FIVA Pas-Time / FIVA [BACK]
[FIVAって?] [仕様(MPC-102M62S)] [OSの再インストール]

FIVAって?

「FIVA」は、僕が愛用しているノートパソコンです。品番は「MPC-102M62S」 になります。この機種は「CASIO(カシオ)」が作っている、A5サイズのサブ ノートって一般的に言われていると思います。特徴はサブノートとしては 「液晶が大きい」「軽い」「キーボードの配列良い(個人差あり)」「スペ ースをとらない」という利点があります。しかし「CPUの処理速度が遅い」 「画面表示が遅い」「別売りのポートリプリケータが必要」などがあります。 CPUの処理速度ですが大体ノーマルペンティアムの160くらいです(フルで)。

ただし、普段使う分にしては、全然きにならない程度の性能をもっています。 ということで、僕はFIVA(102)を愛用しています。

(※)現在、101、102、103、201、202、の5つのモデルがあります。モデル番号が 大きいほど性能があります

仕様(MPC-102M62S)

CPU / 周波数 / 内部キャッシュ Media GX / 233MHz / 16KB
(実質約Pen160MHzくらいです)
(画面表示などがCPU依存ですって)
ディスク 6GB(ハイバネーション領域(ハイバネ)があるので、実質5.5GB)
(現在はIBMの20GBくらいのディスクを積んでます※改造行為です)
表示装置 / 解像度 6.7型HAST TFTカラー液晶 / SVGA(800x600)、65536色(16bit)
キーボード 本体一体(JIS標準配列英数・かな 総数84キー)/ 12 FnKey(Fn対応)
インターフェイス USBx1 / IrDAx1(1.1基準) / 通信ポート
ポートリプリケータ(別売り 約10000円)
↑がないと、標準FD(フロッピドライブ)、標準CD-ROMドライブが使えません
(どいらも、別売り・・・汗)(FD使いたいなら、別に約15000円必要)
内蔵モデム モデム(56kbps-受信V.90、FAX:14.4kbps)
パワーマネージメント 自動または、任意設定可能
PCカードスロット Type2 1スロット(Card Bus対応)
電源 / 電池 ACアダプタ16V(入力AC100V、50/60Hz)
リチウムイオンバッテリ(大容量あり)(公称11.1V、1500mAh)
必要充電時間(標準 / 大容量) 約2時間(ON時4時間) / 約4時間(ON時8時間)
稼働時間(標準 / 大容量) 3時間(実質1-2時間) / 6時間(BIOSに電力設定あり)
外形寸法(標準バッテリ搭載時) 210(幅)x132(奥行)x25.4(高)[mm]
(実寸:VHSテープより少し大きい)
質量(標準バッテリ搭載時) 約840g(バッテリ搭載してない時、約670g)
仕様環境条件 温度:5-35度、湿度:30-80%(結露しないこと)
標準搭載ソフトウェア OS(Win98)、システム管理ツール、PostPet For Windows ver2.0jp等

OSの再インストール

ここでは、FIVAに関してのOSの再インストールを行ないたいと思います。 まず、普段ディスクトップの環境でOSを再インストールには、最低でも 「CDドライブ」「FDドライブ」を用意したいところです。ですが「FIVA」 には「ポートリプリケータ」という代物を別途用意して、なおかつ「CD ドライブ」「FDドライブ」を用意する必要があります。これらを用意する には、かなりの金額が必要なので、お金がある人はこれらを用意して、 普通に「リカバリCD」から再インストールしてください。僕はお金がない 人なので、この方法をとることができないので、別の方法を取らせていた だきます。また、この方法は正規のものではないので、ここでかかれた ことを実行して問題が発生したとしても、一切の責任をもちませんので 、あしからず。

