| −こいばな第12話−
 悲惨なゲームグッズ…
 
さてさて、久しぶりのUPです。
 世の中には物の価値観が理解できない凡人な方々が沢山いらっしゃいます。
 (こいばな第8話でも言いましたね。)館主の宝物の「ワンダーモモテレカ」なんぞ
 知らない家族から見ればただのマンガ絵の入ったテレカであって、間違えて実家
 に置いて来て見つかったら最後、使い捨てされてしまうのがオチと言うシロモノ
 です。
 
 今回はそんな価値の分からない家族を持ったがゆえに悲惨な目にあった、身内の
 玉ちゃんのお話をUPしましょう。
 
 
 
 
−7月某日−
 
 基板が色々入荷したのを聞いて、玉ちゃんがご来館。早速遊びモードに突入。
 「バトルトライスト」のボンテージ姐様に萌え萌えになり、「ポケットギャル」の
 ギャルの脱ぎっぷりに感嘆したり、ドルアーガの塔のカイちゃんのドット絵に愕然と
 したり、「プレイガール」の御褒美が最後の2枚を脱がないギャルと分かり怒り狂っ
 たりと、とにかく濃い一日が過ぎて行く。
 (なんか方向を間違えているような…)
 
 やがて館主、一通りのプレーを堪能し終えた玉ちゃんに最近入手した
 ゲームグッズを見せびらかすことに。
 グッズはGTYさんのご好意で頂いた「コットンブーメラン」の寿湯のみ茶わん。
 実は館主、自慢で仕方が無い。
 
 館「いや、これ見て見て!いいでしょう!ねえ、コットンの湯のみ!!」
 (↑まるで子供のよう)
 玉「…コットン湯のみですか、いや、実は私も『パノラマコットンの湯のみ』
 持ってまして…」
 館「え…!!!!!?」
 
 …実は館主、「パノラマコットン」の湯のみが欲しくてたまらなかったのだが、
 経済的理由で涙を飲んで購入を断念、後で死ぬ程後悔する事になった経緯が
 あったりして、玉ちゃんの一言が刹那にとても悔しくなったのである。
 
 …が、実はこの話、これだけでは終わらなかった…
 
 玉「でも、実は今、湯のみは
 実家の爺様が使っているんです…」
 
 館「ええええええええ!!!!!(再びびっくり)
 …なんて勿体無いいいいい!!」
 
 思わず呻いてしまう館主、しかし、それに構わず話を続ける玉ちゃん
 
 玉「いや、学生時代、どうしても実家を開けちゃうでしょう、実家にいない間
 お袋が湯のみを見つけちゃって、それを出しちゃったんですよねえ。
 …もう、茶シブだらけで見る影も無いっす…ははははははは…。」
 
 …なんとも勿体無い話、…事態を理解した館主、我が事のように思えて
 思わず頭が痛くなって来た…
 
 館「ああああ、なんて勿体無い……」(何と言っていいか分からない館主…)
 玉「はははははは…」
 
 … … … … …
 
 程無くして玉ちゃんはご退館、楽しかった一日ではあったが、その日一日は
 「茶シブの付いたコットン湯のみ」が館主の目の前にふわふわと浮かんでは
 消え、数日間は心のトラウマになってしまった程の、今回はなんとも悲惨な
 こいばななのであった…
 
   
GTYさんのご好意で頂いたコットンブーメランの湯のみ。 勿体無くて使えませぬ。何でも館主はご来館の方々一人一人
 に見せびらかして、たいそういぶかしがられてます。
 
 
 
          -館主談-
 
 玉ちゃんのご家族ばかりではございません、全く世の中、価値の分からない方々
 が少なくないような気が致します。
 館主も昔、大切にしていた「ギャルズアイランド1」を「お袋捨て捲り攻撃」の被害
 に会い、再度入手するのに5年の月日が掛かったりしたのでございました。(T_T)
 
 皆様も大切なゲームグッズ、くれぐれも肌身離さずに持たれていた方が
 身の為かと思います。
 
 …むう、なんか今回、湿っぽいような。(^^; わはは勘弁して下さいね。
 
 
 
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