作の稼動でモトが
取れないうちに単なる
バグフィックス版をタイトルだけ変えて新製品と偽って直ぐに売り出す
ものだからマニアは気合い入れて遊ばないわ、オペレーターも旧機種で充分と
考えて購入を躊躇し出すわで、あっと言う間に価格が暴落したなんて例も
ありましたね。
(「うちの経営戦略を模倣した」とMS社当たりが○プ○ンを訴え出そうですね。)(笑)

…これは上述の2番の項目が主原因で併せ技一本!と言ったところ
でしょうか。(笑)

4.その他、M○Sカセット(余談)
このシステム基板のカセットは、オペレーターが購入する際ディストリビューター
(兼中古基板販売業者)に対し、「おたくからカセットを買う代わりに後で買い
取りもしてくれるよね?」なんて条件を出されたりするものです。
オペレーターだって産業廃棄物にしかならないシロモノを抱えるのは嫌な事
でしょう。

でもM○Sカセットなんてクズが殆どですから、買い取りしてくれなんて言われ
たって本気で聞き入れたくなんかありませんですよね、本音で言えば
「シブシブ」でしょう。(笑)
できれば少しでも安く買い叩きたいところです。

それに当時ならばマニアは「家庭用NE○GE○」持ってましたし、SS,PS
にも移植されるわでしたし、業務用カセットなんて、そうそう需要がある訳では
ありませんでした。
更に、直ぐ海外版の業務用カセットも半値で入ってくるし、「買い取ってくれ」
だなんてまた随分と迷惑な話でしょうね。(^^;

そんな訳で、M○Sカセットの価格は直に暴落します。プレミアなんて付くはずが
ありません。購入を急がなくても黙って1本数千円位になります。
価格内訳の殆どは利益以前、基板屋さんの人件費と言ったところでしょう。
まあ「ビュー○」がマニアのデマゴーグのお陰で一時期ちょい高くなった位
ですか。(決してゲームの出来を云々している訳ではありません。)

余談ですが、
家庭用カセットがあまりの売れ行きの悪さに在庫の山抱えて、急きょ「受注生産
方式に変更する」だなんて発表した上に、SS、PSに手のひら返して参入を
し出した段階で、実はこのゲーム会社、「食い繋ぎ」体制に入っておりまして
既に終わっていたのは周知の事実です。
(そう言えば最近危ない話を聞いていましたが、どうやら某社が救済したみたいですね…。)
*結局再建不能で潰れちゃいましたね…。2002/2/10ツッコミ

まあ、あのゲームの毎年の恒例行事が今年もある事を、往年の格闘技ゲームの
ファンの為に素直に祈らずにはいられません。

…横道にそれてしまってすみません…。f(^^;

5.販売本数がもともと少ない場合。
例えば「NEO Mr.Do!」でしょうか…販売本数は記憶曖昧ですが、数百本
だったと聞いております。
あのMr.Do!の後継機種ですので、もの好きなマニアが欲しがりましたが、
…とにかく弾がない。

無いものとなると、余計に欲しくなるのがマニアと言うもの。価格も他のM○S
カセットよりも随分と高めで中古販売がされてましたね、結局落ち着きましたけど。
又、冒頭で述べた「悪魔城ドラキュラ」の例でもそうですが、とにかく希少なもので
名が通ったものは、やはりマニアが言い値で購入してくれますので価格が高め
でも在庫は掃けるのでしょう。
そう言えばその昔、某基板屋さんでの「イシターの復活」の店頭オークションで
「13万円」でストップが掛かった、なんてバブルの頃の懐かしい話も
ありましたね。マニアはこれだから…(笑)

6.基板屋さんの折衝力と体力
皆様お気付きでしょうが、基板屋さんによって
ある基板が高かったり安かったりして
一定ではありません。

そう、これって仕入れ値と会社の維持費の兼ね合いで決まるものでしょう。
「いくらで購入していくらで売れるか?」
これをオフィスの家賃や従業員への給与等の維持費を考慮して価格を決定する
のでありまして、更に相場価格の読み等も考慮されて価格に差が発生してしまう
ものなのです。
少しでも安い仕入れ先を見つけ、少しでも高く売って多く利益を出すのが理想
でしょうけれども、同業他社もあるのでそう毎度うまく事は運びませんでしょう。

