2003年11月の欲望


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11/1

カラオケ。スネオヘアーの『セイコウトウテイ』がなくてへこみつつ、古い曲をもろもろ歌う。最近、iTunesに古い曲を入れて、アトランダムにぐるんぐるん聴いているのである。歌っててけっこうおもしろかったので、過去のCDを発掘する気が赤丸急上昇してきた。

その後、一利(ダイニングバー/埼玉県さいたま市宮町1-75-3F/048-658-2227/http://www.ichiri.info/)で飲む。内装もいいし料理もいいし、かなりの高ポイント。満足満足。


11/2

東京麺通団(讃岐うどん/東京都新宿区西新宿7-9-15ダイカンプラザビジネス清田ビル1F/03-5389-1077/http://www.mentsu-dan.com/index.html/)でうどん。『恐るべきさぬきうどん』の著者・田尾和俊がプロデュースした讃岐うどん屋である。うどんはもちろんうまいが、てんぷら類もナイス。お酒も充実しており、リーズナブルながらおもしろい店だった。


11/3

映画
『インファナル・アフェア』を観る。試写で観て以来、2度めである。1回目ではわからなかった部分が見つかったり、ストーリーを知っていても十二分に楽しめた。


11/4

欲望充たされず。


11/5

そのまんま(土佐料理/東京都港区新橋4-18-4新橋太陽ビル3F/03-3434-1414)で飲む。テーブルで網焼きを楽しめる土佐料理の店である。オーソドックスな居酒屋であるが、出てくる料理はどれもナイス。特に海産物系がおいしくて、がんがん食ってがんがん飲んだ。


11/6

欲望充たされず。


11/7

『Big Fat Cat AND THE GHOST AVENUE』(向山貴彦・たかしまてつを/幻冬舎/952円)を読み終える。最近、同じ英語の本をくりかえし読んでいて、ちょっと新しい本を読んでみたいなと思ったのである。さっくり読める内容になっており、いい気分転換になった。


11/8

秩父宮ラグビー場へラグビーを観に行く。早稲田v.s帝京戦。今年の帝京はひじょうに前評判が高く、対抗戦では最初の難関ともいうべきゲームである。
早稲田は開始1分であっさりとトライを奪うが、その1分後にトライを奪われてしまい、激しい試合になりそうな予感のする立ち上がり。しかし早稲田、帝京ともDFがよく、7分にスクラムのこぼれ球を早稲田がトライして以降は、かなり締まった展開になる。早稲田は接点で帝京に押され、20分、27分のトライで逆転を許すが、前半終了間際に再逆転をし、21対19で折り返す。
かなり緊迫した展開で不安な感じはあったものの、後半の早稲田はきっちりと修正。6分のトライを皮切りに、7トライを奪取。帝京を1トライに抑え、後半を43対7、計64対26で完勝した。後半のアタックはひじょうに華麗で、観ていてめちゃめちゃ楽しかった。
対抗戦、残るは慶応、明治の2試合。既に慶応は明治、筑波に負け、明治も筑波に負けている。流れ的には早稲田だが、どちらも対早稲田戦になると別のチームになってくるため、どんな試合になるか楽しみである。


11/9

欲望充たされず。


11/10

欲望充たされず。


11/11

欲望充たされず。


11/12

CD
『Slaughterhouse Five』(原作:Kurt Vonnegut・朗読:Ethan Hawke/Harperaudio)

カート・ヴォネガット作『スローターハウス5』のオーディオブックである。朗読しているのはイーサン・ホーク。英語学習の一環として購入したのだが、大好きな小説なので、それほど“勉強”という意識を持つことなく聴けそうである。
ちなみにCDDBに登録したのはぼくです。英語圏の人、登録しなかったんだね……。


11/13

欲望充たされず。


11/14

欲望充たされず。


11/15

メリディアンパシフィック東京で、大学の友人の結婚式。ここ最近、周囲の30代男子が着々と片づいてきており、ヤバい感がふつふつとわき起こっております……。
披露宴後は酒茶論(日本酒バー/東京都港区高輪4-10-18ウイング高輪2F/03-5449-4455/http://www.infocellar.co.jp)へ。日本酒の“長期熟成酒”が味わえる専門店である。値段はやや張るものの、長期熟成酒は抜群においしい。料理も日本酒に合って、これまた超ナイス。雰囲気もよく、マジ大おすすめである。
続けて麟(和風ダイニングバー/東京都港区港南2-16-1品川イーストワンタワー1F/03-6717-6575/http://www.dining-rin.jp/rin_shun/index.html)へ流れる。甘太郎などを擁するコロワイドの店である。オーソドックスなスタイルの和風ダイニングバーで、料理も雰囲気も上々。個室も多くて、少人数の宴会にはよさげだった。


