仕様あれこれ                                      トップページヘ  

〔家の構造にかかわる部分〕
基礎
  屋根   外壁  雨樋  玄関ドア    天窓  雨戸
(24時間計画換気のための)換気機器

〔設備や間取りにかかわる部分〕
キッチン  給湯設備  風呂  洗面所   トイレ  
     天井     廊下  階段  室内ドア  
リビング&ダイニング  1階和室  主寝室   子供室  ロフト
収納   下駄箱   
照明 LAN回線  電話回線  TV回線 
冷暖房  シーリングファン 
網戸  クロス  カーテン 
ベランダ 
吸気口の位置 

〔外構〕
外構


〔もろもろ 雑感〕
◎「ショールーム」を回るっていうこと
◎注文住宅って?
◎ダイニングセット(サントリーの樽から生まれた家具)
◎目指せ!コストダウン
◎色のトータルコーディネート

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〔家の構造にかかわる部分〕

基礎

  我が家のこだわり・・・というより、建設会社のこだわりで、基礎を高くとり
  地面から床面の高さは60センチになるそうです。
        こんなに高い基礎を造っていただけるって、とても有り難いです。
  
  床下は、ゴムパッキンと換気口(こちらは補助的に)の併用が、春日建設の標準の施工ですが
  うちは、ステンレス製パッキンと換気口(こちらは補助的に)の併用にしてもらいました。

      今回、夫のこだわりで基礎パッキンにはステンレス製のダイカラットという製品を使ってもらいました。
           

      施工は順調だったのですが、唯一手間を要したのが、この部分です。
           
      通常の樹脂パッキンは広い面で力を受けますが、ダイカラットは(主に)4本もしくは5本の足で基礎に力を伝えます。
      写真の部分は玄関周辺で基礎の幅を少し狭め、発砲スチロールの断熱材を基礎コンクリートと一緒に打ち込んで
      ある部分です。配置の都合上、ダイカラットの足が断熱材の部分に載ってしまったので、天端のモルタルを崩して
      少し沈んでしまい、堅い木で作った薄い楔を打ち込むことで修正しました。
      ダイカラット自体は優れた製品だと判断して採用をお願いしましたし、春日建設としても初めて使用する資材である
      ことから、開発・販売元の(株)国元商会に基礎図を送って必要数を確定する等の慎重な姿勢での使用だったの
      ですが、ダイカラットと基礎断熱という二つの新しい技術の接点で起きたマイナートラブルだと思います。
      
ダイカラットを採用する事で基礎パッキンの経年劣化の懸念を一掃することができました。コストに見合う選択だと
      満足しています。


屋根

  妻が好きな切り妻に。夫も好きだっていうし。
        夫は、妻面の小屋裏に窓を作りたかったんだって。
        万が一、計画換気の換気機器が使えなくなっても、窓を開けての換気がうまくいくように
        家の最上部に(温かい空気は下から上に上がるから)窓を作っておきたかったんだそうだ。       

  ほんとは(妻は)切り妻で瓦をふきたいところだけど、重さと予算の関係で瓦は断念。
  勾配は、風に対する強度などや美しさ?で5寸〜5.5寸勾配くらいで造りたいという建設会社の
  意向はあったけど、北側斜線の関係で、建設会社さんには妥協してもらって4.5寸勾配になりました。
        あまり堂々としすぎなくて、品のよい勾配ではありますが
        敷地内からは屋根が見えないとか、小屋裏の高さが低い・・とか、贅沢なつぶやきも実はありますが。

               ↑あっ。5.5寸にしても敷地内からはやっぱり見えないだろうなぁ。
                 「見えるわけがない」と、夫に一笑にふされた 妻です。


  材質としては、価格は高くなるけど、ゼロアスベストのものを使うほうが、
  何十年後かに屋根のふきかえするときに、環境に負荷をかけないような気がして
  松下のレサスシリーズの、深い緑色に。

  壁材を決める前だったんだけど、壁の方針が明るい黄色ってことなので、グリーン系がいいかな・・なんて。

  図らずもグリーンゲイブルスと相成ります。 (「赤毛のアン」の愛読者です。>妻)

        安易に好みで決めちゃった私たちですが、われらの愛読書「二百年もつ家がほしい」には
        「簡単に決めてはいけない」ということで
        軽量化を考えると切妻、風を考えると寄棟、将来の修理コストを考えると切妻、
        軒に優るクーラーはないと考えると寄棟、屋根裏利用を考えると切妻、
        壁へのダメージ・雨じまいを考えると寄棟・・・と考え方が示されています。
        本当に簡単に決めてはいけないんですよね。。 


  あと、軒の出を70センチにしました。「軒の大きい家がいいな」と思って。
  でも、仕上がってみると、1階部分には屋根がない総2階ということもあって、
  70センチくらいでは、あまり軒が大きい感じがしませんでした。残念。。  

外壁


  はじめ、黄色系のジョリパットを予定。自転車で付近の家をきょろきょろ見てあるき
  「この家、いい感じ」という家に目星をつけ、それがジョリパットの家だった。
           ジョリパットって、アイカという会社の外壁仕上げ塗装のシリーズ。
           http://www2.aica.jp/products/shouhin/jolypate/index.html 

  こっそりジョリパットの色見本と照合させていただいた。
  サイディングも考えたけど、予算的に安いサイディングになるので、あまりイメージがふくらまず
  気乗りがしなくなったこともある。(夫)    
       
  根拠のない印象だけど
  モルタル仕上げで吹きつけ塗装をした家って、ちょっとテカリが出る感じがするけど
  ジョリパットの仕上げって、もっと自然な感じの色合いに見える気がしました。

  ・・・・と、ほとんどジョリパットのつもりだったけど、
  サイディングも捨て難く、ジョリパットと、サイディングの間を、いったりきたり。

  で、結局、黄色系のサイディングにしました。
       はじめ、妻は 「おー、日本の家!」って感じの外観の家に憧れていたけど
       準防火地域であることとコストを考えると、そういう夢みたいなことは言ってられなくて
       で、ジョリパットかサイディングかっていうのが、妥当な選択肢かな?と悟った次第です。
       2つを比べたとき、ジョリパットより随分安く仕上げられるサイディングもあって、
       価格の魅力もあって(たまたまニチハのそのシリーズに気に入った色もあったからですが)
       サイディングに傾きました。
       で、結局、最後の最後に、同じような色でサイディングのグレードを上げてしまったので
       結果的にジョリパットで仕上げるのと同じくらいの値段になってしまったので
       今となっては、「うーん、なんでサイディングにしたのかな」ってところもありますが。。
             サイディングとジョリパットを組み合わせる仕上げなんかもあるみたいですが
             複雑さより単純さを好む私たちなもので1種類だけのサイディングで仕上げてもらうつもりです。
             あまりにさびしい??? 
         ベージュとか、グレーとか、落ち着いた外観の家が世の中やっぱり多い気がして
         黄色って、かなり家一軒分で仕上げるとかなりキョーレツな家になってしまうかもしれなくて
         私たちにしたら、ものすごい冒険なんですが、
         落ち着いた家よりも、元気がでるような色の家にしたい気持ちがありました。  
                           どうしよう、仕上がったら、くらくら目まいがしちゃったりして。(笑)
  

       あと、無地のサイディングをはって、現場で塗装してもらうってやり方もあるみたいですね。
  
  具体的には松下とニチハの外壁材を検討して
  黄色系に幾つもの種類がある、ニチハのものに。
       (この秋、無地に近い?シャトーウォール調というシリーズに、何色か新しい色が出ていたんです)
  ただ、無難ではないかもしれない「色」ものだし、面積も大きいので、
  サイディングをはってから「こんなはずじゃなかった」っていう事態は避けたかったので
  神田のニチハのショールームで黄色系の中でも幾つかに絞って
  営業所に問い合わせて、希望のサイディング材を使った建物の所在地を教えていただき
  現実に建っている姿を見に行ってきました。
  窓のサッシの色が我が家の予定とは違ったけど、それでも「家」の実物大で見られたのは良かった。
  
  ただ、釘うち式にするか、引っかけ金具式にするかは、迷いました〜
  ほんの少し色みが違うだけで、釘うち式と、引っかけ金具式とあったんです。
  釘うち式でやると、全体で50万ほど安くなります。

  ここで50万マイナスが出れば、収納関係の造作や照明に力を入れられそう。。。

  う〜ん、う〜ん・・・・・と、何日も悩んで、
  結局引っかけ金具式のものにしました。
  安さも追求したかったけど、引っかけ金具式は、サイディング材も厚みも増すし、材質の耐久性も
  増すようだったので。

         性能と金額的な妥協点を検討していくと、こんな形になりました。

雨樋

  われらが愛読書、伊藤勝さんの「二百年もつ家がほしい・私の家づくり奮戦記」によれば
  雨樋は、思いの外耐用年数が短く、またその接合部から、家本体への傷みも波及しやすいようで
  ほんとは付けたくなかった。
  でも、非常に地下が湿っぽい敷地の我が家のこと。
  雨水が全部家の周りにしみ込んでいくよりは
  雨樋→排水升→下水へと流れてくれたほうが、家のためには良いかも?と、やっぱり付けることに
  しました。 

  雨樋を伝う水をすべて排水升に流すのではなく、「溜め池」的な容器を設けて
  それを庭木の水やりに使ったりすることも考えていますが、詳細はまだ未定。
      でも、大がかりで高価なタンク式のものではなく
      雨樋から比較的簡単に施工できるタニタハウジングウェアの「パッコン」みたいなのが候補。
      洗車にも使おうと思ったけど、酸性雨の雨水では塗装にはあまりよくないかな?

