2003年9月の欲望


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9/1

欲望充たされず。


9/2

欲望充たされず。


9/3

のり平(居酒屋/東京都港区赤坂2-2-21/03-3586-4783)で飲む。オヤジ御用達チックな居酒屋で、微妙に寂れた感はあるものの料理は上々。中でも厚焼き卵は好みの味で、ひじょうにうれしかった。


9/4

欲望充たされず。


9/5

欲望充たされず。


9/6

映画
『ターミネーター3』を観る。未来の人類のリーダーを守るため、未来から現代に送り込まれたサイボーグと、その敵との戦いを描いたアクション映画である。前2作同様、メインキャラクターのサイボーグを、アーノルド・シュワルツェネッガーが演じている。
ストーリーの立ち上がりには、セルフパロディーなど小ネタのギャグシーンがちりばめられ、けっこう笑わされてしまう。アクションシーンもすごい!!というより、ムチャしてんなあといった感じで、これまた観ていて笑える。
前2作とは監督が代わったせいか、テイストも変わったのかと思ったが、途中からはきっちりとシリアスに。息つく間もない展開で、一気にラストまで引っ張られてしまった。ひじょうにおもしろい作品だった。


9/7

おとなしく過ごす。


9/8

欲望充たされず。


9/9

欲望充たされず。


9/10

升本(居酒屋/ 東京都港区虎ノ門1-8-16/03-3501-9820)で飲む。That's サラリーマン御用達といった風情の居酒屋である。タコおでんなどなど味わい深いつまみを食べつつ、黒いトークを展開するのだった。その後、ついついもう一軒に流れ、なにげに終電帰宅。


9/11

欲望充たされず。


9/12

映画
『死ぬまでにしたい10のこと』の試写に行く。余命2ヶ月と宣告された23歳の女性の、死ぬまでの生活を描いた物語である。余命が短いという事実を家族には告げず、密かに「死ぬまでにしたいこと」リストを作り、ひとつひとつの項目を実行していく主人公のありさまが描かれている。ちなみに彼女の「死ぬまでにしたい10のこと」は以下の通り。

01・娘たちに毎日「愛してる」と言う。
02・娘たちの気に入る新しいママを見つける。
03・娘たちが18歳になるまで毎年贈る誕生日のメッセージを録音する。
04・家族でビーチへ行く。
05・好きなだけお酒とタバコを楽しむ。
06・思っていることを話す。
07・夫以外の男の人とつきあってみる。
08・誰かが私と恋におちるよう誘惑する。
09・刑務所にいるパパに会いに行く。
10・爪とヘアスタイルを変える。

若くして結婚し、ふたりの娘と失業中の夫ともにトレ−ラ−ハウスに暮らす彼女の願いは、本当にささやかなものである。しかしそんなささやかなことにすら、生きる喜びを感じる彼女の姿に、強く胸を打たれる。結末には確実に主人公の死が待っているという、ハッピーエンドになりえない作品ではあるものの、主人公女性のキャラクターのおかげで、暗くなることもなく、時にはユーモアさえも感じてしまう。ドラマチックな展開はないが、静かに心にしみていく、ひじょうにいい作品だった。
はたして自分が余命2ヶ月と宣告されたら、「死ぬまでにしたい10のこと」はなんだろうか?

その後、ナイルレストラン(インド料理/東京都中央区銀座4-10-7/03-3541-8246)で飲む。老舗のカレー屋で、ナンうめえ、カレーうめええ。大満足。


9/13

国立競技場へラグビーを観に行く。ジャパンラグビー トップリーグのサントリーサンゴリアスv.s.神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦である。ワセダキティではあれど、ラグビーファンのひとりとして、新リーグのスタートをお祝いしに出かけたわけである。
そんなに混雑してないだろうと油断していたのだが、窓口では当日券もコンスタントに売れており、意外と客の入りは上々。ゴールポスト裏を閉鎖していたこともあってか、8割〜9割方、席は埋まっていた。周囲を見てもそれほど動員チックな感じはなく、開幕ということで足を運んだ人が多いような雰囲気だった。
日射しも、風も強く、コンディションはかなり厳しい状況。選手も固くなっているのか、両チームとも立ち上がりはややミスが多い。しかしサントリーが先制してからは、追いつ追われつの展開で、なかなかの緊迫感。前半は26v.s.21、サントリーのリードで折り返す。
後半は.神戸製鋼が先制し、逆転。後半に入ってすぐは、やや神戸製鋼が優位に試合を進めるが、サントリーのバックス陣にきっちりと走られてしまい(SOの菅藤がよかった)、最終的には54v.s.31。サントリーが勝利を収めた。
個人的には小野澤v.s.大畑のWTBに注目していたのだが、本日はまさに小野澤DAY。4トライを含め、得点の多くにからむ動きをしていた。反面、大畑はトライをあげたものの、あまりめだった感じがなく、ちょっと残念だった。

