2002年9月14日    13日 15日  
ソウル二日目は、自由行動です。ホテル周辺の散策からはじめ、徐々に足をのばしました。
教会の結婚式

ホテルの斜め前は明洞教会でした。結婚式がありました。

教会の前には、プレハブ小屋、新郎、新婦側それぞれの受付があります。お祝いが入っているのでしょう、袋を差し出すと、小さい一枚の色付の紙が渡されていました。お礼の言葉が記載されているのでしょうか。出席の服装は普段とあまり変わらないようです。年配の方の中には黒の礼服にネクタイという方もおられましたが、日本のように出席者全員が黒服+白ネクタイという一種異様な光景はありませんでした。中にはGパン半そでという人も気軽においでになっていました。女性の民族衣装チマチョゴリも親族の一部が着用という様子でした。



新郎が新婦を迎えに歩むところです。手前の女性美しいでしょ。イヤイヤ、これは本題から外れていますね。フラッシュを使うわけにも行かず手ぶれの写真でチョット残念。

祝福を受け誓いをする新郎新婦

教会の模様
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昼食

昼食はカレーライスを食べました。W3500でした。約十分の一にすると日本円。上の写真の緑色の札がW3500でしたのでカレーと読むのでしょう。ハングルお手上げのTAKAは指差し注文で昼食にありつきました。
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南大門市場と明洞周辺

ホテルは繁華街明洞(ミョンドン)の中にありました。周囲を歩くと日本語がいっぱい。ネィティブ・ジャパニーズから見るとちょっとおかしげな表示もあちらこちらに。イエイエこれは韓国の方の日本語力をどうのこうのという話ではありませんので念のため。ひとつには、私たちも英語や時には中国語をこんな感じに奇妙に使っているのかなという自戒の材料として、もうひとつは韓国の人のたくましさを示すものかと、思ってみたりしたわけです。
後ほど、おかしげな日本語のコレクションをご紹介。

明洞でTシャツを売っていたお兄さん。見ての通りなかなかの好男子でした。値段は交渉しだい。

南大門市場に向かう角に店を出しているところで、マツタケを見つけパチリ。韓国のお盆が9月21日からとかで、ふるさとへのお土産として珍重されるのだそうです。北朝鮮から中国または日本を経由して韓国に持ち込まれるそうです。韓国産のものはバカ高いそうです。

「こまあぶら」。この程度はご愛嬌。日本人の方に修正力がありますから問題ありません。私たちのヘンな英語もソンナ風にして理解してもらっているんだよなああ、と思います。南大門市場では唐辛子のパウダーを買いました。石鍋のお店を発見しましたが、値段より、重さでギブアップ。
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東大門市場

地下鉄4号線で、明洞から東大門まで移動、W600でした。ここも活気があります。歩道橋の上から撮りました。

さてその上の歩道橋は、実は商売の場所になっていました。一番上が高架道路、その下が歩道橋、パラソルのようなものが全て「個人商店」「露天商」ということになります。高架道路の下は雨よけ要らず、陽射し防止も不要。手前の歩道には本の山。画面では切れている右側はズラーッと本屋さん街で、所狭しと本が並び詰まれていました。

人がせわしなく行き交う狭い路地を更に早く駆け抜けるように荷物を運ぶ人たちがいます。これは荷物を担ぐ道具です。日本で言うとショイコ、ということになるでしょうか。実に混雑した中を自在にすり抜けて荷物を運ぶのでした。

バイクも運搬で活躍しています。

衣類のバーゲンを漁る男の人たち。日本ではあまり見かけない光景です。
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ソウル二日目は、自由行動で、アチコチと見て回りました。教会の坂では医薬分業に関係する座り込み、アジ演説もなかなか勇ましいものでした。
道と言わず空いているところがあればすぐそこは商売の場所、という活気ある都市・ソウル。TAKAの若い頃の日本を見ているような思いもありました。
夕暮れ迫る 明洞周辺

東大門から地下鉄4号線で明洞まで帰ってきたのが午後5時頃。まず目に付いたのが、ミチを半分塞いでも気にすることなく商売する、音楽テープを売る屋台です。右のおねえさんのあたりが交差する道の真ん中辺りです。リヤカーの幅の分だけシッカリと交差点の中に入っているのです。日本だといくらなんでもと思うのですが、シッカリ電気も来ていて、シッカリ商売していました。


上の二枚は歩道にあふれる人・人。これだけ人があふれる道の真ん中にシッカリ屋台を出して商売する人もアチコチに。
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日本語ちょっと?

ミョンドン周辺で見つけた日本語です。「きのニ」はきっと「きのこ」で、「ニ」と「こ」が区別できなかった結果でしょう。でも、日本人にはどういう意味かシッカリわかります。大丈夫。

この手のまちがいも結構見ました。「う」と「ら」が区別できてない例です。「らどん」というのもあって「うどん」と読み替えることができます。

もっとも難問でした。「の豚」は「豚のバラ肉」という意味か、「の豚」→「野豚」→「イノシシ」という意味か? 料理に詳しいか、ハングルが読めればとチョット首をかしげたままの状態で残念が残りました。

「漬ける」と「清ける」を間違えたのでしょう。日本人でも気がつかない人がいるかもしれません。まったく問題なし。

カタカナとひらがなの混じった書き方。この手の間違いも結構ありました。写っている人たちは、機動隊。教会周辺でデモがあり、危険思想人物と思しき人相書きを持った人などもおりました。

「ビールベー」といわれてアカンベーをされたような気がしないわけでもありませんが、これもわかります。
ソウル二日目の夕方は、日本語収集に走ってしまったTAKAでした。世界でもっとも日本語学習人口の多い国・韓国。シッカリとした日本語で書いたパンフレットや看板もありますが、ご紹介の通り発展途上の日本語表現もたくさん。日本にいてはこんなに楽しい垂れ幕や看板には出会えません。