      →余りマメに暮らせてなくて 「パッコン」の威力を発揮させてる余裕がない〜
      そうこうしているうちに うちのいたずら坊主が 「パッコン」に砂利を放り込んで遊んでる姿を発見!
      周囲の枡を掘り返し 砂利を抜いて・・・大騒動となりました。 なんだか、もう・・・あぁ・・・

  敷地の隣り合う一軒に、蔦のからまるお宅があります。
  我が家より背が高く、随分落ち葉もとんできそう。。
  そのお宅に面する屋根の雨樋には、落ち葉でつまらないよう、網をかぶせてもらう
  ことにしました。 


玄関ドア

  断熱仕様の親子ドア。トクヤマ・シャノン。
  ガラスをたくさん使ったドアは落ち着かない気がして、ガラス部分の少ないものに。

      妻は 木製ドアに、ちょっと憧れがありました。はははっ。
      でなかったら、引き違いの開き戸とか。

  妻は別に親子ドアでなくてもよかったんだけど
  夫が、大きく開けられるほうがいいって。
      でも、高いんだよねー、親子ドアになると。 

  →このドアの内側の真っ白です。
  ところが、そこについた 泥汚れがまるっきり落ちない!
  今日届いた「われらFP家族」vol.23 に ガデリウス株式会社のスウェドアという木調ドアの広告が
  載ってて とっても うらやましい思いにかられてしまいました。 (2005年9月末) 

 

  YKKのエピソード100というシリーズ。 
      すべてペアガラスで、外側がアルミ、内側が樹脂製の断熱サッシです。
      色はブラウンと白が同じ価格で一番安かったので、水垢の目立たないであろうブラウンに。
      内側の色は、1階和室のみ木彫として、あとは白。    

  道路から見える角度にある掃き出し窓のガラスは、下半分が曇りガラスになっている「しぼり」に
  しようかと思ったけど、普通のペアガラスとの差額が定価で12万にもなるので、断念。
  日中もレースのカーテンで過ごします。

  更に、ピアノを置くリビングの隣地との境界が近い窓については、
  内側にももう1枚窓をつけて二重窓にしてもらう。

  南側は遮熱ガラスに。

  1階の窓と、2階のベランダに出る窓は引き違いで、2階の子供たちの部屋などはすべり出しに。
  すべり出しのほうが、気密性は高いようですが、
  大きく開ける解放感の欲しい1階リビングなどは、引き違いに。

  窓の位置については、夏にクーラーなしでも涼やかに暮らせれば・・と期待を込めて
  (我が家の辺りでは夏に風が吹く)南から 北に 風が一直線に抜けるよう
  わざわざ考えたってほどではありませんが、配慮しました。

  それと、家を建てることを決めてから、ほかの家のことがあれこれ目につくようになっていて
  その中で1つ、窓枠の下の雨じみみたいなのが、とても気になっている。
           雨上がりの車に、ドアミラーの下とかにすーっと雨の流れたあとが縦縞になって
           残っている、あれと一緒です。
  家の古さに関係なくて、新しい家でも、窓枠の下の両端から、放射状に雨のあとが黒くなっている
  家って、時々あるんですよね。
  春日建設の社長さんに聞くと、施工のやり方によって出やすくなるみたい。
  「うちは大丈夫ですよ」ってことですが。

  →
  暮らしてみての実感は、こんなに窓を開けないで快適に暮らせるのね・・って感じ。
  こんなことなら、台所の窓もはめ殺しでよかったし、あそこと ここも はめ殺しでよかったかも・・。
      ほんとはトイレの窓も はめ殺しでよかった気がするけど
      トイレにいわゆる換気扇がなく 計画換気のみの我が家のトイレは
      お客さんが自主的にトイレの窓を開けていることがある。  
      ・・不安になるんだろうなぁ・・きっと。
      お客さんの不安を解消するためにも、やっぱりトイレの窓は開閉できるようにしておいてよかったかも?  

  もうひとつ気になるのは 冬場に(特に夜) 窓の近くはカーテンごしに 
  「うわぁ 窓から冷えてくるな・・」って感じが伝わってくること。
  これは うちが ホームセンターで袋詰めになってる薄手のカーテンをとりあえずって買ってそのままかけてるだけなので
  余計に感じるのか? でも 窓から冷えてるってことは もったいないことしてるってことは確かなんだろう。
  分厚いカーテンにいつかかえるべきなのかも。 (ふと S社の窓は冷えないのかな???・・とか思ってしまった。)
  あと こんなに窓を開けないなら 掃きだし窓はやめて 腰高窓にすればよかったのよね。(苦笑) 
  

天窓

  最終プランと違う屋根のかけ方を考えていたときに出たアイデア。
  2階も天井をはらずに、梁や屋根の裏側がそのまま見える仕上げの予定なので
  北向きの屋根に天窓をつけると、真下になる階段や1階のトイレ・洗面所の入口付近に
  自然光が採り入れられる・・・・ってことで春日建設のほうから提案がありました。
       確かに家の奥のほうになる、階段下、1階トイレ・洗面所・和室への入口前って
       まるっきり窓のない空間になっていました。

  ところがその後、屋根のかけ方を変えて、該当位置は西向きの屋根に。
  天窓にするには不向きなんですが(天窓の基本は北向きの屋根らしい)
  遮熱ガラスを使った天窓で、計画を維持することにしました。

  遮熱ガラスの「遮熱効果」を実際に体験しているわけではないので、ちょっと不安な気もあるけど
  さて、どうなることか? 

  →ブラインドもつけて 半分光が入るくらいに調整してます。 
  天窓から室温が上がる嫌な感じはなく 過ごせています。
   
雨戸

   1階にのみ雨戸を付ける。どれだけ効果があるか分からないけど、防犯の意味が強い。
   シャッターより雨戸のほうがメンテナンスが楽な気がするのと、
   外壁を単純なものにするつもりなので、戸袋がアクセントになりそうで、シャッターではなく、あえて雨戸に。
       費用が、もしシャッターのほうが安ければ、シャッターにしてもいいくらいのこだわりですが。
       現実には、シャッターと、雨戸は同額くらいでした。
       シャッターだと、メーカーのほうから取付け&調整に来てもらうので
       別途取付け料がそれぞれにかかることもありますが、
   出窓と、スペース的に雨戸にできない部分は手動のシャッター。
   2階は雨戸なし。

(24時間計画換気のための)換気機器

    フレクト社製、ガデリウス社取り扱いのエクソネットを用います(同じFPの家でも、
    工務店によって違うと思います)。
    換気ダクトの施工についてはこちらに記しました。
    取付部は、トイレの一番奥の棚になりました。
 
    台所には給排気型のファンが別に付きます。(松下製) 


〔設備や間取りにかかわる部分〕
 
キッチン

   タカラのリテラII。一番気に入った薄いグリーンのカラーのものが生産中止で、黄色に。
   表も、中もホーローという心意気が気に入った。(店の看板までホーローだった)
   掃除がしやすそう。
   タカラのショールームは、新宿は混んでいたが、
   大田区の大田ショールームや
   横浜市神奈川区のショールームは落ち着いてゆっくり見ることができた。
        ※東京周辺の皆さま・・・私たちが思うショールーム巡りのコツは
          新宿のショールームを避けること。
          とにかく新宿のショールームはどこも混んでます。
          週末しか動けない私たちだから余計にそう思ったのかもしれないけど
          週末は予約した人で一杯だし、「その日に思いついて」ってわけにもなかなか
          いかないみたい。
          私たちが主に利用した横浜方面のショールームは、関内のサンウェーブを除いて
          週末・予約なしの悪条件でも、さほどの待ち時間なしに対応していただくことが
          できました。私たちだけの偶然・・ってことだったら、ごめんなさい。
   
   ホーローは割れやすい・傷つきやすい、というイメージがあったけど(私だけ?)
   それは鍋や登山用のマグカップだけで、タカラのシステムキッチンに使っている「高品位ホーロー」は
   全く別物みたい。傷つきにくく、割れにくく、掃除がしやすい。
   キッチンの収納部分にわざわざシートを敷く必要もないみたい。
      (吊り戸棚は中まで全部ホーローってわけじゃなかったのが、ちょっと残念。。)