僕が用意したもの

●FIVA本体(これがないと話になりません笑)
●メビウス(FIVAとは別のノートPC、なんでもOK)
※9.5mm厚のHDDが接続できるディスクトップPCでもOK
●OS(FIVAに附属してきたWIN98SEのCD)
●リカバリCD(FIVAに附属してきたドライバ類が入ったCD)
●起動ディスク(メビウスにCDドライブを認識させるために作ったFD)
●フロッピディスク1枚(FIVA用の起動ディスクを作る)
●rawrite.exe(PC-UNIX系のCDやら、FTPサイトから用意したDOSツール)
●ドライバ(プラス)
●CDドライブ

●STEP1(OSの再インストール用の起動ディスク「FIVA_FD」を作成)

まず、メビウスでwin98を起動します。もちろん、このとき「CDドライブ」 「FDドライブ」ともにメビウスにセットする。次に「DOSプロンプト」を立ち 上げ「rawrite.exe」を使用して「リカバリCD」の「ルートディレクトリ」に ある「bootimg.bin」を「FD」に展開してやります。また「DOSプロンプト」 から「rawrite.exe」のあるディレクトリに移動して「rawrite.exe」とタイプ して、エンターしたら「イメージへのパス(bootig.binへの絶対パス)」 と「展開先ドライブ(フロッピドライブのパス)」を聞いてくるので、 適切に入力すれば「FD」に「OSの再インストール用の起動ディスク (以後FIVA_FD)の作成が完了します。また「FIVA_FD」には、お決まりの ように「AUTOEXEC.BAT」があるので、その中身を「メモ帳」で開いて すべての内容を削除して保存してください(面倒ならば、ファイルごと 削除してもOKです)。
※「AUTOEXEC.BAT」を削除、ないしは空にしないと「FIVA_FD」を使って 「FIVA」とは別の機種でDOSを立ち上げることができないからです。

●STEP2(FIVAとメビウスの分解)

次に「FIVA」と「メビウス」の分解です。あらかじめ用意していた「ドライバ」 を使って「FIVA」の裏面にある手前の「3つ」のねじをはずして、「キーボード」 をはずしてください。ただし!!!「キーボード」を完全に取り外すには、 接続ケーブルをコネクタから抜かないと無理なので、無理してはずそうとすると 破損するおそれがるので、注意してください。また、「キーボード」を外すときに 、何かに引っかかって一時的に外せない状況がでる可能性があります。このときも 無理して外そうとはせず、ゆっくりとその原因を考えて外してください。同様に 僕の「メビウス」も同時に同じように分解しました。

●STEP3(HDDの取り替え)

分解した「FIVA」と「メビウス」から「HDD(ハードディスク)」を取り出します。 以後「FIVA」の「HDD」を「FIVA_HDD」とします。次に「FIVA_HDD」を「メビウス」 に接続します。

●STEP4(「FIVA_HDD」の領域の確保と論理フォーマットする)
※以下「メビウス」を使っての作業となります

「FIVA_HDD」が接続された「メビウス」で「FIVA_FD」を使って「DOS」 を立ち上げます。次に「FDISK」を起動といきたいところですが、「FIVA」 には先に「ハイバネーション領域」という特別な領域を確保してあげないと いけません。そこで、、、

>ZVHDD /C /M:96
※正確には、>ドライブ名:\ZVHDD.EXEがあるディレクトリ\ZVHDD /C /M:96

上記のコマンドを実行すれば、自動的に「ハイバネーション領域」を確保 してくれます。次に「FDISK」を実行して「基本DOS領域」、必要とあらば 「拡張DOS領域」を必要なだけ確保してやってください(ここで再起動)。

>FORMAT c:
※正確には、>ドライブ名:\FORMAT.EXEがあるディレクトリ\FORMAT c:

最後に上記のコマンドを実行して、「基本DOS領域」を「論理フォーマット」してやれば 完了です。

●STEP5(必要なファイルを「FIVA_HDD」にコピーする)

