2001年12月の欲望


前月へ  画面の最下部へ バックナンバーへ トップページ(最新情報)へ

12/1

引きこもりの一日。


12/2

国立競技場へラグビーを観に行く。早稲田v.s.明治戦。早稲田はここまで全勝で、この試合に勝てば対抗戦優勝。明治は既に1敗しているが、早稲田に8トライ以上の差を付けて勝つと逆転で対抗戦優勝となる。
早稲田は優勝候補筆頭だった慶応に圧勝、明治は慶応に完敗しており、勝つ気まんまんで国立競技場へ行ったわけである。ただ早明戦は何があるかわからないという不安はあったのだが……。
不安は的中。開始してしばらくは両チームともミスが多く、やや物足りない内容。明治がペナルティゴールで先制した後は、取ったり取られたりのシーソーゲームになる。しかし次第に明治のプレイがよくなり、ディフェンスにアタックにといいプレイが連発。ラックとラインアウトを支配し、有利にゲームを進める。前半終了間際にも早稲田のミスから、明治がトライゲット。早稲田14v.s.明治22で前半を折り返す。
後半も明治が先制。早稲田はなかなかペースをつかめないものの、なんとか追いすがる。終盤、早稲田が押しぎみになるがどうにもトライは奪えず、ようやく後半39分にトライを追加(ちなみにラグビーは40分ハーフ)、ゴールも決めて早稲田33v.s.明治34。通常であればトライをされた明治のキックオフで試合が再開されるが、明治選手のラフプレイで早稲田のキックオフで試合再開される。そのままインジュアリータイムは、明治陣内でゲームが進む。そこで明治が反則。早稲田はペナルティゴールを得る。そのチャンスを早稲田のセンター武川が決め、早稲田36v.s.明治34。そして試合終了。
ゲーム自体は明治のいいところが出て、早稲田OBとしてはストレスのたまる内容だったが、結果よければ全てよし。武川の蹴ったボールが、ゴールポストを抜けていく瞬間は、まじで絶叫しちゃいましたよ。
試合終了後、早稲田側観客により『都の西北』が大合唱される。もちろん歌ったともさ。すっげえうれしかったよ〜。

その後、お多幸新宿店(おでん/新宿区新宿3-20-1/03-3352-4771)へ流れる。ラグビーの話をしようと思ったら、隣の客がラグビー観戦後の明治OB!! お互い微妙な感じになりながら飲む。隣の客が帰った後は、ここぞとばかりしゃべり倒したけどね。


12/3

会社の近所で軽く飲んで終了。


12/4

欲望充たされず。


12/5

Grapevineのライブ(at:Zepp東京)へ行く。『白日』、『スロウ』など以前のシングル曲もプレイされ、濃いファンでなくても楽しめる内容になっていた。
それにしてもGrapevine、いいロックバンドだなあと改めて思った。


12/6

近所飲み。飲み放題ということもあり、短時間でがつっっっと飲む。


12/7


『このミステリがすごい 2002年版』(別冊宝島編集部/宝島社/667円)
『歴史が教える相場の道理』(林どりあん/日経ビジネス人文庫/600円)

『このミス』は毎年のお約束である。
『歴史が教える相場の道理』は、『ウォール街のランダム・ウォーカー』を読んで株の歴史に興味を持ったため購入。ちなみに著者の林どりあん氏、若そうなペンネームだが、1918年生まれとのこと。戦争中、北スマトラの山中で野生のドリアンを食べて以来、ドリアンが好きだからということで付けたペンネームだそうである。


12/8

パセラ(カラオケボックス/新宿区歌舞伎町1-3-16/03-5291-8351)でカラオケ。
くずの『ムーンライト』は初めてにしてはまずまず。マイクを持ってのフリと、HIROとANIKIのパートをきっちり覚えておくことが課題ですな。藤木直人の『パズル』はいい感じ。やっぱフジッキーよりうまいや(笑)。堂島孝平の『ルーザー』が配信されててラッキー。あらためて練習しようと思う。CASCADEの『スーパーカー』大失敗。ごめんなさい、すっかり忘れてました……。Tommy February6の『EVERYDAY AT THE BUS STOP』はいいなあ。やっぱ眼鏡でしょう。TOKIOの『カンパイ!!』は酔っぱらった人たちと歌うとひじょうに楽しいですね。なかなか盛り上がりましたよ。
といった感じのカラオケでした。