   食器洗浄&乾燥機とIHクッキングヒーター組み込みで。

   食器洗いを手でしても一瞬のことかもしれないし、贅沢な気もしたけど
   朝食に使った食器が夕方帰宅したときに綺麗になっているというのは魅力だし
        朝ぎりぎりの時間で暮らしてるもので、シンクの中に皿を重ねたままで出勤する私たちです。。
   限られた夕食後の時間を有効に使えるのは魅力かなぁ・・・と。(言い訳しているみたいですが)

   IHクッキングヒーターについても迷いました。
   計画換気の家では、直火はたかないに越したことはないみたいで
   建設会社に暗に勧められた部分はあります。
   あと、うちは子供たちが小さいので、IHクッキングヒーターで今から暮らしてしまうと
   「火」に対する意識が育たないような気もしました。
   でも、吹きこぼれなどの掃除のしやすさと
   ある程度の温度になると自動的にスイッチが切れる安全性で、IHクッキングヒーターを組み込む
   ことにしました。

   タカラで組み込めるIHクッキングヒーターは、三菱と松下電工。
   三菱はダイヤル式で、松下はボタンをプッシュする方式。
   魚焼きが、三菱は片面焼きだけど水不要なタイプ、松下は水を使う両面焼き。
   これも、とても悩ましい選択でしたが水を使う両面焼きの松下にしました。
           →と思ったけど、最後の瞬間に、水を使わずに焼ける三菱にやっぱり変更!      

   それと、キッチンの壁面によくはられるタイルが、タカラはホーローの1枚板になる。
        「これは掃除が楽ね」って思ったら、松下電工のシステムキッチンでも、ホーローではないけれど
        タイル張りでない大きな1枚のものがありました。
   そういうホーローの部分に磁石ではりつける布巾干しとか、おたま掛けとか、
   そういう細かいグッズがタカラはたくさんありました。
      →鍋ふた置きがとっても便利です。 

   シンクは少し変形していて、大きな中華鍋なども洗いやすいようなものに。
   
   シンクの上に渡して使う まな板も注文。
   奥行きがものすごく長い まな板になるわけで、使い勝手がいいって友人に聞いたもので。
       →使い始めてみたところ、縦に長くて横に短いのは やっぱり使いにくいときもあり
       しょっちゅう まな板は外して使ってます。 でも、スペース活用としは素晴らしいです。

   蛇口はシャワー栓にも切り換えられて、かつ、ホースで伸びるものに。
         シンク内の掃除のために、ホースで伸びるほうがいいんだそうだ。(夫曰く)  

   トップはステンレス。
   前に住んでたマンションのキッチンが白色系の人造大理石で、こぼしたしょうゆの黒ずみとかが
   気になって仕方なかったんです。

   ずーーっと昔(家を建てるなんてまだ考えてもいなかったころ)、何かの雑誌で
   トップを木製にしたくて特注で作ってもらったって写真を見たことがあって
   その好印象も気持ちの中に残っていたけど
   とてもじゃないけど予算が足りなくなりそうで、やめました。
        どこのメーカーでやっているか分からないけど
        石のトップとかも素敵かも?  

   キッチンの反対側の収納は天袋のみ。
   「今ある家具を処分できない」性分のため、たまたま持っているカウンターの高さの
   食器棚(横幅120センチ×2本)を持ち込み、その上に電子レンジやらトースターを置いて
   上部の天袋だけはタカラ製でという構想。 

   ダイニングとの関係では、いわゆる対面式になる。
   でも、「私・つくる人、あなた・食べる人」っていうのは避けたいので
   リビングに向けての窓になる天井からの吊り戸棚は極力小さくして
   リビングとダイニングとの一体感を出したい。
   流し台の端っこの仕上げも柱のみで、壁でふさがない。

   対面のダイニング側のカウンターを広くして、向こう側でも作業ができるように。
   食事の準備はみんなで!やりたい。 

   それと、ごみ問題。
   出窓を造って、その下部をごみ箱置き場にして、ごみ箱が料理・通行の邪魔にならないように
   しました。

給湯設備

    迷いに迷って、エコキュート。
    ガス工事+ガス給湯器より
    エコキュート本体+深夜電力工事等をやると40万ほど余分にかかるが、
            部品代、設置代みたいなのが、エコキュートは高い。
    後々のガス代より、深夜電力によるエコキュート利用のほうがリーズナブルなんじゃないかと。
    ただ・・・これは、細かく計算したわけじゃないのだが、単なる予感?

    エコキュート内の清掃については、東京電力に問い合わせたところ、
    「洗浄機能」みたいなのがあって、ボタン1つでできるということでした。

風呂

   1坪のユニットバス。1.25坪あれば、ほんとにゆったりなんだろうけど、断念。
   (うちが回った中では 当時↓)
   乾きやすい床をウリにしているのが松下電工とTOTOで、値段で松下に軍配。
   価格を最優先条件として、材質もFRP。
         (INAXはモデルチェンジ直前だったので、2002年11月以降は???)
   TOTOは、同じ1坪でも浴室の内法が5センチ広くて、バスタブを薄くした分洗い場が広く取れて
   とても魅力的だったけど、〇万円ほど高かった。

         ここで、ランクアップしてTOTOにすることもできるけど
         でも、1つグレードアップするごとに〇万アップというのが重なると
         何十万、いや百万の単位で予算オーバーしていってしまうので
         ぐっと我慢。。。 

         ショールームで人造大理石のお風呂を見て、
         ちょっと透明感があって、水がとても綺麗に見えて、ひかれましたけど
         価格が約10万上がることを考えると、FRPで我慢しました。

         私、人造大理石って、キッチンに使うのは嫌なんですよ。
         しゅうゆをこぼしたあととか、汚れがなかなか落ちなくて。

         でも、浴槽の人造大理石は、「素敵〜☆」って思いました。

   手すりを浴槽わきに2か所。
         →足の悪い妻の母が入っても 結局そんなに使いやすい位置!とはなりませんでした。
         手すりの位置は 本当に難しい〜 (使う人の体格にもよるでしょうし、ね。)

   物干し用のバーも、2本付けることに。

   風呂場は、排気のための空気を引っ張る力が結構強いらしいので
   雨の日でも洗濯物がかなり乾くかな?(期待、期待。。。) 

          今ごろになって、ネットサーフィンして
          ほかのメーカーに気になるお風呂を複数発見。
          もっと研究したかった?  ・・・いやいや これ以上はできないよな。そんなに無理だって。。

   風呂の入口は、(どのメーカーも)引き戸タイプにすると、折れ戸より定価で8万くらい高くなるので、
   価格差を聞いただけで、折れ戸にしました。
   
洗面所

   スペースに余裕があれば、これこそ1.25坪にしたかったけど、涙をのんで1坪。
   洗面所って、出入り口の方向で実際の面積以上に有効スペースの違いがある気がする。
         向きによっては、室の3方向にものが置けるはず。
         うちは、1坪の片側は洗面所→風呂へという通路にもなるので、
         1坪の片側に洗面台と洗濯機を置く・・しかなかった
   洗面所に家族めいめいの着替えなどを少しストックしておきたくて、本当は1.25欲しかった。
         →隣接する階段下を、洗面所側からも使えるようにしてもらって、棚を造ってもらったので
         狭くても結構便利になった気がする。下着とパジャマとタオル・・相当置けそう。

         →洗面所に干す洗濯物がとーーーーってもよく乾くので
         結局 外に洗濯物を干すことなんて 週末に大きいシーツとかを洗うときだけになってしまった。
         洗面所に干すから 余計にその場で洗濯物をしまいたくなる。
         洗面所をひろーくとって 洗濯物を余裕で干して 余裕でしまっておくには
         1.5坪あればよかったのかなぁ・・ (つくづく かえすがえすも残念です。。)

         →いっそ2坪とって 犬用トイレと水飲み場も付けたかった???