その後、みうらじゅんのトークイベント(at:渋谷TSUTAYA)へ行く。『みうらじゅんのゆるキャラショー』 (PCBE-50630)の発売記念のトークイベントである。まちがいなく放送できないネタのオンパレード(ヅラネタなど)で、おおいに笑わせてもらった。それにしても、興味を持ったものに対するみうらじゅんのパッションはすっげえなあ。


9/14


『ヒカルの碁・23』(ほったゆみ・小畑健/集英社/390円)
『音楽誌が書かないJポップ批評29 氣志團と「俺たちのヤンキー・ロック」』(宝島社/1000円)

『ヒカルの碁』は最終巻。ラストのメッセージは、静かだけど強く心を打ちます。いやあ、本当にいいマンガだった〜。
『音楽誌が書かないJポップ批評』は氣志團特集なので。彼らのペースとなるものを知りたくて購入。

HDを増設する。


9/15

上井草の早大グラウンドで行なわれたワセダクラブ発足イベントに顔を出す。ワセダクラブとは早稲田大学をコアにしたオープンスポーツクラブのこと。立ち上がりは早稲田大学ラグビー部、ボート部、アメリカンフットボール部が活動の中心となる。協賛企業であるサントリーからビールをもらったり、三共からリゲインをもらったり、芝のグラウンドの上で、のんびりとした昼下がりを過ごした。


9/16

欲望充たされず。


9/17

欲望充たされず。


9/18

会社飲み。


9/19


『School rumble・2』(小林尽/講談社/390円)

『School rumble』は、すっとぼけたテイストがナイスなマンガである。


9/20

新宿飯店(韓国風中華料理/東京都新宿区歌舞伎町1-3-15/03-3200-6899)のジャージャー麺がおいしいらしいというメールが入り、早速、食べに行く。韓国式にアレンジされた中華料理の店である。チャジャンミョン(韓国風ジャージャー麺)は手打ちの麺で、味噌ソースも独特の渋みがあって、なかなかおいしかった。

夕方、山家(居酒屋/東京都渋谷区道玄坂1-5-7/03-3770-0480)で飲む。渋谷らしからぬ雰囲気の、渋い串焼き屋である。けっこう飲んで食べて終了。


9/21

映画
『パイレ−ツ・オブ・カリビアン』を観る。労働者階級の青年とイカれた一匹狼の海賊が、さらわれた貴族の娘を助けるため、呪われた海賊の元に乗り込んでいくという冒険活劇映画である。月光を浴びると忌まわしい姿に変化する海賊たちという設定は、ミステリアスで魅力的。またジョニー・デップ扮するイカれた海賊のキャラクターもおもしろく、物語にアクセントを効かせている。古きよき娯楽作品的設定だが十分にモダンで、キャスティングのよさも含め、ひじょうにおもしろい作品だった。

前日に買ったLANカードを接続。インターネット接続がけっこう速くなりました。


9/22

欲望充たされず。


9/23

秩父宮ラグビー場へラグビーを観に行く。早稲田大学v.sケンブリッジ大学戦である。
ケンブリッジの選手はひじょうにでかく、早稲田のDFがどう対応するかが興味のポイントである。
早稲田は開始2分、WTB・首藤のトライで先制すると(G失敗)、10分(PG)、21分(T)、30分(PG)と着々と加点する。31分、ケンブリッジにトライを許すが(G成功)、38分にトライを決め(G成功)、前半を23対7で折り返す。
後半はケンブリッジのPGでスタートするが、即座に早稲田はトライを返し、点差を縮めさせない。DFも激しいタックルでケンブリッジの前進を容易には許さず、安心して観ていられる展開となる。後半はそれぞれ15点ずつ加え、38対22で早稲田の勝利。
この試合はWTB・首藤のキレのいい走りが際立っていて、彼にボールが渡るとわくわくさせられた。やはりボールがワイドにまわって、バックスががんがん走る試合は観ていて楽しい。満足満足。

〈キーワード〉
ケンブリッジの選手にWorkmanという選手がいた。“働く人”っていう姓ってすごくない?


