藤崎春香の美容講座3

第11回「クリームの効果的な使い方」


クリームの効用・・・・保湿性を持続させる、肌のパジャマ。
       ・・・・弾力と柔軟性をアップさせる肌の栄養ドリンク!

1、 ハンドプレス
肌にクリームをいきわたらせ、手のひらで優しく肌を包み込みましょう!
密着させて押さえるように肌に触れれば、浸透圧を助けるうえに、リラックス効果も生み出します。

2、 コントンパック
ローション、ミルクローションで肌を整えた後、かさつきの気になる部分にクリームを厚めにぬります。ローションを含ませたコットンを2枚その上におき、約5分間おきます。

3、 マスクで潤す
ミルクローションで整えた後、クリームを肌がかくれる程度にぬり、上からラップの乗せます。(鼻の下は呼吸のため開けておく。2枚を分けて乗せても可)そのまま、5分間おいた後、余分なクリームをふき取ります。ラップの上から蒸しタオルを乗せれば、潤い効果はよりアップ!

ということで、トライ!してみましょう。




第12回「無添加」

無添加ってどんなことか、知っていますか?
何となく、何も使っていないというイメージがあるんじゃないかしら?
正しくは、「着色料、香料」を使っていないことを言うの。
保存料を使っていても、無添加なのよ。知ってた?
保存料ってとても悪いものというイメージをもっていないかしら?
化粧品を保存するためには、必要なもの。
だって、化粧品に菌が間違って入ったら腐るじゃない。ちょっと表現が的確じゃないわね。
化粧品を長期保存するためには、安全な保存料(パラベンが一番安全と言われているわね)を入れるか、抗菌の高いものをたくさん入れて同じ条件にするしかないわね。
だから、保存料を使用していないので、使い切りサイズだったり冷蔵庫で保存ってメーカーもあるわよね。
ちなみに、保存料が入っていないから良いってことはないわよ。
化粧品は効用がなければ意味がないんだから!
自分にとって、その化粧品が目的にあっているか、効果があるのか見極めてね。
でも、保存料一切が肌にあわない人もいるから、そういう人は裏の表示をよく見てあわないものが使われていないか調べてね。
さて、一般的に化粧品でいう「アルコール」はエタノールのこと。
よく、すーっとするでしょう。あれです。
知ってました?
実は裏に表示されていること、見てもわからないことが多いわよね。
そして、イメージで判断してることが圧倒的に多い!
綺麗になる、チャンスを自分でつぶしていることがあるわ。
本当に、綺麗でいたかったら、正しい知識を身につけましょう。



第13回「24時間美白」

今年も紫外線強く降り注ぐ季節がやって来たわね。
4月を過ぎれば、立派に強烈な紫外線があるから、注意しましょう。

夜美白のための美容液を付けるのは当たり前。
そう、あたり前よ。やっていない人は将来泣く羽目になるわよ。
今問題にするのは、日中にいかに美白するか、よ。
日焼け止めやSPFのあるファンデで紫外線から守ろうとしているけれど、汗をかいたり化粧崩れをしたり。その隙間を紫外線は狙っているわ。
一瞬の隙が、しみ、しわ、たるみの原因になるの・・・。
だから、気を抜いては駄目よ。
顔は一生ものなんだから自分で責任もって管理してね。


「しみ」について。

『老人性色素班』

老人性と書くけれど、通常の「シミ」のことよ。
10代だろうが20代であろうが、同じね。
ほほおやこめかみにできる小さなシミやはっきりした円形状のシミは、長年繰り返し日光を浴びたことが原因よ。

『ソバカス』

鼻からほほにかけて小さく点在する色素班。
遺伝によりことが多いわ。確かに遺伝ではどうしようもないとはいえ、お手入れで薄くすることはできる。それに、そばかすだから、と甘く見ているとそのうち本物のシミが現れるし、そばかすと結び付いた日には目も当てられないわ。

『肝班』

「カンパン」と読む。
昔は肝臓が悪いからなるのではないかと考えられていたから、こう呼ばれている。
30〜40代の女性のほほにできる左右対称のシミ。
女性ホルモンのバランスの異常によって生じる。

ということを踏まえて、お手入れをしましょう。





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