ダンスや舞踏の経験は不要です。どなたでもご参加いただけます。 穏やかな稽古を中心にして、舞踏的身体や動きを指導いたします。 1980年代、山海塾がフランスでデビューし、Butoh Danceは欧米で一挙に有名になりました。ボスの「天児 牛大(あまがつ・うしお)」(2024年、逝去) は当初、野口体操に基づく訓練を紹介していましたが、ある理由から語るをやめました…。 レッスンでは、野口体操から展開した舞踏的身体訓練についても適宜、紹介いたします。
土方巽・大野一雄らが暗黒舞踏を立ち上げたのが1950年代、それからすでに70年以上が経過しました。海外ではそれぞれの国のダンサー達が自らをButoh dancerと名乗り、様々なスタイルのbutohが展開され、日本発の舞踏には束縛されない、それぞれのbutohが展開してきました。その間、土方巽、元藤Y子、大野一雄・慶人…、和栗由紀夫、そして山海塾・天児牛大も天上に向かってしまいました。 そうした中で、偶成天は自らの生まれ・身体・感性・思いに即して、それぞれの人にとっての「舞踏」を長年追求してきました。これまでの舞踏家・舞踏グループによる舞踏の歴史を踏まえながらも、あらためて一人一人の「舞踏」を探り続けています。 35年余の舞踏活動を通じて、アメリカ・ヨーロッパの各地域50余都市で公演・ワークショップを行ってきた偶成天は、毎年夏、海外からの参加者とのワークショップを実施して今日に至っています。 偶成天 森田一踏