   1階は松下電工のサラサウィン。ボウルの横が高く、水はね防止になっているのが気に入った。
 
   2階にも水がほしくて、トイレだけではなく、小さな洗面所も付けることに。
   こちらはタカラのオンディーヌII。値段とデザインのバランスで、「これっ!」。 

   洗面台は、1階2階ともに、シャンプー可能なタイプ。
   今の私は、「洗面台でシャンプーするくらいだったら、服まで脱いでシャワー浴びるほうが
   気持ちいい」って思うけど
   年頃の女の子は(男の子も? うちにはその予備軍が3人もいるし)朝のブローの前にさっと
   濡らしたりするだけでも、シャンプー可能な洗面台が使い勝手がいいんだそうだ。
   あと、年とると、夜の入浴時に頭を洗うっていうのがどうも冷えるらしくて
   昼間に洗面台で髪が洗えると気持ちいいんだって。

          トップが広いもののほうが、すっきり感が強いんだろうけど
          洗面台で、子供の服の部分洗いをしたり、靴も洗ったりする我が家には
          ボウルが大きくて水はねの少ないもののほうがいいかなって。
          きっと、雑然としちゃうんだろうけど、まぁしょうがないかぁ。。 
          もうちょっと時間をかけて、使いやすくて感じのいい洗面コーナーってものを
          考えてみたかった気もする。。

   尚、洗面所の窓ははめごろしになりました。
   洗濯機上の位置で、開けられるものを・・・とも考えたんだけど
          窓を開けて風が入らないと、夏に暑くてしようがないんじゃないかと思って。。
   「ぜーーーったい、開ける必要はありません。夏に汗だくなんてことはありません。
   計画換気で、大丈夫です。もし汗だくになったら、扇風機をプレゼントします」とまで
   春日の社長さんがおっしゃっていたので、はめごろしに決定。  

         どっちかというと、暑いより 寒いことのほうが問題だった気もします。
         夏は余り感じないのですが
         冬に湯船から上がって洗面所で体を体を拭こうとすると
         寒いなって思うときがあります。
         風が流れているからだと思うんですが、
         入浴のときだけ、計画換気の運転を弱の運転にするとか
         浴室のドアをきっちり閉めて、まだ湯気の余韻が残る浴室の内側で体を拭いたりとか
         ちょっとだけ暮らし方の工夫が必要でした。
         でも、暑さ寒さは主観的な問題も大きいと思うので
         さらっと読み流してください。  (夫と子供はそんなに不都合を感じてないですし。。)    

トイレ

   1階はINAXのタンクと便器一体でないサイホン式(水たまりが少し大きくなる)の大型便器。
   色はペールホワイト。
   シャワートイレを別に付ける。
        同等の性能のTOTOに比べてちょっと安かった。
   1階はトイレ内に埋め込み式の手洗いを設置。これはTOTO。 

   2階はINAX。水たまりの小さいネオボルテックス型にしたかったので、大きさ標準サイズ。
   ほんとは大型便器がよかったんだけど、水たまりを小さくすると、標準サイズしかなかった。。
        女性の小用使用のときに便座裏が汚れるのが、大型便器だと、影響が少ないのでは?
        と思ってみたのですが。
        妻が幼少のころの汲み取り便所生活で、
        大便時のはねかえりに異常な恐怖心があり、
        どうしても水たまりの少ない便器にしてほしかった。
        1階はお客様が使うことも少なくないかもしれないので、汚れにくい水たまりの大きいタイプに。
   色はアイボリー。(←1階と、ちょっと色を変えてみようかと思っただけ。深い意味はない)
   2階はすぐ隣に小さな洗面台スペースを設けるので、トイレ内手洗いは付けませんでした。

   いずれも、シャワートイレ機能と便器が一体型でないものを選びました。
   シャワートイレ機能がいずれ故障したときに、一体型よりも修理・交換が簡単ではないかというのが
   理由です。

       →結果的に 1階のサイホン式でも はねかえるような事態は大してなくて
        1階の大型便器だと 2階の大きさ標準サイズの便器より汚れ方が随分違うような気がして
        大人は もっぱら 1階の大型便器を愛用してます。(大きいほうが そりゃ汚れないですよ。。)
        こんなことなら 2階も大型便器にすればよかったかも。 圧倒的に掃除が楽。 

   ちなみに、独立の換気扇はつけてません!  
        窓は一応開けられるようにしてありまが、開けたことありませんッ。 

      →2006年春、新聞で読んだんですけど、トイレってものすごく進化してて
      今、水流の流れだすところに溝のない便器があったりするんですってね。
      トイレ掃除で一番汚れのたまるところだけど、その汚れのたまる場所をなくしたとか?
      15年後だか、20年後だか、トイレをリフォームする機会に
      トイレの進化にびっくりするかしら?



   FPの家は基本的に集成材。狂わないんだそうだ。

   1階和室は真壁づくりで柱をむき出しにしたので、集成材に3mmの厚さで檜をはったニセ檜柱。
        私は集成材の「くっつけてます」っていうのが見えるただの集成材でもよかったのですが
        せっかく本格的な和室の造りにするのだから・・・と。 

   玄関を入ってすぐに見える階段上がり口の柱は、杉の磨き丸太で「見せる柱」の仕上げの予定。

   リビングの畳コーナーの角に独立して立つ柱は6寸の檜の無垢(節あり)の柱の予定。(気分は大黒柱)

   キッチンとリビングの境とか、ピアノを置く階段下に建てて、そのまま「見せる柱」にする予定の化粧柱は
   ヒノキの小節ありの等級のもの。1本数千円程度。



   1階は厚さ19ミリの無垢材。一応オーク(楢)の予定。
       →これ、結果的にすごくよかったです。
       値が高くなるから「そこまでしなくてもいいんじゃない?」って妻は思っていたけど
       出来上がりを見たら、値段の差を納得できました。
       雰囲気が全然違います。 

   2階は12ミリのフローリング。

   どちらも、濃過ぎず、薄過ぎずの色にする予定。
 
   床は建具より薄い色に見えるそうで、建具より少し濃いめの色にする予定。 

天井

   1階和室は杉の突板ばり。
   
   リビングとその横の畳スペースには天井ははりません! 
   2階の床の構造合板をむき出しにします。
   照明とか、どんなふうに付くか、ちょっとまだイメージ出来上がってなくてかなりの冒険。

   2002年11月現在、ただいま施工途中ですが
   すごくいい感じです。
   (安いクロスしかきっとはれない私たちなんで)普通の天井仕上げで廉価版のクロスで
   仕上げてもらうより、ずっと私たち好みになりました。とっても嬉しい♪ 自慢の天井です!!
        お寺の本堂の天井みたい???
         
         でも、これ、ボルトなどの金具類を見えないように施工するため
         普通に造るより、随分手間がかかったそうです。
         面倒な手をかけてくださって、とてもとても感謝してます〜

      →音の問題は、あるかもしれません。
      1階にいて2階の音がうるさくて・・ってことはないんですが
      2階の寝室にいて、1階の音が気になることはありました。
         (自分の体調が悪いときは、気になります。)

   2階和室(と言うより畳敷きの洋室)の天井はシナベニヤを、目透かしで貼ってもらいます。
   この部屋は照明もブラケットにしたので、天井には突起や付属物が何もありません。



   1階和室は京壁仕上げ。その他はクロス。できるだけ安くしようと。
   2階和室(妻&夫の部屋)は「畳敷きの洋室」という感じかな。

廊下

   いつかいつか車椅子の生活になっても対応できるように、1階は(壁芯で)1メートルとりました。
   その分、隣り合う和室とかが 10センチ幅で削られたけど。 

階段

   階段まで1メートル幅にする余裕がなく 残念。
   手すりをシンプルなものにしたかったんだけど、
   国産メーカーのすっきり立ち上がっているタイプは、1本当たりの単価がとにかく高くて
             (某外国メーカーのものの数倍だった)
   多少の飾り入り。 

リビング&ダイニング

   無垢の床材を使った洋室仕上げの一角に4.5畳の畳コーナー。
   やっぱり、畳の上でごろごろするのが、私たちの寛ぎ方みたいなんですよ。
          でも、畳の上って、子供たちのランドセルが放ってあったり
          おもちゃが ごろんと横倒しになっていたり
          あぁ・・・私のごろごろする場所がない〜・・・っていう事態に、よくなります。

          →犬を飼ったりしたもので ダイニングは結構狭くなっちゃいましたが、
          端っこに置く1人用のリクライニングチェアを買ってみました。
          そしたら、これが大人気。毎日椅子とりゲームです。(2005年9月)

          →1個の椅子を5人で争うのはあんまりなので
          2人がけの小さめソファーを隅におくことにしました。
          こんなことなら 畳ごろごろ4畳半も全部床ばりにしておけばよかったのかなぁ・・
                                    (2006年4月)       
                     
   大きなダイニングテーブルと、銘々の椅子は購入予定。
   座卓での食事は、子供が良い姿勢を保つのが難しくて
   みんなの食事が終わらないのにすぐにだらだらしてしまう これまでの暮らしを反省。

   テーブルは食事のためだけじゃなくて、そこで宿題したり、本を読んだり、お裁縫したり
   みんなが集まってくれるといいなぁ。

   端っこのどこかに、パソコンも置きたい。
   遠い将来は、子供たちは各自の部屋でパソコンで作業するのかもしれないけど
   当面は、共有のパソコンで、「みんなの楽しみ」って位置づけかと。

   熱帯魚の水槽も、心なごむ景色で、やはりリビングに置くのがいいんだろうな。
        水の蒸発に気をつけてもらおう。。。

   ただし、テレビは、リビングには置きません。(決意)
        置き場所の有力候補は、1階の(客用)和室かな。
        それでも、配線はつなげずに、お客さんが来たときだけ見られるようにしたりして(笑)