11/16

天気がよかったので、上井草の早大グラウンドへラグビーを観に行く。早稲田Bv.s関東学院Bのジュニア選手権のゲーム。両チームとも決勝リーグ進出がかかっており、Bの試合とはいえ大事な一戦である。
先制トライは関東学院。しかし早稲田もそつなく加点し、前半を21対10で折り返す。後半は早い時間で早稲田が点差を付けたのだが、集中力が切れたのか、その後は関東の流れに。何度も危ない場面はあったもののなんとかしのぎきり、40対34で早稲田Bが勝利した。後半はひやひやしたが、昨年の大学選手権の決勝を彷彿させる、ひじょうに見応えのあるゲームだった。


11/17

CD
『THE BEST HITS OF LIVE RECORDINGS−THANK YOU−』(スガシカオ/AUCK-11003)

スガシカオの、シングルヒット曲多数を収録したアルバムである。単なるベスト盤ではなく、ライブレコーディングというのが、いかにもスガシカオっぽい。


11/18

DVD
『キラー・アイ 悪魔の巨大眼球モンスター』

“異次元から来た巨大目玉が人類を襲う”という設定のホラームービー。だが単なるホラーではなく、超脱力系の大バカホラー映画である。なんといっても、登場するモンスターが“寝室やシャワールームをのぞき、クネクネと伸びる視神経でギャルを昇天させる”のである。もう、まじでバカ(笑)。
ビジュアルはチープだし、ストーリーはくだらないし、でもその徹底したダメっぷりが逆に気持ちいい。いやあ、ほんとみなさん(B級映画好きの)に観てもらいたいよ、このくだらなさの極北ともいうべき作品を(笑)。


11/19

大使館(韓国料理屋/東京都新宿区大久保1-17-10/03-3232-3339/http://www.taisikan.com)で飲む。日韓ワールドカップの時、駐車場が韓国の応援会場となった韓国料理屋である。がんがん焼肉を食べて、がんがん飲む。肉うめえ〜。


11/20

DVD
『シカゴ』

2003年中に観た映画の中で、上位ランクインの作品である。音楽と映像のマッチングに所有欲をかき立てられたため入手。


11/21

欲望充たされず。


11/22

映画
『シャンハイ・ナイト』を観る。ジャッキー・チェン主演のアクション映画である。19世紀末のロンドンを舞台に、オーウェン・ウィルソン扮するダメ男とコンビを組んで、父の敵である悪の英国貴族と戦うというストーリーである。設定こそやや重い感じだが、そこはジャッキー映画、スピーディーなアクションとユーモラスなタッチで、気軽で楽しい作品だった。


11/23

秩父宮ラグビー場へラグビーを観に行く。早稲田v.s慶応戦。昨シーズンは優勝のかかったカ−ドだったが、今年は既に慶応が筑波、明治に敗れたため、位置づけに関してはややランクダウンした感がある。ただ早慶戦・早明戦は伝統の重みか、戦前の予想通りにいかないことも少なくないのである。
試合前、売店を眺めていたら、早稲田の2ndジャージを発見。試合会場での販売はこの日からということで、さくっと購入。早速、着用して応援することにした。
今年は早稲田が圧倒的という前評判だったが、慶応のディフェンスはひじょうによく、思っていたようには加点ができない。前半は21対10で折り返す。
しかし後半の早稲田はきっちりと修正してきて、立ち上がりからの3トライであっさりと勝負を決めてしまった。後半の後半、選手を入れ替えたことでDFが甘くなり慶応に追加点を奪われたが、56対29で危なげなく逃げ切った。
SH・後藤の突破、SO・大田尾、CTB曽我部のパスワークは観ていてほんとにおもしろく、終わり方はやや消化不良だったものの概ね満足できた。また途中出場のルーキー矢富も光るプレーが多く、今後の試合に期待が持てた。