CDドライブに「win98se」のCDをいれる。「FIVA_HDD」に 「win98se」の「win98」というディレクトリの中身を ディレクトリごと移してやる。「XCOPY.EXE」などを使って 移動してやってください。次に、CDドライブに「リカバリCD」 を入れてやって「CDRIVERS」というディレクトリの中身を ディレクトリごと移動してやってください。

●STEP6(インストール開始)

必要なファイルを「FIVA_HDD」に移動したので、早速インストール をはじめたいと思います。

>c:\win98\setup "c:\cdrivers\drvcopy.inf"
※正確には、>c:\setup.exeがあるディレクトリ\setup "c:\drvcopy.infがあるディレクトリ\drvcopy.inf"

上記のコマンドを実行すると、win98seのインストールが始まります。 あとはインストーラの指示にしたがってインストールしてください。 ただし!!!ファイルコピー終了後の1回目の 「再起動します」のときに電源を無理矢理落してください。電源を 落したあと「メビウス」に接続していた「FIVA_HDD」を取り外し、 「FIVA」に接続しなおしてください(※重要)。
※ここで電源を落さずに、メビウス上で再起動してしまうと、 「メビウス」での環境設定が行なわれます。これはかなり問題があり ますので、注意してください。


●STEP7(「FIVA」での環境設定)

「メビウス」につながれた「FIVA_HDD」を「FIVA」に接続しなおした後、 「FIVA」を起動してください。すると問題なくインストーラーが動いて 「FIVA」での「環境設定」を自動的に行なってくれます。また、途中いく つかのメッセージがでると思いますが、普通に入力していけばOKです。
※問題ないことはないな・・・(苦笑。多分「メビウス」のときに強制的に 電源を切ってるから「FIVA_HDD」じたいに物理的な不良セクタができてるとか の可能性が、、、、、、(汗

●まとめ
これで、OSの再インストールが完了します。とりあえず僕の環境での FIVAに関してのOSの再インストールはこれで問題なく終っています。 現在も「FIVA」は快適に動いてます。とまあOSの再インストール自体 の作業は簡単ですが…途中、はまる可能性があります(苦笑。とりあ えず「win98se」の「win98」ディレクトリの中身を「HDD」に移動でき なかったり、「リカバリCD」の「CDRIVERS」ディレクトリの中身が 同じように「HDD」に移すことができなかったりしたときもありました。 はじめのころは普通に移動できたのに、いまとなっては途中ある一定 のファイルで、移動に関して読みとりエラーが発生するようにもなって もいます(苦笑。原因はいまだもって不明ですが、とりあえず対策として 「HDD」に移動させるのではなく「CDドライブ」から直接インストールを 行なって解決しています。「HDD」にコピーしてのインストールの利点 は「HDD」からのインストールなので安定かつ素早いインストール作業 が行なえ、インストール後「環境設定」のときに「win98seのラベルの ついたCDを〜」という定番のメッセージがでるときに、「HDD」の 「win98」ディレクトリを参照してやれば大部分が回避できるので面倒な ことをせずにすみます。「CDRIVERS」ディレクトリのコピーができない 問題については、フロッピ2枚に収まる容量だったので、これで「CD ドライブ」から「FD」に移し変えて「HDD」にコピーしています。 (でも2001年10月1日現在では、普通にエラーなしにCDから移動できる んですよねー、なんでだろう(笑。大体予想はつくけど)。また 多分「コンパクトフラッシュ」を使って「環境設定」のときに ドライバを求めてこられるとおもいますので、このときに検索先を コンパクトフラッシュにしてあげれば、わざわざ「FD2枚」使って 「HDD」に移動したりなんてことをしなくてもいいとおもいます。 とりあえずこんな感じでインストール作業をさせていただいてます。 問題がある場所があるとおもいますので、気づかれた方は掲示番なり メールなりで、僕ことPC初心者管理人に適切な注意をお願いします(苦笑


sitemaster is AlleL
linktoair@geocities.co.jp
Copyright (C) since 1999