     ↑と思ったものの、やっぱりテレビはリビングになりそう。柔らかい決意でした。。

     ・・・・そして。 テレビも ゲームも パソコンも。
     リビングにはあふれかえってます。(爆)

1階和室

   玄関を入ると、右に客用和室、左にリビング&ダイニング。
   といっても1階の和室は、将来年とって階段を上がるのが辛くなったら、
   自分たちが暮らす予定。

   45センチ巾×一間半の板敷きのスペースが端にできるので
   そこは将来はタンス置き場にもなる? 
       この45センチ広いだけで、随分部屋が広く見えるみたい。(工事中にのぞいてみて。02年11月24日)
   その上の天井は「干し姫さま」という天井物干しを付けて
   当面は雨の日の洗濯物干し場にもなりそう。

       この干し姫さまって、普段は天井に組み込まれていて
       使用時だけ、物干し竿が下りてくる、って仕組みです。
       電動と手動とあって、「仕組みは簡単なものほど壊れない」んじゃないか?って
       考える私たちは手動のものにするつもり。
       でも、手動だと、ブラインドの上げ下ろし用のひもみたいな長いひもが下がっているのが
       結構目障りかもしれない。どこかにふわっと上げておけるかしら?
               →ひもを引っかけるガイド?がついているので  その位置を工夫すれば
               視線から外れるところにひもを持っていける。            

主寝室

   主寝室と普通は言うらしい、妻&夫の部屋。2階に設けるが
   主寝室とわざわざ言えるほど広くもない わずか6畳。
       →子供部屋を小さくしても、リビングとは別に
       8畳若しくは10畳(ぜいたく言えば12畳)の部屋を
       1部屋造っておけばよかったかな・・とも思います。
       6畳だと 夫婦でベッドの暮らしにはかえられないだろうし、
       寝室に小さな机を置いて・・みたいなことも
       6畳では余りに狭くてできそうにないので。 
   私たちはベッドではなく、布団を敷いて寝る暮らしを続けていくと思うので
   畳敷き。でも、本格和室仕上げはちょっと高いので
   壁にはクロスをはって、収納はクローゼット仕上げで、窓には障子ではなくカーテン。
   天井は、シナベニヤの仕上げ。 畳敷きの洋室という感じ?

   ベランダへは、この部屋から出るので
   (晴れた日は洗濯物はベランダに干すと思うので)
   ハンガーごと取り込んだときにかけておくために「干し姫さま」という干し棒を装備。
       洗濯ロープでも足りるんですけど、干し姫さまのほうが、幾らか気分いいでしょう。

   それと2階のベランダに洗濯物を干すってことになると
   毎朝(うちは、夫が朝干してます)洗濯物を1階から2階に持って上がって干して
   夕方帰宅して、畳んで、(多分2階にある)たんすにしまって
   おふろに入るときは、2階に上がって衣類をとってきて・・・って暮らし方になるのかな。

   上下移動が結構辛くないかしら?

   庭に物干し竿をかけて、庭(どうせ雨の日は1階和室若しくは風呂場だろうし)で干して・・
   っていうのも考えられるけど、
   タンスが2階だと、取り込んだ洗濯物をまた2階に持って上がるのかぁ。。
        夕方帰ってきて乾ききってなかったら、それをどこに取り込むかって問題もあるなぁ。

   当面1階和室の板敷きスペースにタンスを置いてもいいんだけど
   そしたら、干し姫さまに下げて、なおかつタンスの上、その空間に洗濯物って干せるのか?

       →等々いろいろ考えたけど やっぱり そんな面倒な動線は実践できませんでした。
       毎日洗面所の洗濯機で洗って 洗面所の干し姫さまに干して 乾いたら洗面所の収納にしまう。
       ぜ〜んぶ 1カ所で済ませちゃってます。

子供室

   入居の春に4年生になる娘には独立して1室確保するけれど、
   弟2人には 少し広めの1室で、いずれ分けられる可能性を残した造り。
   ドアはいずれもなし。
        
   娘の部屋にも、まだドアは付けません。
       ちょっとは独立感のある位置なんで、それもあって 余計に要らないかなぁ、と。
   「働くようになったら、自分で買いなさい」と。
       ほんとは ひそかには中学生くらいになったら、順に1枚ずつ買ってあげようか、とも考えているけど
       今後の課題?ということで。  
   冷暖房の効率から言っても、部屋は細分化しないほうがいいFPの家だし
   十分に独立したスペースなら、ドアまでは不要と。
        それに、ドア1枚分の値段も実は節約したかった〜 (これは 妻の本音だったりして ・・笑) 

       →ドアの下に空気が動くように切り込みを入れた特別のドアを使っているけど
       やっぱりドアは開けてたほうが 空気の通りはいいんで
       ドアのあるところも 結局開け放して暮らしてます。

ロフト

   具体的にこう使おうという構想まではないけれど、自由な発想で隠れ家的な存在になると
   楽しいかも?

   (それぞれの思惑)
   妻・・軽いものなら収納助かりそう。
   娘・・・なんで、私の部屋から上がれないのっ?
   男の子たち・・・なんのことだかよく分からないけど、面白そう!
   夫・・・やっぱ鉄道模型の基地にするにはコンセント付けておこーーーっと。

       →今後、熾烈な占有権争いが繰り広げられるかもしれません??

   ただ、屋根が4.5寸勾配なんで、あまり高さは取れませんでした。
                  (おまけの喜びなんだから、文句はないんですが)

   あと、小屋裏利用のために屋根部分でFP遮断パネルで断熱しています。
   小屋裏利用がなければ、天井裏にセルロースファイバーを吹き込む天井断熱になるそうです。

収納

   主寝室横に3畳の納戸。ウォーキングインクローゼットのような形にはせず、
   私たちは、「手持ちの家具は全部処分して入居」というのはもったいなくてできないので
   今持っているタンスや書棚を並べることになると思う。

   1階のリビング&ダイニングスペースの収納不足も否めない。
        1階リビング&ダイニングに出窓を造って、出窓下を収納に・・と思っていたけど
        やはり蓄熱暖房機を置くとしたら、そこかなぁ・・と。
   子供たちの絵本や、CD、大人の読みかけの本、裁縫箱とか、いつも身近に置いておきたいものって
   結構たくさんあるんですよね。
   スペースを犠牲にしない豊かな収納力を誇るものって、ないかしら?

        春日建設のほうから、吊り棚式の収納を勧めていただきました。
        1階リビングのごろごろ四畳半に、床下から〇〇センチはあけて、上部にだけ収納を造ると
        ごろごろしたときに足はつかえず、かつ収納スペースは造れると。
        さて、どうしよう。。
            →せっかく綺麗にはってもらった天井が数十センチにしろ隠れてしまうのは
             もったいない気がして、暮らし始めてから 「ちょっと置き」家具ってコンセプトで
             何か部屋の隅に置くものを見つけたいと思います。

   ●クローゼットや押入れの中
    「ハンガーをかけるためのバーは下地なしでは重みに耐えられない。下地だけは後から足せない」
    ということで、バー取付けをかなり想定しました。
    細かな引き出し等は作り付けにせず、押入れだんす、クローゼット収納用のケースなどを後で
    購入したいと思います。
         (ちょっと後悔・・・・上の娘の洋室は、ベッドで寝るから布団の収納は考えず
          奥行き60センチのクローゼットとしましたが、夏の間に冬掛けをしまっておけるくらいの余裕は
          あっても良かったかも?? 60センチでは冬用掛け布団の収納は厳しいです)

   ●2階の廊下や間取りの関係でできた1畳ほどの空間に、本棚をドーンと作り付けてもらうことにしました。
    階段をぐるっと見おろす手すりも、一部本棚にしてもらうことにしました。

下駄箱

   例えばキッチンの吊り戸棚は、各メーカー、いろんな長さから選べるようになっているけど
   玄関収納の吊り戸棚は、私たちの調べた限り、どのメーカーも、決まったサイズしかなかった。
   傘立てが組み込まれてないメーカーもあったりして
   キッチンの種類の豊富さから比べると    とっても選択肢が少ない感じ。

   でも、玄関を入っての「顔」であり、
   「単純なフラットな扉より、こちらのほうが感じがいいのでは?」なんて、細工の細かいものを
   薦められたりする。 

   スペースを無駄なく使うには、大工さんや家具屋さんに作り付けで作ってもらうのが一番良いの
   だろうけど、価格的なことを考えると、できているものを買ってくるほうが安いんだろうなぁ。

   ということで、結局松下の安いものに。
   ノダと、本当にこれはどっちも値段も性能も同程度で、どっちにしてもよかったんだけど
   うーん、決め手は、開けた扉に付く傘立て。
        傘立てが組み込まれた下駄箱のマンションに暮らしている私にはとても不思議なんですが
        なんと、ノダも松下も傘立ては組み込まないのが普通みたい。。
   玄関に立つと一緒に見える1階トイレや洗面所の引き戸がノダ製になって
   色合いに同じものがないので、トーンは違うけど
   玄関はちょっと重み?があってもいいかと、玄関奥になるノダの引き戸よりは
   少々ダークな感じにしました。