12/9

昼飯を食べに行こうとしたら、近所でもちつき大会をしているのを発見。雑煮と磯辺巻とあんころもちを食べる。これだけ食べて600円なり。つきたてのもちはうまいなあ。


12/10

欲望充たされず。


12/11

CD
『PURE BEST』(RAZZ MA TAZZ/FLCF-3884)

ラズマタズのベスト盤である。けっこう好きだったわりには、ベスト盤を持っていないことにふと気づき購入。ちなみに『僕のままで 君のままで』が一番好きな曲なんだけど、初めてJOY SOUNDのプロチャレで完走できた曲だったりもして、すごく思い出深い。


12/12

仙台出張。喜助一番町店(牛タン/仙台市青葉区一番町1-6-19/022-262-2561/http://www.kisuke.co.jp/)でランチ。前回は牛タンのタレ焼きを頼んだので、今回は塩を頼む。タレもよかったが塩もなかなかの味で、けっこう満足。これがミックスでオーダーできればベターなんだけど。


12/13

東京ジョンブル(フレンチ/千代田区大手町2-6-1朝日東海ビル28F/03-3242-3451)で忘年会。フレンチなのにジョンブルとはこれいかにという感じだが、料理はまずまず。メインのチーズフォンデュもなかなかいい。夜景もよくて、満足できた。


12/14

新潟出張。“え〜毎度おなじみの幕の内でございます。”という駅弁を食べる。特に特産品が入っているわけでもないごく普通の田舎風幕の内だが、この弁当のウリはあったか御飯とのこと。ごはんとおかずが別容器になっていて、会計時にごはん容器を保温ケースから取り出してくれる。正直いってごはんは“あったかい”というより“冷たくない”という程度だが、それでも格段に食べやすかった。
帰りの新幹線で少し飲み、地元の餃子の王将で飲む。安!!


12/15

大岡くんのホームページに影響され、カレーを作る。キーマカレーである。豚のひき肉と冷凍食品のホットサラダミックス(アスパラ、ブロッコリー、カリフラワー、にんじん)とミックスベジタブルを使っただけのごくお手軽なカレーだが、野菜がルーに溶け込んで、味わいが複雑になりすっごくおいしい。やはり自分カレーが一番だねえ。


12/16

秩父宮ラグビー場へラグビー大学選手権を観に行く。早稲田v.s.大東文化大学戦である。今シーズンは交流試合で50v.s.5で早稲田が勝利しており下馬評では早稲田有利だが、なんといってもトンガ選手のパワーには侮れないものがある。早稲田はCTB山下大悟、FL羽生、HO中村が欠け、微妙に嫌な感じ。
前半の立ち上がりは早稲田ペース。7分に先制トライ(ゴール)、続けて11分にトライ(ゴール)で良好な滑り出しである。しかしその後は決定的チャンスもミスで生かせず、逆に大東に得点を奪われていく。大東の選手は大きくかつパワフルで、特にトンガの選手、バツベイとオトの突進力はすごい。やや押されぎみながらも、なんとか前半は14v.s.12で終了。
後半は修正してきて、開始5分に早稲田のトライ(ゴール)。球出しもよくなり、流れからトライを決めていく。大東にも2トライを返されたが、早稲田は5トライをあげ、早稲田49v.s.大東24で勝利。ややミスが多く前半はちょっとどうなるかと思ったが、後半は比較的安心して観ていられてよかった。


12/17

鈴(前菜屋/新宿区新宿3-17-13-3F/03-3341-4807)で飲む。いつもながらここの料理はナイス。がつっと飲んだ後、康竜(ラーメン/新宿区新宿3-22-3/03-5312-7727)で締め。休日にアルタ裏を通ると、いつも行列になっているので気になっていた店である。確か細麺系の豚骨ラーメンで、おいしかったような気がするんだけど、酔っぱらっていたんで詳細は忘れました。


12/18

欲望充たされず。


12/19

MATERIO(レストランバー/渋谷区宇田川町12-18-B1F/03-3496-6021)で飲む。東急ハンズの地下の、雰囲気のいいレストランバーである。飲み放題コースだったということもあり、遠慮なしで飲む。あれでも普段は多少遠慮しているのですよ(笑)。
おかげさまで満足いくまで飲めましたとさ。