その後、らっしゅ(ダイニングバー/東京都江戸川区西葛西6-12-9-2F/03-5676-3396/http://bar-rush.jp/)で飲む。ボジョレーヌーボーを飲む会である。オープンしたばかりのひじょうにきれいな店で、料理もおいしい。焼酎の品揃えもよく、ワインだけでなく、和洋の酒を諸々楽しんだ。


11/24

映画
『キル・ビル』を観る。クエンティン・タランティーノの6年ぶりの新作である。暗殺組織の一員だった女性が、自分を殺そうとした暗殺団のメンバーに復讐していくというのがストーリー。日本のチャンバラ映画をモチーフとして使用している。
内容は金のかかったバカ映画。あまりに特徴的なキャラクターとスコーンと抜けた感じが笑いを誘う。万人にはおすすめしないが、なかなか楽しめる作品だった。


11/25

欲望充たされず。


11/26

大阪出張。むらかみ(鉄板焼/大阪府大阪市北区堂島1-3-9日宝堂島センタービル1F/06-6343-7317)でおおいに飲む。沈没。


11/27

たまや(焼鳥/東京都渋谷区恵比寿西1-8-13-2F/03-3477-7377)で飲む。料理がよくて満足満足。恵比寿で飲むのはひさしぶりだったが、よさげな店が増えていて、フロンティアスピリット(笑)がうずいてきてしまった。


11/28

欲望充たされず。


11/29

社員旅行で石川県へ行く。早朝の飛行機で小松空港に入り、そのまま松井秀喜野球の館(石川県能美郡根上町山口町ロ137番地/0761-22-2447/http://www.hideki.co.jp/)へ。ヤンキース・松井の、子供の頃から現在に至るまでの資料、写真、ポスター、野球用品、記念品など約300点が展示されている、いわば松井記念館である。規模は大きくはないが、なんと入場は無料。やるなあ。子供の頃の作文など、よくとってあるよなあ的な物も多く、石川県に行ったら見てみる価値はあり。しかし松井って、昔から大きかったんだねえ。
その後、金沢市の近江町市場(http://ohmicho-ichiba.com/)へ。海産物の店が多く、小売りもやっている市場である。市場内にある寿司屋はどこも大行列で、行列のない店に入ったら、まあ、味はそれなり。他の店に並んで入った同僚たちは、ひじょうにおいしかったとのことでした。残念。
金沢城公園((石川県金沢城・兼六園管理事務所/石川県金沢市丸の内1番1号/076-234-3800/http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/japanese/top.html)を散策した後、宿泊地である山代温泉(http://www.yamashiro-spa.or.jp/)へ。宴会はゲーム大会でおおいに盛り上がり、大笑いの夜は過ぎていくのだった……。


11/30

午前中は東尋坊(福井県坂井郡東尋坊/http://www.tojinbo.org/menu.html)へ。子供の頃に来て以来だが(まるで記憶になし)、高く切り立った崖は確かに絶景である。風がすごく強かったので、ちょっとおっかなかった。
続けて妙立寺(石川県金沢市野町1丁目2番12号/076-241-0888/http://www.myouryuji.or.jp/)へ。“忍者寺”の異名を持つ加賀藩主・前田家の祈願所である。建立当時、幕府の命令で三階以上の建築は禁止されていたため、外観は二階建てだが、内部は四階建て七層。物見台とも思われる望楼、多くの隠し階段、ギミックが仕込まれ、出城としての要素も持たされている。内部は複雑に入り組んでいて、忍者寺という名前も納得。どのしかけもひじょうによくできていて、ほんとにおもしろい建物だった。
その後、「金沢と言ったら」というわけで、兼六園(石川県金沢城・兼六園管理事務所/石川県金沢市丸の内1番1号/076-234-3800/http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/japanese/top.html)へ。10/16〜2月末日までは、開園時間が8:00〜16:30ということで、猛ダッシュで回る。日本三名園に数えられるだけに、雄大かつ美しい庭園である。木々のカッティング、空間の使い方が見事。眼福眼福。雪吊りも見ることができてよかった。
兼六園近くの喫茶店でぜんざいを食べた後、撤収。帰りの機内で押しずしを食べて、軽く飲んで、東京に戻ったのでした。



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