         本当は 大工さんに希望サイズ・デザインで作って欲しかった気がします・・

室内建具

   できるだけなくします。
   FPの家の特性で、家の中での場所による気温差が少ないことを活かして
   部屋を細かく仕切る必要がないっていうのもあるけど、
   建具一枚でも予算的に少なくしたい気持ちも正直言ってなきにしもあらず・・の妻です。
   付けなきゃならないところは、ノダの化粧シートばり。
      本当は建具屋さんに作ってもらうような建具を入れたいんだけど。。

      夫の知り合いの方は、20年、30年たったときに、化粧シートばりの建具は傷みが
      目立つとの話も伺いましたが、そこまで予算が回りませんでした。。。

照明

   夫が白熱灯の色合いに魅力を感じていたけど
   白熱灯は、ワット数を上げないと、あまり明るくないので、電気代が不安な 妻は
   「白熱灯色の蛍光灯」を主張。

     リビングに白熱灯のダウンライトを付けて、光量調整のできるダイヤルを付けたいと思っていた
     夫は、ちょっとかわいそうでした。 

   それと、天井がないところや、屋根裏がそのままのぞくところに、いかに照明をつけるかって問題が
   あって、選べる照明に限りがありました。まあ傾斜対応のものもあるけど、その分高くなりました。

           結局。
           コイズミとオーデリックのショールームで照明プランを考えてもらったものの
           凝った品より、シックで自然な仕上がりのほうを好む私たちには
           ホームセンターで見つけた あまり高価ではない
           「好みのかさと電球で組み合わせるペンダント」なんてほうがずっと趣味に合う気がして
           正月休みにたまたま寄ったホームセンターで、「あっ、これ、リビングにいいかもぉ」って
           いうペンダントのかさを見つけてしまいました。 

           おまけに
           ホームセンター セキチュー では 照明器具の各社メーカーのカタログを貸してくれて
           いずれのメーカーも1点から4割引で取り寄せてくれるということで
           ダイコー オーデリック 松下 コイズミ の4冊のカタログを引っ繰り返して
           玄関灯はじめ、廊下のダウンライトまで、「施主支給」にしてもらうべく
           自分たちでメーカーと型番にあたって、セキチューに発注することにしちゃいました。

             ダイコーとオーデリックのものが、私たちのセンスに合っていて、ちょっと嬉しかった♪

    ただ、照明は少しの工夫で随分印象が変わるポイントのようです。
    夫が足元の間接照明にこだわって 下駄箱の下に1本蛍光灯を入れました。
    リビングのカウチの上に読書灯がわりに しゃれたライトを壁に付けました。
    玄関の下駄箱の中抜きの部分にも 真鍮みたいな雰囲気で藤の花をイメージしたライトを付けます。
         (↑妻の ささやかな贅沢です) 

            高級シャンデリアなんかは付けずに
            ホームセンターで買ったペンダントなんかが主流の我が家の照明ですが
            夜間に自動点灯するための仕組みのタイマーを購入し それに結構費用がかかって
            総額25万ほどになってしまいました。   

            あと、照明は通販もかなり安いみたいですね。
            例えば http://www.sekaidenki.com/syoumeitop.htm とか。

LAN回線

   家を建築中の現在(2003年1月)妻と夫はそれぞれのパソコンを使っています。
   LANケーブルの敷設も考えたのですが、止めました。あれこれと考えたのですが、無線LANを
   導入したところ快適でしたので、配線は不要としました。

電話回線

   妻と夫はそれぞれ別の電話回線を使っていますので、2回線設置しました。

   誤算は 電話番号が変わってしまったこと。
   郵便番号一緒、地名まで一緒で 〇丁目っていうのが違うだけだから 電話番号はそのままだと
   信じていたら、なんと 電話局の管轄が違うんで 番号が変わることになってしまいました〜 

TV回線

   テレビを点けてしまうと一家で夢中になってしまい、生活が崩壊(?)しますので、なるべく
   見ない、子供にも見せないようにしているのですが、
   遠い将来、子供たちに自制心が培われる日を夢見て(?)、
   各部屋に回線は引っ張っておきます。
   (実はこれ、夫の会社の先輩の助言によるものです。
   将来、大人になってしまった子供に「テレビを見るな」なんて言っても無駄ですって)。
        妻は 「テレビは一家に一台をけんかしながら見るもの」って固定観念があるので
        各部屋への配線って もったいなくて仕方ないんですけど。。

冷暖房

   エアコンは主に冷房目的で、1階リビングと、1階の独立和室には入れておく必要があるかな?って
   思ってます。(当面2階は寝るときに上がるだけではないかと・・)

         あとは、まあ追々考えるということで。

         →結局空気の流れを予想して 1階リビングと 2階の両端の部屋に1台ずつ、計3台と
         なりました。 (建築時)

         →寝室にあるエアコンがつけっぱなしというのは 急速冷蔵?にはいいけど
         ずっとつけることを考えると 音や直接当たる風が不快なときもあるので
         隣室につけて 結局 そっちをメーンに動かすようになりました。
         1階の独立した和室にも ついでに やっぱり付けておきました。
              客間なので ふだんは この部屋にアイロン台を出しっぱなしにしておいたりしてます。
              アイロンがけのときには その部屋にエアコンがあると 夏はとっても有り難いです。
                         (エアコン増設・・入居3度目の夏の決意でした。 2005年初夏)

   蓄熱式暖房機(蓄暖)に興味あるけど、今後の検討課題ということで。
        (いざとなると、金額的になかなか手が出ません。^^;)
   温水ルームヒーターというのも、経済的で、ほんわかあったまれるようだけど、これも要調査。
        気持ちとしては、リビング一角のごろごろ畳スペースにコタツを置いてごろごろしたり
        ホットカーペットの上でごろごろする幸せも捨て難いけど
        もうちょっと効率的な暖房をマジメに考える必要があるみたい。

   妻は、当面、家じゅう暖める必要はないと思っているのだけど、ね。


シーリングファン

   玄関ホールから2階に上がっていく階段の真上に付けました。
   かなり効果がある気がします。 
   あと、シーリングファンの下に洗った靴を置いておくと乾きが早いです。 
        子供の学校の上履きなら、一晩でオーケー。

   ただ、1階リビングの一角に、1カ所だけ 空気のよどむスペースができてしまいました。
   そこだけ、ほこりが たまりがち・・・なもんで、空気の流れがここはないかな?って思った次第。
            ↑そうなる前に掃除すれば、気にならないのかもしれないけど。
   リビング内にも、風を起こす小さなファンがあると結構違うかな?って思うけど、
   検討課題として取り組みたくなるほどではないので、まあ、そういう箇所もできる・・っていう程度の話です。

網戸
   
   2階子供部屋のすべり出しの窓の内側に付けるロール式の網戸って、
   要らなかったかもぉ〜?って、実は思ったりしました。
          建設会社の人に「要らないですよ、きっと開けないでしょうから」って言われてたんですよね。
          ほんとに、窓を開けない暮らしになっていて、我ながら・・・ぶつぶつ・・と思ったりしています。

クロス
  
   サンゲツリリカラ東リとショールームを回りました。
   玄関ホールからリビングへ続く廊下、そして階段、2階へと続く部分を同じクロスで仕上げようと
   思うと ものすごい 面積になるので ここは普及版の一番価格の安い品で。

   トイレ、洗面所といった面積の狭いところは 平米当たりの単価が高くても総予算への影響が
   少ないので 冒険してみることにした。

   1階トイレはリリカラの飛行機やヘリコプターの乗り物柄。
   2階トイレはサンゲツの恐竜柄。
   2階の男の子たちの部屋は玄関から続くのと同じ廉価版クロスだけど 
        サンゲツのシマウマやライオンのトリムを 床に近い辺りに一直線にはってみた。
   女の子の部屋はリリカラの小花模様。
   1階リビングわきの畳コーナーには 東リの自然素材のメッシュみたいなアジアンテイストのクロスに。

   夫は「鳥の柄とか 大柄でも上品なのがあるはず」と 独特の雰囲気を持つクロスを
   見つけたかったようだけど どのメーカーも割に無難なクロスが多くて ちょっと残念でした。

         →家関係の出費がかさんで すっかり貧乏性が身についてしまった今となっては
         家じゅう ぜ〜んぶ 普及版のシンプルなクロスにしてもよかったんじゃないか・・なんて
         今となっては思ったりする。
         別に脱衣所のクロスがペンギン柄でも だれも喜んでないような・・

カーテン

    部屋の雰囲気に合わせてオーダーしたいところだけれど
    多分ホームセンターで一番安いのを買ってきて間に合わせる・・・と思います。
    予算がここまで回りませんでした。 カーテンレールは建設会社に付けてもらいました。
                (自分で取り付けて 取り付け方が甘かったりすると
                 もしも・・のときに被害が大きくでくと思ったんで。。
                 うちには とんでもない いたずら坊主がいるんですよ。) 

    →案の定、カーテンにつかまって ターザンになったヤツがいたので
    レースのカーテンは引きちぎれました。
    カーテンレールが無事だったのは、やっぱり建設会社さんに取り付けてもらったおかげです!

