| −こいばな第10話−
 
 戦闘違い
 
さてさて、1999年GWのこと。館主の愛機、Mac7100/80AVの調子
 が思わしく無い。GWで実家に帰って来た館主、その足ですぐさまMac教祖、
 W氏のご自宅にお邪魔することに。
 愛機復旧をお願いするからには手ぶらでは行けまい。
 PSソフト「あり○in○イバーラン○」を手土産に持っていくこととした。
 
 実は館主、W氏には
 
 「このソフト千○麗子のソフトハウスのやつで、アドベンチャーギャルゲー
 で『歌あり、ミニゲームあり、戦闘シーンありのギャルベンチャーでこんな
 贅沢なゲーム見たこと無い!?』と彼女自画自賛していたゲーム
 なんですよ。」
 
 と事前に伝えてあった。W氏も少しは期待している模様。
 (「ギャ○ベンチャー」の造語、ただただ恥…(略)。)
 
 早速Macの館W氏宅におじゃました館主、ソフトをW氏に手渡しながらの
 こいばな開始。
 
 W氏「…では、早速セントーシーンのあるゲームをプレーさせて下さい!」
 (いそいそと期待している様子。)
 館主「おお、やってみましょう!!」
 
 早速本体の電源を入れてプレー開始。
 
 W氏「あー…、画面はきれいなんだ…」
 館主「まあ、でも、氏の知識なら内容は笑っちゃいますよ。とにかくこれは
 「ゲームなんだ」(注:いや「ゲーム」と言うと語弊があります)
 と割り切ってプレーして下さいね。」
 … … … … …
 W氏「… … なんですか?…これ?」(みるみる曇り出す顔)
 館主「いや、…まあまあ…(^^; 」
 
 やがて画面が切り変わり、3Dポリゴンの戦闘シーンが始まった。
 
 W氏「これ、どうやったらいいの?」
 館主「いや、テキトーにボタン押していれば、この戦闘シーンは、…」
 
 W氏「え…!?、…これが銭湯シーンなの?」
 
 館主「… …えっ、…えっ? … …」
 W氏「… …もおいいっす… …。」
 
 おもむろにリセットを押して落胆した様子のW氏、
 一瞬理解に苦しむ館主…
 
 やがて事態を理解。
 ギャルゲー大好きな館主が持ち込むゲーム、W氏には先入観があったもよう。
 W氏は「セントーシーン」を聞き間違えていたのである。
 
 なにせW氏、格闘やらアクションものは無縁…
 … … … … …
 
 W氏「…そうそう、このゲーム(勝○に桃天使)お返しします。」
 (既に興味が失せ即刻話題を変えるW氏。)
 館主「どうでした、このゲームは?」
 W氏「…4パターン全てあっと言う間に終わりました…。」
 館主「でしょでしょ!玉ちゃんは『朝試しに電源入れてみたら出勤前に
 終わってしまった』と言っていたし!!(^O^)… …」
 (以下危険に付き略。)
 
 めげずに会話が続く、なんともこいばな好きな漢二人なのであった。
 
 … … … … … …
 
 千○麗子様の弁護かどうかは知りませんがこのゲーム、後半期待通りの
 入浴シーンもあり、その筋の方々(館主含)のツボを心得ております。
 
 その昔バ○○イの営業マンが
 「うちのソフトはゲームではありません、キャラクターグッズです!!」
 ときっぱり言い切っていた潔さ(実話)をふと思い出してしまう
 今日この頃な館主なのでありました。
 
 
 
          -館主談-
 先入観がヌカ喜びに発展しないよう、時には「クソゲーですよ」とはっきり真実を
 伝える勇気が交友関係には必要であると痛感した館主でございました。
 
 
 
 
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