年齢や生理周期、ライフサイクル(仕事・出産・育児)などによってホルモンのバランスが変化し、自律神経のバランスも崩れやすい女性の体にこそ、鍼灸の作用は合うと思います。
鍼灸は腰痛・肩こりだけでなく、女性特有の症状を改善することができます。ライフサイクルに沿って簡単にまとめてみました。
妊娠は本来自然なものです。不妊治療は高度に進化し多くの恩恵をもたらしましたが、同時に多くの「原因不明の不妊」を生んでいるようにも思います。
妊娠を考えているのにまだ妊娠できていない方の多くに、以下の症状があるようです。
きっかけは顔面神経麻痺の方の顔の麻痺側にはり・きゅうをしていたところ、「肌がつやつやになったと言われるが、やっていない側との差が気になる」とのことで両側行ったところ同じように変化したのです。見た目に変化があると女性は嬉しいものです。
妊娠中の様々な体調の不調において、副作用のない鍼灸がお役に立てることがあります。整体や接骨院では断られてしまう腰痛・肩こり、薬の飲めない花粉症・風邪など。つわりや逆子に効果があることも、まだあまり知られていないようです。妊娠中や産後は特にホルモンバランスが変化することで体調も変わりますし、取り巻く環境も変わってストレスもかかってくるでしょう。このような中何の不調も無い人のほうがまれなのに、妊娠中なのだからと我慢する方が大半ではないかと思い、あえて書かせて頂きました。東洋医学ではどんな症状でも出るには理由があります。生活習慣を見直す良い機会として、また未病治を得意とする鍼灸で、妊産婦の方の体調管理をさせていただき、よいお産、産後をお過ごしください。当院では、不妊治療に継続して、35週ぐらいまで治療をしていくことで、本物の妊娠、母体の健康管理を行い、元気な赤ちゃんを出産して欲しいと考えています。もちろん妊産婦の方の負担にならない体位や刺激量に配慮いたします。
閉経前後のホルモンバランスの急激な変化により、それを指令する脳と密接な関係の自律神経も乱れ、めまい・ほてり・動悸・肩こり・気分の落ち込みなど「複数の」自覚的な症状による体の不調が更年期の特徴です。さまざまな科に渡る症状こそ、東洋医学の得意分野です。症状そのものを診るのではなく、その方の体質や、そこに至った原因・背景を診るからです。私が考える更年期とは、今まで突っ走ってきた人生を、これからおおらかに生きていくために、今までの生活習慣(食生活や運動不足などの不摂生)、考えぐせなどを見直す機会なのだと思います。鍼灸をすることで、体と心がほっこりとほぐれ、心と体は一体なのだと気づかれることでしょう。症状にかかわらず、ゆっくりとお話を聞かせていただきますので、ご相談ください。
鍼灸は、明治時代まで全ての病気を扱う治療手段でしたので、お子様に対しても効果を発揮します。生後4ヶ月ぐらいから治療できます。お子様に多い症状として、夜泣き、かんの虫、夜尿症、かぜ、喘息、鼻炎、中耳炎、アトピー、近視などに効果があります。大切なお子様に対して、お薬を使わない、痛みの無い、身体の自然治癒力を利用した鍼灸治療をためされてはいかがでしょうか。お子様に使用するはりは、金属製のへら状のもので、皮膚をさするだけです。お子様は治癒力が高いので、鍼を刺さなくても皮膚をさするだけで十分なのです。治療期間は症状によりますが、小児は症状が急変しやすいので、連続して治療を行うことが良いようです。そこで4ヶ月から小学6年生までの男女に、小児のはり治療として、低料金で設定させていただきます。症状などご不明な点は、お気軽にご相談ください。
女性の方に限らず小児も含め毎年花粉症に悩んでいる方は、鍼灸で症状を改善することを試みてはいかがでしょうか。出ている不快な症状(鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみ)を治療してその場で改善することもできますが、鍼灸の醍醐味は根本治療です。お薬は飲んでも来年は花粉症のままです。アレルギーの体質をひっくり返すには、週に1回を半年以上の継続的な治療が必要になりますが、薬を使わずに私はとても楽になりました。これは鍼灸が自律神経のバランスを整え、免疫系に働きかけることができるからです。即効性としては、呼吸器・粘膜の系統を強めるように治療しますので、鼻・のど・目の症状が和らぎます。実際には不妊治療で定期的に通われている方が、花粉症が楽になりました、とおっしゃることが多いです。鍼灸は全身のバランスを整える治療を毎回行うので、狙った症状以外にも効果が及ぶのです。
子育ては楽しいですが大変ですね。私自身、出産後は首肩こり、腱鞘炎、急性腰痛、精神的に不安定になったり、イライラしたり、食欲が亢進したりと様々な変化が起こりました。鍼灸という手立てがなければ、どうなっていたかわかりません。こういう変化が当然のように起こるのだということを経験し、子育て中の方は忙しさもあり自力で耐えているのかと思うと、ぜひ鍼灸でお役に立ちたいと思いを強くしました。産後は疲労、睡眠不足、ホルモンバランスの変化、骨盤の変化などで体調が必ず変わりますので、ご自身の体を養生する時間をぜひ作っていただき、元気な状態で日々の子育てを楽しんでいただきたいと思います。妊娠中の過ごし方が、産後に出るといわれ、また産後の過ごし方が、これからの何十年かの体調に影響するとも考えられます。鍼灸では、全身のこり、痛みのみならず、自律神経のバランスを調整しますので、精神的にも楽になり、内分泌系にも働きかけて、内臓の働きを整え、ホルモンバランスも調整しますので、全身の不調と感じることすべてをお話しください。当院では、患者さまがリラックスできることを条件に、お子様を何名様でも治療室と隣室の待合室にお連れいただけます。他の患者さまが重ならないよう時間も長めにおとりしますので、授乳・おむつ替え、お気に入りのおもちゃ、おやつなど自由にお持ちください。お二人目の赤ちゃんを希望されている方も、お子様を育てながらの治療は大変かと思います。産後の肥立ちがうまくいっていないことが多いようです。体調が変わり、年齢のこともありますが、ストレス、食の不摂生など様々な要因が関係します。どうぞお子様連れで気兼ねなく治療にお越しください。
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