12/20

三瓶のインストアイベント(at:タワーレコード新宿店)へ行く。三瓶とは「三瓶です」というギャグを持つ、『笑っていいとも』などでおなじみのお笑い芸人。タワーレコード限定でフジテレビよりCDがリリースされたのだが、それを受けてのイベントである。TVの影響か集客はものすごく、観覧希望の列はタワーレコードJ-POPフロアの7Fから屋上出口へ行って、また折り返して2Fまで行ってしまうほど。3000人くらい集まったらしく、すごいことになっていた。その後、東方見聞録新宿中央東口店(串焼/新宿区新宿3-36-12-4F/03-3225-4877)で飲む。間仕切りが多く、小グループの飲み会には向いている感じである。料理はどれもよかったが、中でも玉子たっぷりのお好み焼きがおいしかった。


12/21

クリスティーナ&ローラのコンサート(at:東京オペラシティ・コンサートホール)へ行く。クリスティーナ&ローラは女性の2人組で、バイオリンとチェロのユニットである。バイオリンとチェロにピアノが組みあわさったシンプルな構成で、わりと耳なじみのある曲を演奏してくれるため、ひじょうにとっつきやすい。クラシックというと堅苦しい感じはあるが、気楽に楽しむことができた。
コンサ一トの後、オペラシティ内のレストランで行なわれたアフターパーティーに出席する。がっつりと飲んで終了。



12/22

知人の家で行なわれた忘年会に出席。いろいろ食べて飲んで、いつの間にか気を失う。


12/23

秩父宮ラグビー場へラグビー大学選手権を観に行く。早稲田v.s.大阪体育大学戦である。早稲田はCTB山下大悟、FL羽生、HO中村に加え、WTB仲山、LO高森まで欠け、対抗戦の時に比べかなり戦力が落ちた状況である。
とはいえ前半は圧倒的に早稲田ペース。開始3分に先制トライをあげた後は、立て続けに7分、12分とトライを奪う。武川のキックが不調だったものの前半で43v.s.12という大差をつけて折り返す。
しかし後半になってリザーブのメンバーに入れ替え始めてから、歯車が狂ってくる。 さんざんにディフェンスを破られ、大体大にトライの山を築かれてしまう。冷や冷やしっぱなしの展開だったが、なんとか前半のリードを守りきり58v.s.54で逃げ切った。
どうにか勝つには勝ったが、なんとも後味の悪いゲーム内容だった。

映画
『アトランティス』を観る。主人公の学者がアトランティス大陸を探しに行くお話である。ディズニーテイストのちりばめられたよくまとまった秘境冒険譚で、なかなか楽しめた。


12/24

w-inds.イベント(at:代々木競技場オリンピックプラザ)へ行く。w-inds.の1stアルバムを購入した人が参加できるイベントである。すごい人数が集まったが、大きなトラブルもなく無事終了。疲れていたのでおとなしく帰宅した。


12/25

忘年会シーズンのせいか、銀座はどこも激混み。それなのに不思議なくらいにがつっと空いていたキリンシティ銀座中央店(Beerホール/中央区銀座3-4-12/03-3562-2593)で飲む。キリンシティなだけにビールはうまく、まずまずの飲みだった。


12/26


『名探偵コナン・35』(青山剛昌/小学館/390円)

お約束シリーズである。


12/27

仕事納め。15:00くらいから飲み始め、いつの間にやら23:00過ぎ。いやあ、よく飲んだ(というか飲み過ぎ(笑))。


12/28

欲望充たされず。


12/29

『デッドアイ・ディック』(カート・ヴォネガット/ハヤカワ文庫/660円)を読み終える。金持ちだが才能のない芸術家を父に持った主人公の一生を、自叙伝形式で描いた小説である。自叙伝とはいえ、主人公が控えめなキャラクターであるため、どちらかといえばその風変わりな父親が、物語の方向と一家の運命を決定づけている。タイトル“デッドアイ・ディック”も主人公の引き起こした事件に由来するのだが、その事件も彼の父のためによりひどいこととなり、その結果、一家の運命が厳しいものになってしまうのである。
ストーリー的に救いのない小説ではあるものの、ヴォネガットのユーモラスなタッチでラストまで一気に読むことができた。


12/30

知人宅で鍋。やはり冬は鍋だね〜。おもしろいホームページを教えてもらったり、毒を吐いたりして夜は更けていくのだった。


12/31

すき焼き&酒。のんびりと過ごす。



次月へ 画面の最上部へ バックナンバーへ トップページ(最新情報)へ

2001年12月の欲望