2007年8月の欲望


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8/1

【編集中】コミック『となりの801ちゃん 2』を読む。妹が着々と腐へと転落していっていたり(笑)、腐の先輩が登場したり、新たな展開におおいに笑わせてもらった。


8/2

『宿澤広朗 運を支配した男』 (加藤仁/講談社/1600円)を読み終える。 2006年6月17日に55歳で急逝した、三井住友銀行・取締役専務執行役員・宿澤広朗の評伝である。タイトルにある“運を支配した男”は、宿澤が早稲田大学の学内報「早稲田学報」に綴った文章を、彼の先輩であり早稲田ラグビー部の監督でもあった日比野弘が要約した「努力は運を支配する」に因んでいると思われる。
早稲田大学ラグビー部のスクラムハーフとしては、社会人を破っての日本一に二度。
ラグビー日本代表監督としては、強豪国のスコットランドを撃破、そしてワールドカップでの初勝利。
銀行マンとしては、為替ディーラー、資金運用業務などで多大な利益をあげ、メガバンクの取締役専務執行役員に就任。
記された数々の輝かしいエピソードには、ただただ感嘆。宿澤の強い運もあるのかもしれないが、その運を結果に結びつけたのは、彼の《人間には、平等に、いろいろな形でチャンスが与えられる。それがどのような結果を生むかは、その人の不断の努力と、そなわった力によって大きく変わってしまうのであろう※》という信条に基づいた行動だったのかもしれないなと感じさせられた。
ひじょうに読み応えがあり、仕事に関してもいろいろと考えさせられる作品だった。
おすすめです。

※同書P.68。原典は『早稲田学報』(昭和四十八年四月号) 。


8/3

【編集中】神楽坂焼肉
おでん屋


8/4

【編集中】大丸ビアガーデン(beerガーデン/ 東京都千代田区丸の内1-9-1/03-3212-0020/http://www.daimaru.co.jp/tokyo/050805.beer/index.html)
幹事は15:00から並んでくれたそう。
レバーのショウガ煮がおいしい。


8/5

【編集中】トランスフォーマー

【編集中】アジア屋台村



8/6

欲望充たされず。


8/7

欲望充たされず。


8/8

【編集中】六本木 サントリー響
Dynamic Kitchen & Bar 響 六本木店

住所:〒106-0032 東京都港区六本木6-1-3 六門ビル7F
TEL:0120-66-1035/03-5775-4630


8/9

欲望充たされず。


8/10

【編集中】前に担当していた法人の仲のいい社員が退社するということで、その送別会に出席。
■場所:和民五反田駅東口店
http://www.hotpepper.jp/A_20700/strJ000133041.html


8/11

欲望充たされず。


8/12

【編集中】毎年恒例のイベント、第5回屋形船の会。今年は出港が17:00とやや早め。明るいうちからのビールはうまい。例年とは違って、夕陽に染まった富士山が見えたり、新鮮な風景を楽しめた。5年目になってもまだまだ気づくことはあって、来年はマイジョッキやマイ塩を持参しようかなと思った。


8/13

映画
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を観る。『ハリー・ポッター』シリーズの5作目である。魔法省大臣ファッジが、邪悪な敵であるヴォルデモート卿の復活を疑ったことにより、ハリー・ポッターが学校内で孤立をしていってしまうというストーリーである。魔法省により派遣された教師により、生徒たちへの締めつけも厳しくなっていく中、敵に立ち向かうためにどうしたらいいのか思い悩むハリーの姿が描かれている。
印象に残ったのは、いたずらっ子の双子が大暴れするシーン。魔法省により派遣された教師の理不尽っぷりがすごかったため、そのシーンには強いカタルシスを感じた。


8/14

【編集中】昼間は読書。夕方から、ふと思い立ってルミネエストでひとりビアガーデン(笑)。明るいうちからのビールはうまい(笑)。

DVD『バス男』を観る。主人公は、キテレツなキャラクターのアメリカの田舎町の高校生・ナポレオン・ダイナマイト。彼のぬるくてキテレツな日常が描かれている。家族をはじめ周囲の人間も変人ばかりで、彼らの生み出すストーリーは激しくくだらない。クライマックスの展開もあまりにも唐突で、それがまたたまらなくバカバカしくてよかった。


8/15

【編集中】月見小路(東京都中央区銀座6-7-6ラペビル5F/03-3289-5353/http: //r.gnavi.co.jp/g002223/)


8/16

『逝きし世の面影』を読み終える。幕末から明治に日本を訪れた外国人による日本に関する記述から、当時の日本がどういった国であったかを考察していく著作である。当時の日本人にとっては「当たり前の日常」で記述に値しないことが、異邦人にとっては「異質な文化」で記録に値することであり、その異文化の出会いのおかげで、当時の日本の「素顔」が現代に伝わることになったわけである。
幕末・明治期と現代は、田園都市である“江戸”と高層建築の林立する“東京”の違いが象徴するように、いろいろな点で大きく異なっているのだろうと思う。しかし 例えば、「日本人のように遊び好きといってよいような国民の間では、子供特有の娯楽と大人になってからの娯楽の間に、境界線を引くのは必ずしも容易ではない」(逝きし世の面影/P.70/原典:グリフィス『明治日本体験記』) という記述から、「大人になっても少年マンガやコンピュータゲームを楽しむ日本人」を思い出したりしたことを始めとして、外国人によって残されたさまざまなエピソードから、明治の人と現代人との時を越えてつながるポイントを感じ、なんだかゆかいな気持ちになってしまった。


