Riomaggiore タイトル
 


Portovenereより船に乗り、ひとつ目の町、Riomaggioreへ向かいます。ブルーと白のストライプが目印の切符売り場でチケットを購入。ここPortovenereも、リゾート地です。観光船かと見間違うほどのでっかいクルーザーが並んでいて、どこが乗り場なのやら、少々オロオロしてしまいました(笑)。チケットは16,000リラ(約1,050円)、1時間に1本の割合で出ていました。冬はどうなるのか分かりませんけど・・・。
時刻表によると、Riomaggioreまでは約20分の距離。せっかくなので、日に焼けるのも気にせず、甲板に陣取ることにします。小さくなるPortovenereを見送り、ターコイズブルーの海を堪能する間もなく、岩山にへばりつく家並みが見えてきました。たったの20分の旅(?)ですからね。早いものです。それにしても、予想はしていましたが、スゴイ町・・・。
見えたぞ!Riomaggioreだ!
す・すごいところに町が・・・ 海面からすぐ、そびえる岩山。ど、どうしてこんなところに・・・!?というところに町があるのです。厳しい自然によって侵略者から守られてきた、という話にもうなずけます。おそらく、辺り一体を見回して、最も住みやすそうな地形に町が出来たんでしょうね。それでも、こんなところなんだから、まったく・・・(笑)。
港、とはお世辞にも呼べないような小さな船着き場で、船を降り、探索に出かけます。船着き場から、一歩踏み出せば、もう坂道。町の中央に太い道が走っているのですが、そこから脇にそれると、右へ行っても左へ曲がっても、細い、細い坂道か急な階段。クネクネと曲がる路地は、すぐに迷子になっちゃいそう。ところで、私はどこへ向かってるんだろ??ってね。
おいしそう・・・
港が狭いためか、船が陸上にあげられているのにビックリ。道の両端に、小さなボートがぎっしりと並べられています。路上駐車ならぬ、これは、うーんと・・・路上駐船!?
坂道を、程良いところまで登ったら、そこでUターン。山のてっぺんに教会らしきものが見えたのだけど、あそこまで登ったらヘタヘタになってしまいます(笑)。だって、まだCinque Terreのひとつ目の町ですもの。次の町へは、徒歩で向かうので、そろそろ出発することにいたしましょうか。

1999.07
路上駐船!?


 

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