「君ぞ恋しき」後書き



男の価値は、
甲斐性と包容力!
これに尽きる、と常々思っています。


そうでなければ、私の可愛い娘はやれない・・・!
いえ、別に娘ではなくエドワードは正真正銘息子(のようなもの)なんですが、気分的には可愛い可愛い娘です。(笑)
おかげで、相手にはある意味理想を求めます。
その理想は、キャラによって様々で語ると長くなるので割愛しますが、絶対に欠かせない条件が「甲斐性」と「包容力」です。
顔はその後ですね、私の場合。(←重要条件であることに、変わりはなし。笑)


この話で何が書きたかったかというと、格好いい大佐。
厳しくて、優しい、大佐です。
二人の間柄ですと、言わなければならない苦言や命令もあるでしょう。相手が傷つくとわかっていても、あえて言わねば言わねばならない事があるはずです。
上司としての役割と軍の責任者として規律を守らせる立場にあります。厳しいのは当たり前です。
でも、一個人としてなら、別。
甘やかすだけが能ではありません。優しいだけが美徳でもない。
それでも、そこで認められるべき「優しさ」がある大人であって欲しいと思います。

ということで、多分、私が書いた中で今のところ一番の大佐。
大佐、大好きさ、と感じて頂ければ何よりです。


ちなみに、これの最初のタイトルは「Je te veun」でした。サティの「貴方が欲しい」。
けれど、日本語にしたかったので、変更。「君ぞ恋しき」に決めました。



それでは、短編ですが楽しんでもらえたら、嬉しいです。


                                          小川春流拝。



 

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