8/17

欲望充たされず。


8/18

【編集中】コミケに行く。長年おたくをやっているのですが、コミケに行くのは初めて。大学生の時に商業誌でアルバイトを始めて、なんとなくコミケに参加するタイミングを逸してしまったのである。
会場いっぱいにサークルがどわーっとならんでいる様はほんとに壮観だった。お昼過ぎに行ったのだが、熱がすごくてすぐにへとへとになってしまった。

【編集中】そして夜は毎年恒例、ビアガーデンでジンギスカン!! 大汗をかいたので、ビールがおいしいこと!! ジンギスカンをがっっつり食べて、満腹満足。で、二次会に行ったのですが、その後の記憶はまったくなし。ダメスギル……。


8/19

夏の大一番・早稲田vs.関東学院大学の練習試合を観戦に、長野県は菅平へ。 今年は菅平・サニアパークでの開催である。昨年は早稲田大学グラウンドで開催され、来場者の多さに立ち見となったが、今年は収容人数も多く、座って観戦することができた。
じりじりと肌を焦がす強い日射しの下、12:00にB戦がキックオフ(※時間は自前のストップウォッチの時間で、早稲田大学ラグビー部の公式記録とは異なる場合があります)。
先制したのは早稲田。開始4分にトライ。その後、しばらく関東に押されるが、それを凌ぎきると以後は早稲田ペース。24分に密集でがちゃがちゃっとした後、ボールが早稲田に出て展開してトライ。27分には相手ボールを奪い展開、個人技で相手DFをかわしトライ。40分にはPG。前半を24対0で折り返す。
後半も先制したのは早稲田。14分に自陣の深いところから展開、バックス陣が見事な走りを連続して見せてトライ。20分には相手の浅いキックをキャッチ、展開してトライ。29分には展開から11番が独走しトライ。48分には関東にトライを奪われるが、反撃はそこまで。結果、後半を21対7、計45対7で勝利した。
早稲田バックス陣のスピードあるアタックは、本当に爽快。またディフェンスの出足がひじょうに速く、危なげのない試合だった。
今回の個人的なベストトライは後半14分のトライ。バックス陣の見事な走りと連携がすばらしかった。

続いてはA戦((※時間は自前のストップウォッチの時間で、早稲田大学ラグビー部の公式記録とは異なる場合があります)。
先制したのは関東。17分にスクラムから展開されトライ。しかしその直後、早稲田のキックオフボールを関東がミス。密集でボールを奪取、展開してトライ。38分にはスクラムからFB五郎丸がブレイク、ラストパスがつながりトライ。前半を12対5で折り返す。
後半になると雲行きが怪しくなり、山の天気の変化の早さを実感。一方、得点はなかなか動かず、ようやく30分に早稲田。右へ左へと大きく振ってトライ。38分には関東のトライ。結果、後半を7対5、計19対10で勝利した。
早稲田ディフェンスは固く危なげはなかったのだが、反則が多くペースをつかめなかった印象。またチャンスを決めきれなかったのが残念だった。
春関東は圧勝、直前のB戦も快勝していたので、この苦戦は思いがけない展開。試合直後はもやっとした気持ちになってしまった。最後にトライを奪われなければ、また印象は違っていたのかもしれないが。
帰途、勝利の美酒ならぬ釜飯を食べて帰宅。美味しゅうございました。


8/20

『狼花 新宿鮫IX』(大沢在昌/光文社/1600円)を読み終える。『新宿鮫』シリーズの9番目のエピソードである。今回、鮫島が追うのは盗品を売買するマーケット。捜査を進めていく内に、そのシステムを構築した男、マーケットの鑑定人である中国人女性、マーケットに介入をしようと目論む巨大暴力団幹部、そして巨大暴力団を利用しようとする警視庁幹部の、交錯するそれぞれの思惑の中に、鮫島は巻き込まれていく。
さすがに『新宿鮫』、物語をぐいぐい引っ張っていく力はさすがで、一気に最後まで読んでしまった。おもしろかった。


8/21

欲望充たされず。


8/22

『ねにもつタイプ』(岸本佐知子/筑摩書房/1500円)を読み終える。翻訳家である著者が書いた、基本的にはエッセイ集である。「基本的には」というのは、一部に本当だかどうかわからない幻想的雰囲気の短編が含まれていることによる。
品よく書かれた、ややピントのずれた感のあるくだらない内容の文章というスタイルが楽しくて、ニヤニヤニマニマしながら一気に読んでしまった。
ちなみに彼女が訳した本ではスティーヴン・ミルハウザーの『エドウィン・マルハウス』を読んでいる(おもしろかった)。


8/23

【編集中】2Fと松坂屋ビアガーデン


8/24

欲望充たされず。


8/25

欲望充たされず。


8/26

『レミーのおいしいレストラン』を観る。『トイ・ストーリー』、『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』などでおなじみ、PIXAR社制作のCG映画である。卓越した味覚、嗅覚を持ち、人語を解するネズミ・レミーが、料理の苦手な見習いシェフ・リングイニと出会ったことで、シェフへの道を歩き出すというストーリーである。ネズミならではのトラブル(やはり厨房にネズミがいるのはねえ……)などに見舞われながら、料理人として一匹のネズミとして成長していくレミーの姿が描かれている。
さすがPIXAR映画、ストーリーはもちろんのことだが、映像の精緻さもすばらしかった。特に河の上の追跡シーンなど、実写と合成してるのかと思ったぐらいである。
個人的には、劇中にて言及される“批評”という行為に対する考え方に、シンパシーを覚えるとともにすごく考えさせられた。いい作品でした。


8/27

欲望充たされず。


8/28

欲望充たされず。


8/29

欲望充たされず。


8/30

欲望充たされず。


8/31

【編集中】店名 ビアーアンドグリル ISAO
住所 東京都新宿区西新宿1-2-1 ファイブKビル4F
電話 03-3346-4130
http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000001528.html
銀河高原生



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