9/24

ホテル西洋銀座で、『インファナル・アフェア』のウェルカム・パーティー。トニー・レオン、アンディ・ラウの主役ふたりと、ケリー・チャン、エディソン・チャンを歓迎するパーティーである。ケリー・チャンはやばいくらいきれい。かなり眼福(笑)。トニー・レオンもひじょうに笑顔のいい人で、見ることができてラッキーだった。

その後、BAR ATRIUM(バー/東京都中央区銀座2-5-5-B1F/03-3564-2888/http://www.bar-atrium.com/)で飲む。雰囲気のいいバーである。こってりと飲み終了。


9/25

矢場とん名駅エスカ店(みそかつ/愛知県名古屋市中村区椿町6-9エスカ地下街/052-452-6500)でランチ。みそかつ、うめえ。
夜は、札幌かに本家名古屋駅前店(かに料理/愛知県名古屋市中村区名駅南1-17-20/052-583-0012/http://www.kani-honke.co.jp/)で飲む。チェーン系ということで、それほど期待はしていなかったが、ひじょうにうまかった。価格もリーズナブルだし、かなりおすすめ。


9/26

イチビキ(割烹/愛知県名古屋市中村区名駅南1-3-16/052-582-3811)でランチ。鰻まぶしを食べる。イカ天丼でも有名な店のようだ。
店内は昭和のテイストが色濃い内装。厨房では赤ちゃんをおんぶしながら働くおばあさんがいたり、昭和をモチーフにしたテーマレストランかと思った(笑)。鰻まぶしはボリューム満点で満足満足。

夜は韓国料理屋で飲み、カラオケに行き、終了。


9/27

バッチーズのライブ(at:WASTED TIME)へ行く。バッチーズとは男3人・女1人の4人ユニット。女の子がDJをつとめるラジオ番組の公開録音に、バッチーズがゲストでやってきた……というシチュエーションで行なわれたアコースティック・ライブである。カバー曲中心のライブだが、シンプルなアレンジで、聴いていてひじょうに心地いい。DJの微妙さもなかなか笑え、楽しいライブだった。


9/28

映画
『ロボコン』を観る。高専ロボコン(正式名称「アイデア対決・高等専門学校ロボットコンテスト」)をモチーフにした青春映画である。落ちこぼれの女子高専生がふとしたきっかけでダメロボット部に入部し、ロボコンへの挑戦を通して、仲間の部員ともども成長していく姿が描かれている。ロボットコンテストというネタはひじょうに地味ではあるが、情熱を込めてロボットを作成する姿はなかなかに感動的。また出場してくるロボットたちもオリジナリティにあふれ(実際に高専生が製作したそうな)、その特長を生かした対戦シーンはめちゃめちゃスリリングで、ストーリーを盛り上げる。ふんだんに盛り込まれた小ネタもいい感じ。
とにかく笑って泣けて感動する、すっごくいい作品だった。大おすすめ。今年観た映画では『踊る大捜査線2』『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』『インファナル・アフェア』に次ぐ満足度である。熱血ということばとはまったく無縁な高校生だったせいか、こういった青春映画(『ウォーターボーイズ』とか)には弱いんですよね〜。

ハンニバル(チュニジア料理/東京都新宿区百人町1-11-1-B1F/03-5389-7313/http://www.hannibal.cc/)で飲む。チュニジア料理を食べるのは初めてだが、どの料理も激うま。なかでもブリック(ツナとパセリと半熟卵のチュニジア春巻き)は絶品。クスクスもうまく、ケリビアソース(ドライトマト、アンチョビ、ケッパーとキャベツのさっぱりソース)で食べる魚のオーブン焼きもうまく、満足満足。


9/29

本日も飲み。さすがに6日連続は疲れた……。


9/30

ラグビーマガジン11月号を購入。毎年恒例、大学ラグビーの選手名鑑付きの号である。いよいよシーズンイン。今期は有望新人も多く、楽しみ楽しみ。



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2003年9月の欲望