<ANAカードのポイント移行のしくみ>
『年会費とは別に移行手数料2100円が掛かる??』
ANAカードにはいくつか種類がありますが、
買い物などで使う際には直接マイルが貯まるわけではありません。
一度“提携先”のポイントが貯まり、そこから“マイレージに移行する”というしくみになっています。
例えばANAカードには次の種類があります。
◇ANAカードVISA/Master(三井住友カードとの提携カード)
◇ANAカードeLIO(ソニーファイナンスとの提携カード)
◇ANAカードJCB
◇ANAカードダイナース
このうち三井住友との提携カードを作れば、一度三井住友のポイント(ワールドプレゼント)が貯まり、
そこからマイレージに移行する手続きが必要です。
同じようにソニーとの提携カードを作れば、
ソニーのポイント(ポイントリワード)が貯まってからそれをマイレージに移します。
このとき移行手数料として発生するのが2100円です。
ちなみに。三井住友との提携カードに関しては、08年4月からこの移行手数料が6300円となるようです。
要は改悪ですが…マイレージを貯めたい方は受け入れるしかないようです(泣)
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ANA移行手数料6300円へ(08年4月から)
<都度マイルへ移行するコースがオススメ>
マイレージへ移行するには2つの方法が選べます。
◇自動的にマイルへ移行するコース
◇都度マイルへ移行するコース
このうちオススメなのは“都度マイル”のほうです。
例えば毎年マイルを使う方はどちらでも同じかと思いますが、2年に1回程度の利用なら“都度マイル”で十分です。
“自動的マイル”なら移行手数料が毎年2100円掛かりますが、
“都度マイル”なら…移行した年だけ手数料2100円が掛かります。
都度マイルを選んで“年に数回”移行しても手数料は2100円のままです。
毎年マイルを使うし面倒クサイ…という方は別ですが、最初は都度マイルを選んで様子を見たほうが無難かと思います。
有効期限もそちらのほうが延ばせますので“都度マイル”の選択がオススメです。
<手数料の影響度>
マイルの移行手数料について書いてきましたが、年会費の場合とは違い節約するのは難しそうです。
強いていえば“まとめて都度マイルで交換する”ことになりますが、毎年使いたい人は結局発生してしまいます。
しかも2100円でも痛いのに6300円になってしまっては…ANAカードの優位性自体が多少揺らいできます。
カードを多く使う方は6300円も薄まりますが、カード利用をあまり使わない方にはその影響は大きいです。
もともとANAカードは“マイレージの使い方”によって還元率が変わってきます。
低還元な使い方では他のカードのほうがオトクです。
・
国内航空券との交換に使う(高還元な使い方)
・
楽天/Edy/Tポイントなどへの移行(低還元な使い方)
もし航空券などに交換しない場合は“他のカード”を検討してみましょう。