ベランダ

   布団を干すには大きいほうがいいなぁ・・なんて、3.5間で作ってもらうことにしたら、結構値がはってしまった。。  
   アルミ製のほうが、家本体と一緒にたち上がっているものより安いかな?って勝手に期待してたら
   まるっきりそんなことはなかったです。。   でも、布団が干しやすい気がして、やっぱりアルミ製。  
   

吸気口の位置
   和室に布団を敷いて寝るときは、そんなに壁にくっつけて布団を敷いたりしないから気がつかなかったけど
   娘の部屋の壁際にベッドを入れて、たまたま頭の位置が吸気口の下になったら
   外気が吸気口からどんどん室内に入ってくるのをかなり感じた。
   それも、顔と頭で。   (春先のことでした)。
         そういや、和室のほうも、真冬は吸気口の下って寒い感じがあって
         オイルヒーターを冬は入れよう!って思って
         置く場所は迷わずに吸気口の下にしたんだっけ。(^^;)
              (暖房は寝室は音なし・風なしのオイルヒーターを使用)         
         あと、ペアガラスでも、やっぱり窓の近くに頭をやるとは ひんやり を感じたりすることあるっけ。。
         ほかが快適すぎるから かえって気になることなのかなぁ??? 

         →人間なれるものなのか
         それとも不精のせいか 冬になって オイルヒーターを出すというのが面倒になるせいか
         冬場に寝室でオイルヒーターを使うっていうのもなくなってしまいました。
         7年目の冬は 1階リビングのエアコンで暖房運転 プラス リビングにこたつを置いて
         みんなで囲み(こたつを置いてると室温設定もいくぶん低めの気がします)
         こたつは時々つけるだけで それだけで暮らしています。
         こたつって すぐ暖かくなりすぎてしまうので
         5分もつけると もう消したくなってしまう感じです。 


〔外構〕

外構

    できるだけお金をかけない方針。
    
    ほんとは、雨樋を付けず、家の周りに砂利を敷いて、雨の音を楽しむ・・って風情を
    持ちたかったのですが、地下に余分な水を入れるのは避けるつもり。

    門も付けないで、用事のある人には玄関ドア前まで入ってもらって
    呼び鈴も 郵便受けも 玄関わきに。

    駐車スペースだけは 砕石の転圧で仕上げてもらって 庭スペースとの境界枕木を置いてもらう。
        (庭には このあと すこしの植木と 家庭菜園を 計画中。。)

    玄関回りは INAXの汚れがしみ込みにくいシリーズのものに。(マイクロガードフロア)
    ただ、ここまでくると さすがに力つきてきて ショールームまで出かけて本物を確かめずに
    カタログだけで決めてしまった。。 色合いとか、ちょっと自信なかったけど。
    玄関ドアの内と外でそれぞれ単色で違う色にしてみたんだけど、さてどうなることか。


          →(素人の庭づくり)
          1年目は とりあえず真ん中あたりを掘り返して きゅうりとトマトとなすを作ったけど
          翌年は レンガを区切り線として敷き込むことにして  
          妻の家庭菜園スペースと 娘の花壇スペースを確保。
          そして その周りに庭木を植えていった。 (2004年、入居2年目の春)

          →土から いきなり基礎が立ち上がっていたので 
          草がおいしげるとともり 「草むらに建つ家」になってしまったため
          基礎の周り何十センチかのところに レンガを埋めて 
          基礎とそのレンガの間に砂利を敷き 大分見栄えがよくなりました。
                               (2004年、入居2年目の春)

          →砂利を敷いて転圧をかけただけのエントランスは なぜかだんだん砂利がなくなるし
          水たまりはできるし・・で
          ステップストーン(少々洋風の 要するに飛び石)を買ってきて 
          公道から玄関ドアまでにアクセントをつけ 周りに砂利を足したら 
          なかなか素敵になってきた♪ (自画自賛!)
                               (2005年、入居3年目の春)
  
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〔もろもろ 雑感〕

別冊・妻の独り言「ショールームを回るっていうこと」

 よく、本やインターネットの「マイホーム日記」みたいなのを読んで、
 「〇〇のショールームに行って・・・」という文章を目にしていたけど
 実のところ、私にはショールームに行くってことが何のためなのか、よく分かっていなかったんだよね。

     だって、二十年前に新築した我が実家は、クロスの色や、襖の絵模様は
     大工さんが持ってきたカタログから選んだ記憶があるけど
     床材も天井材もぜーんぶ棟梁にお任せ。
     台所や洗面所の収納も、付けられるだけ作り付けで作ってもらって
     おまけにカーテンは棟梁の奥さんの手縫い。照明も安いのを適当に付けてもらって
      (たしか居間のテレビまで付けてもらった気がする)
     「坪〇〇万でお願いします」って頼み方だったし。

 で、今回自分で家づくりっていうものを体験してみて
 20年前の私の実家みたいなやり方は今ではあまり考えられないやり方だったってことを初めて知った。

 家づくりって、
 基礎を作って、壁や天井や床を造って、部屋を造って、屋根を造ってというハードな部分だけでじゃなくて
      もちろん、丈夫で長持ちする家のハード部分はとても大事ですが
 どんなキッチンを作るかとか、どんなお風呂にするかとか、
 どんな洗面台を選ぶか、そこで化粧もするのか、入浴前の脱いだ服はどこに置くのか、
 洗濯はどこでするのか、雨の日はどこで洗濯物を乾かすのか・・・
 そういうソフト部分の検討も、とっても大事なんだってことを、
 正にキッチンやらトイレやら次々と決めなければいけない今になって、ようやく悟った次第。

 もちろん、いろいろにシミュレートして最初の間取りづくりに励んだんだけど
 間取りが決まって、いざ着工ってことになって、さあ、いつごろまでにキッチンを決めて・・って話になると
 目の前にキッチン台が並んでいて、その中から選ぶっていうのが精一杯になっちゃう切迫感が正直あって
 夫は「全部納得して決められた」って言ってるけど、
 性格の違いか、妻は、「もっと、選択に気持ちの余裕が欲しかった」って思いが残ってる。
     ↑買い物したあと、「もう同じものは見ない」っていうのが 夫で
      「あっちには、もっといいものがあったかもぉ」と、わざわざ後悔するために更にぐるぐる回り続けるのが
      妻なんです。。。

 ショールームでは、例えばキッチンの先のダイニングまで作ってあって、どんなふうに生活するのか
 実際に立ってみることもできたりしたんだけど、ね。

 キッチン、風呂、洗面台、トイレ等々、それぞれに各メーカー特色があって、使い心地が違って、
 それを比較検討していたら、莫大な時間が必要みたい。
     で、現実には、これを入れるとすると幾らでできるかっていう見積りを
     メーカーのショールームで作ってもらって、自分のところと建設会社に送ってもらって
     建設会社には卸価格で見積りが行っているはずで
     それを施工してもらうと現実には幾らになるっていうのを、また別に建設会社から
     私たちは聞くことになる・・・という仕組みのようだ。

 それに、床材や、外壁材、下駄箱、建具なんかも、ショールームで実物を見て決めるほうが
 いいみたい。カタログの写真で見るのでは色合いが違うし、実物大で設置見本がしてある
 ショールームだと色の印象度がまるで違うから、ショールームはできるだけ通うほうがいいみたい。

 私たちは、「こんな感じに住みたい」って、間取りから考えて、
 それから中に入れる風呂や洗面台を見て回ったけど
 逆に、家づくりのときに
 「こんな大きな風呂に入りたい」とか、「ボウルの左右が広いこの洗面台が気に入った」とか
 入れたい設備から考えて→それを入れられる間取りを考えるっていうやり方もあるのかも?って
 気もしてます。
      特に洗面所。入浴時の脱衣所も兼ねるとすると、同じ1坪でも、出入り口がどこにあるかで
      随分使い方が変わってくるみたい。

 あと、私たちは、子連れで回ったので
 親が見て回る間、子供にビデオを見せてくれるショールームは、とても有り難かったです。

        例えば、私たちが行った中では
        横浜の神奈川区片倉町の松下電工、新宿の松下電工(2003年3月より汐留に移転)、
              (松下が、キッチンや風呂に床材までやってるなんて、知りませんでした)
        横浜・東神奈川のタカラ、
        横浜クイーンズタウンのINAX、新宿エルタワーのINAX・・・など。 

 子供がいると、きっちりした時間の予約もしにくいので、混んでいるショールームも行きにくかったです。
 例えば松下は、新宿のショールームだと予約制だけど(その上、新宿の松下は駐車場サービスなしだった)
 同じ松下でも横浜は「行った者順」の御案内。
 もちろん、案内なしで自由に見て回ることもできるんだけど、見積りまでしてもらうとなると
 どうしても案内を頼まなければならないし。        
   
                      (以上・・独り言でした。   妻)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
注文住宅って?

