うちの子供は、オモチャの車でトレーラー遊びをするのが好きで、
「これにもヒッチ付けて〜」と言ってくる、

私は冗談で「三輪車にも付けてやろうか?」と言ってしまった  (*゚ロ゚)ハッ!!
子供のカオを見ると物凄い喜んでる、いまさら冗談とも言えない雰囲気である、
女房にも「あ〜あ〜、楽しみにしてるよ〜」と突付かれる、

しゃーない一丁頑張るか!

この日からDIYショップ通いが始まる、
連結部分をどうするか!
タイヤや車軸をどうするか!
スケールサイズをどうするか!

問題はいっぱいある、なんせ参考になる前例が無いのであるから(^^♪

スケールサイズは牽引車の三輪車とのバランスも考えながら、
「子供が乗れる」「三輪車で引張る」を考慮して決めました、




車体寸法は本物のトレーラーの全長×全幅×全高の比率をスケールダウンしてそのまま使いました、


必要なものを一通りそろえて設計図は頭の中だけで一気に始めちゃいます、



六枚のパネルを切り、窓枠をジグソーで開け、



万能ヤスリでシコシコ、見えるところには釘が出ないように箱の組み立てには
木ダボを埋め込みます、



サンダーで一気に磨き上げ箱形完成!




このあと徹底的にR出しをしました、子供が使うものだからね、(*゚ー゚)_



続いて足回りです、タイヤはエアータイヤを使いたかったけど、
このサイズが無い(>_<)
仕方無しに子供用自転車の補助輪を流用します、曲がってる部分は切り落とし、
同寸のアルミパイプに固定、
幅は子供が乗ることを考慮し、車体より多少幅広にしておきました、

次にシャーシを作ります、ヒッチの高さを計算に入れてカサ上げします、



これでは心もとないので、真ん中にも追加、





塗装に入ります、



屋外保管になると思うので、防腐剤保護剤入りの油性で 木目を生かせる薄いオーク色です、

このときにふと フロント収納庫も面白いな〜と穴あけ、
小さな取っ手を取り付けると結構いける!
プロパンガス二本積みだ、(すみません、ヤ○ルトです(^^♪)




前輪が無いと困るけど、牽引時には邪魔なので、ここはこだわって、
高さ調節できるように工夫、イレクターパイプを使いました、
ブレーキシステムは実車のものを忠実に再現しようかとも考えまして、
やれる確信はあったけど、どんどん重くなっていきそうなのと、
使うのは子供だということを考えて却下、ブレーキ付きキャスターに留めておきました、




ここからは牽引車側のヒッチメンバー製作です、
途中の写真はありませんが、形にこだわって本物っぽく作りました、
こればっかりは「木」というわけにもいかず、鋼材を溶接してワンオフです、
デザインはアメリカンの「ドロータイト」風です、




日本広しと言えど、ヒッチ付き三輪車はこれだけだろう、


牽引装置を取り付けます、
トレーラーが水平になるように調整して固定、




ボールの抜け留めにカラビナをチェーンで付けます、これが本物の緊急離脱ブレーキみたいでしょ(^-^*)/

この時点で横から見てみるとなんだかズングリムックリしている??
シャーシが主張しすぎだな〜と思い、大幅にカット再塗装、



これでよ〜し、

塗装を三度塗り重ね、ポリッシュで磨き上げ、トビラに取っ手を付けて、

あまり後ろの方に乗るとひっくりかえるので、中に子供イスを作ります、
背もたれで座る位置が後方にならないようにしました、
スポンジを重ねて、生地は手芸店で買い、ホチキス留めです、
でも女房からの要望でお買い物時に荷物が載るようにイスは本体に固定せず、

天井には、ベンチレーターカバーとミニヘキを付けます、

これでほぼ完成、




さっそく近所のスーパーまで用も無いのにお買い物です、



荷物(お菓子)はトレーラーに積み込みます、




前輪シャフトの上に回せるハンドルを付けました、
飾りですけど、




オフ会にも持っていきました、

子供達みんなで遊んでるのを見ると作った甲斐があるというものです、








車体にTMLのステッカーチューンをしちゃいました、
オフ会用に賢司の名刺も作ってあげました、予備軍卒業だからね、
でも 恥ずかしがっちゃってあげられないみたいだけど、



今後、小さなソーラーを積んで、LEDでテールランプ等を点灯させたいな〜、

女房に「もう子供のじゃあ なくなってない?自分が楽しんでるでしょ?」
と言われて、言い返せない自分がいます。(^^♪




              ★ おしまい ★








        ★ LEDでピカピカトレーラー ★