2002年9月15日 13日 14日
ソウル滞在3日目、今日は夕方岡山へ帰る日です。
戦争博物館

戦争博物館へはミョンドンから地下鉄4号で三角地まで、出口12番の近くにこんなに大きな建物があります。

私が関心を持っていたのは第二次大戦中の展示がどうかということでした。全体からするとあまりにもアッサリ、でした。中国、台湾などの日本関係の展示とはずいぶん違うようです。この博物館の大部分は朝鮮戦争に関連した展示でした。
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戦没者の名前が彫られた前に供えられた生け花です。碑銘の出発は1945年になっており、それ以前は別の扱いという印象を持ちました。

古代の「銅鐸」は、教科書でも見た記憶があるものと同じようでした。
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韓国将棋でしょうか。軍隊の1990年代の様子のミニチュアです。

これは屋内展示の飛行機です。

これは屋外に展示されている兵器の数々です。
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軍用ヘリの前で記念写真を撮る遠足の生徒たち。

こういう展示を日本で見る機会はあまり無いため、ついついシャッターを切ったTAKAです。
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これは屋内展示の一角。手で爆弾を持って投げていた様子です。

博物館の外にある軽食堂でうどんを食べました。W3000でした。

分別収集のゴミ箱です。ハングルに撃退されました。
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マクド

mのマークは同じ、間のハングルが例のごとく読むのかと
地下鉄

キップ表側

キップ裏側
自動販売機と駅員のどちらでも買えます。だいたいW600ですから、コインだけしか使えない自動販売機のところで、札しかない場合は駅員から買うことになります。自動販売機のときは、行き先が1区間内かどうか表で確かめ、1・区間ボタン、2・コイン投入、3・発券、というシステムです。

行き先はとても簡単。4号線なら水色、または400番台、一方の駅が番号が若くなり、反対方向はその逆ですから、自分がどの番号の駅に行くか忘れなければOK。

降りたら、何番出口からでたら便利か確認します。何とか出口の何番、という番号の振り方でなく、乗り換えの駅がある場合はトータルで出口番号が振られているので、同じ番号が二つはありません。番号が役に立ちます。
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立体的な出口の案内図

自分が何番出口から出るか、○囲いされた数字を見失わなければ必ずその出口に出ることができます。ちなみに、一枚上の茶色地に白抜き数字は地下鉄何号の意味の数字です。乗り換えのときはこの数字を見逃さないようにします。

トイレに困ることはありませんでした。デパート、食堂街、地下鉄駅とトイレはシッカリありました。清潔でした。日本より掃除も行き届き、においもしませんでした。m単位で距離が書いてあります。17mとかいう案内には、「そうまで厳密でなくても」と思ってしまいました。

すべての地下鉄駅トイレで見たわけではありませんが、ありました。ご用向きの方はコインを投入してお求めを。
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仁川(インチョン)空港
以下インチョン空港のグラフィックは写真ではありませんので念のため。通関後の写真撮影は禁止されていますので、以下は一応、心象風景、スケッチということでご理解下さい。

案内系統はシッカリしています。左右に広い空港で端から端まで歩くのは大変なことでしょう。TAKAは半分歩くことさえ途中であきらめました。
空港内でコーヒーを飲みました。ちょっと薄く感じました。

乗り換え時間がある利用客のためのトランジットホテルもあります。

通路を見下ろす位置からの「スケッチ」です。警備員から「日本人ですか。写真撮影は禁止されています」といわれました。
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さて、そのあとは一路岡山へ。通関検査に手間取りました。全員通関が終わったところで、簡単なあいさつが専務からあり、解散となりました。お疲れ様でした。TAKAはそのあと、バスで岡山駅へ、JRで西大寺まで帰りました。
ハングルができないTAKAが頼ったのは日本語と、少しの英語。日本より英語は通じるかなあ、という感じで、お互いに母語でない分、発音や語彙に制限があり、難しい表現は通じにくい状態です。いっそのこと、単語でやったほうが簡単かもと思うところもありました。泊まったホテルでは、圧倒的に日本人宿泊客が多いのか、大部分の従業員が日本語で話ができるようでした。
15日、戦争博物館で、プエルトリコ出身の兵隊さんに会いました。1年間の勤務が終わり3日後に離韓の予定とか。陽気な感じでした。その外門付近でアメリカ、ニューヨーク州から子どもさんにチケットをプレゼントしてもらって1週間の韓国旅行を楽しんでいるご夫婦に会いました。韓国の人の発音よりも聴き取りやすいと思いました。韓国の人と英語で話していると、自分の知っている「音」にはまらず、簡単なことでも聞き逃してしまうことが何回かありました。
英語は世界各地でいろいろに発展進化しています。アメリカの英語だけが正しいという考えはTAKAにはありません。印度、台湾、タイなど少しずつ違う英語をこれまでの旅行で聴いてきただけに、韓国の発音がまたそれらとは違うのだということを知って、英語をとりまくさまざまな状況に思いをめぐらしたのでした。

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