 私たちよりひと足早く、ハウスメーカーで家を建てた友人がいます。

 私たちは、キッチンや洗面台のメーカーやシリーズを、また柱の種類や外壁材まで
 1つずつ選んでいきましたが

 彼女が建てた家は、間取りや敷地内での配置はもちろん相談しながら決めたけど
 具体的な設備については、例えば「キッチンは、これと これと これの中から選べます。さあ、
 どれにしますか?」と、「外壁材は、これか これか これにできます。どれにしますか?」と
 選択肢を提示されて、その中から選んでいくっていうやり方だったそうです。
 都市圏に住んでいるわけではないってこともあるかもしれませんが
 ショールームにも、1か所も、1度も行ってないんですって。。

 私たちが建てているのも、私の友人が建てているのも、どちらも一般的には
 「注文住宅」って一括りで言われますが
 随分やり方は違うんですね。

 1つ1つ、自分たちの意思で決めていく家づくり、
 こだわりを持つ 夫と 妻には とても合っていたようで
 満足しています。

 私の友人のほうも、
 「あれ以上、あれこれ決めることがあったら、きっと気が狂っていたに違いない」と言って
 特に不満はないみたいですが。

 人それぞれですね〜

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ダイニングセット

 これまで私たちは 家具調コタツを座卓がわりにして 
    住んでいたマンションのLDが名ばかりで、狭かったこともあって
 フローリングの上に座布団敷いたり、ホットカーペット敷いたりして暮らしてきました。

 でも、座卓で暮らすって、なかなか辛くて
 すぐに横になって ごろごろしたくなっちゃうし
 姿勢よく暮らしたり、勉強したり 本読んだり お茶飲んだり 家族みんなが集まる
 くつろぎの場として 大きなテーブルと座り心地の良い椅子が欲しいなーって思ってました。

 で、たまたま ショールームやら何やらあちこち車でうろうろするうちに目についたのが
 「サントリーの家具」のショールームの看板。
 樹齢100年ほどのオークの木を約50年樽として使って、そのあと50年、100年と家具として
 使う・・・っていうその発想にひかれた私たち。
     樽にするために曲げていた木をまた平らに伸ばす技術が生まれて、家具作りが
     始まった、、、と聞きました。
 前に サントリーの山梨・白州の工場 に行ったときに しっとりとした佇まいが気持ち良かったことも
 あって、サントリーのウィスキーの樽で作った家具に何となく好印象があったんですよね。

 実際に ショールームで見たテーブルや椅子も ほどよい重厚感があって
 椅子もいろんな座り心地があって 色合いも それぞれに複数用意がされていて
 「あっ、このテーブルなら気持ちよく暮らせそう」って、ひと目で気に入ってしまいました。

 値段は・・・・決して安いものではありませんが。
 何だか奮発したい気持ちになってしまうテーブルと椅子でした。

 ちなみに、数あるデザインの中から 我が家は
 テーブルは「山崎蔵之助」(足が4隅ではなく、ちょっと内側に2つ大きく付いているもの)
 椅子は「スティーブ君」をメーンに選びました。
 スティーブ君は、とにかく 夫が「これが、一番腰〜背中にぴったりくる」と譲りませんでした。。 

 色合いはもちろんのこと、ツヤの具合も「5分消し」「7分消し」「ツヤなし」・・といろいろなので
 選ぶ場合には 実際に見て選ぶほうがベターかもしれません。(御参考まで。。)

       →とにかく大きいテーブル!って思って 1m×2mのテーブルを購入しましたが
        食事が 1人ずつの配膳じゃなくて 大皿取り分け方式の我が家では
        向こうとこっちが ちょっと遠くて 「ありゃ、大きすぎたかな」って気が
        しないでもありません。
        90センチ幅のものもあったので そっちでもよかったかも〜

       →あと、ショールームで靴を脱いで椅子に座ってテーブルについてみたけど
        実際に食事をしてみたら 「これはナイフとフォークで食事をする人の高さでは
        ないか」という感じがした。
        座卓に座って食事するより 箸で皿から口元まで運ぶ距離が遠くて違和感が
        ものすごくある。 足の高さを自分で切るのは 無謀だよねぇ??

        (結局)
        2003年春現在 テーブルも椅子も高さは1種類でしか販売されてない。
        椅子の座面43センチ、テーブルの高さ68センチ。 その差は 25センチ。

        近所の家具屋を巡って確かめたところ
           椅子がクッションばりではなくて ちゃんと同じように木製の座面になって
           いるものでも確かめたところ
        椅子の座面とテーブルの高さの差は 27〜29センチくらい。

        おまけにスティーブ君は 椅子の座面が背中側が低く 手前が高く
        43センチというのは中間地点をとっているようで
        椅子の手前の高さと テーブルの高さの差は 25センチを切っていたと思う。

        長いこと使うものだし ちっとも慣れない違和感だったもので
        結局サントリーに問い合わせたところ 工場に送り返して 脚を切ってくれることになった。

        ベストな高さを自信を持って指定できなかったので 
        結局 椅子2脚は 1センチカット   3脚は 1.5センチカットしてもらうことにした。
  
        カットの工賃はサービス、送料は片道分7000円のみ負担してくれとのこと。
        工期は2週間。
        脚の裏に自分たちで付けていたフェルトは 工場のほうでサービスで付けて仕上げてくれる
        そうだ。
  
        せっかくショールームがあるんだから 複数の高さを試せればよかったのに・・って
        ちょっと残念。 まあ これから幸せに暮らせるんだから いっかぁ。。  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目指せ!コストダウン

 私たちの建てた家・・・・「坪単価は幾らですか?」って聞かれると ちょっと困ってしまいます。
 なかなかお高いもので、うっかり口にできない感じ。。。

 でも、当然なんですよ。
 基礎が高くて、地面から1階の床面までは60センチもの高さになる。
 使われている梁材とかも、近所で建築中の建物を通りすがりに見るものより ひと回り太いものの
 気がします。

 だから、単純に幾らって言ってしまうと高いけど 
 中身を考えたら 決して高いものではない・・と。

 でも、予算は限りあるもの。

 どうしたら コストダウンを図れただろうか?・・ってことをまとめてみました。

 1)本格和室を作らない
    見える柱や塗り壁の部屋はやっぱりコストは上がります。
    今はクロスでも 趣のあるものが随分出ているので、塗り壁でなくても、面白い雰囲気の
    和室はできたんじゃないか??? ・・・・なんて
    建築終盤にさしかかって 内装のクロス選びを始めて 思ってしまいました。
              →本格和室にこだわっちゃって、ごめんね〜。   (妻)

              →でも、費用に余裕があるなら 本格和室はやっぱり気持ちいい〜
              うちはすぐに塗り壁ほじくるような?とんでもない悪ガキがいたんで
              「うちにはもったいなかったかも・・」って気持ちが出てきちゃうんですが。

 2)小屋裏収納・ロフトはやっぱり割高かな。
    有効面積を増やす上では 貴重な部分ですが
    屋根を断熱仕様のFPパネルにするので 随分コストはかかってきます。
              →ロフトが欲しかったんだもの、しょうがないよね。 (夫)
              →敷地面積当たりの有効利用を考えたら、いやいや、問題にならない価格かも?って
              今は思ったりします。
              年に1度のスキーウェア・・とか、なんでもかんでも 放りこんで?あります。(^^;)
                                           (2006年2月)

 3)屋根のかけ方
    壁のFPパネルが全部四角に取れる 寄棟なんかのほうが 
    もしかしたら コストは下がったのかしら?とも思います。(想像のみ)
              →だって、切妻が好きだったんだもん。。  (妻)

 4)無垢材の床
    やっぱ高いよね〜
             →といっても、これもやっぱり譲れない。  (夫) 
    でも、価格にかえられないくらい 気持ちいいものでした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎色のトータルコーディネート

 キッチン、風呂、洗面台、クロス、カーテン・・・こういったものを決めるときに あまり色を
 トータルで意識していかなかったという反省がちょっと残ります。

 まあ色の好みってあるから 結果的に我が家は 黄色と緑が多くなっていったけど
 結果オーライに過ぎない感じ。

 家全体で どんなイメージの仕上がりかっていうのを もっと考える必要があったかも?
 とも思う。

    最後の最後に ショールーム巡りの体力が続かなかった玄関タイルや
    おまけで付けた2階洗面台に 
    トータルコーディネートを考えてなかったシワヨセが出ちゃったぜ、という気がちょっとするなぁ。