あまりに価格の競り合いばかりになれば市場価格は荒れ、
…結局は同業者全体で不幸になってしまうのですけれどもね…。

まとめ−
皆様、色々と取り留めのない話ばかりでしたが、中古基板の価格って色々な要因
が重なり常時変動するし、お店によっても値段が異なる事もあるのだと言う事を
知って頂ければ幸いです。
お店が一方的に暴利を得ている訳ではありません。
(その昔ファ○通の某三文漫画家が「中古基板業者はボロ儲け」だなんて酷い
漫画を描きましたが…あんな事はありません。)
そう言えばフ○ミ通で最近見なくなりましたねこの漫画家…


基板購入の際のポイント
さて、色々と取り留めの無い話で濁してしまいましたが、館主から基板を購入する
際に皆様にしたいアドバイスは、以下の通りです。
(人によってポリシーが異なりますので、とやかく言う筋合のものでは無い事、
重々承知はしておりますけど。)(^^;;;

1.入手し易い基板よりも入手し難い基板を優先して購入する。
例えば2枚欲しい基板があった場合、「どちらを先に遊びたいか?」では無くて
「どちらが入手し難いか?」と考えて優先順位を決めるのが後悔しない策です。
その時の価格が同じであっても、後の値段の変動を基板屋さんにアドバイスを
貰いながら購入する方を決定しましょう。
購入のタイミングを誤ると、基板の場合は二度と入手できない可能性があるの
です。「グラIV」を購入するよりは、「与作」が先と言う事ですね。(笑)

2.純正インストにこだわるのであれば、早めに購入する。
インスト類は年を追う毎に、人手を渡り歩く間にどんどん汚れたり紛失したり
するものです。
例えば「ときメモ対戦パズル玉の上物ポップ」などは、現在は諦めざるを得ない
ものです、と言えば判り易いかも知れません。
年数で言えば、発売後数年以内が目安でしょうか。

購入のタイミングを誤ると二度とインストが入手できない可能性もあるのです。
「トランキライザーガンが10Kだったけど、インストがコピーだから諦めた」
なんて、そこまでこだわる人はまさかいないでしょうけど。(笑)
勿論インストはある程度古い基板であった場合には諦める割り切りも必要に
なってくると思います。(^^)

「基板は遊んでなんぼ」と考えられる真っ当なゲーマーなら
インストなんてえ紙切れにあまりにこだわり過ぎるのは止めましょう。

無いものは無いのですから。

3.チャンスだと思ったら即購入しておく。
例えば「ROMボード版グラディウス」が良い例と言えば、マニアな方なら
お判りになるかと思います。
欲しくてもなかなか入手し難い基板があった場合、価格をとやかく言わないで
さっさと購入してしまうのが後悔を生まないコツです。
新品基板なんか必ず値下がりしますので、そう言ったものには手を付けないで
おいてあらかじめ経済力を温存しておきましょう。決断を誤れば後で死ぬ程
後悔します。
マニアが一番恐れるのは「二度と入手できない」事です。
だれしもが例外無く実際に痛い目にあっているでしょう。

4.価格の動向(底値)を見極める
前述した基板価格の変動要素については基板屋さんからのアドバイスを貰い
ながらインストの件を絡めつつ購入の判断をしましょう。
例えば館主、「ときメモ〜」の購入タイミング、インストの件を考慮しても1年は
早かったですね。(T_T)
まあ最近は「インストが付いていたらラッキー」位に考えるようになりました
けれども。(笑)


−総まとめ−
基板の購入って、チャンス的な要素も多いです。数も少ないですし。
館主はと言うと、欲しい基板でインスト付きがある場合、数千円位の値差なら
迷わずインスト付きの方を選択していたりします。
入手できるうちにゲットしておいて、後になって後悔しない為にです。
(某基板屋さんでインストの有無で基板に値差を付けていたのはうまかったです
よね。)
皆様に館主の真似をしろ、と言うつもりはありませんですが、
まあこう言う考え方もあるのだ、位にお考え下さいましたら。(^^)

基板屋さんの一層の営業努力で基板がより安くなるのに越した事は
ありませんですが、基板と言うものは希望価格に落ちるのを待っているうちに
入手する機会を失い、悔しい思いをする場合が結構あり得ると言う事も
皆様知っていて下さいましたら。
多少値差はあってもチャンスと思い購入する方が賢い場合もあるものですよ。

−某基板マニアの格言−
「あった時が買う時」
                               文責:館主



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