2000年12月の欲望


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12/1

欲望充たされず。


12/2

クムクムマハラジャ(インド料理/新宿区西新宿6-5-1-B1F/03-5323-4215)でパーティー。カレーうめえ。


12/3


『Mr.クイン』(シェイマス・スミス/ハヤカワ文庫/780円)
『迷宮課事件簿1』(ロイ・ヴィカーズ/ハヤカワ文庫/680円)
『競作 五十円玉二十枚の謎』(若竹七海ほか/創元推理文庫 /740円)

『Mr.クイン』は“超クール、絶対零度のノワールだ!”という惹句にひかれて購入。主人公が“究極のアンチ・ヒーロー”というのもそそられたポイント。
『迷宮課事件簿1』は、“倒叙ミステリの金字塔”という帯にひかれ購入。ちなみに倒叙ミステリとは、あらかじめ読者に犯行のすべてを知らせ、探偵がどのように事件を解決するかを描くスタイルのミステリ。『古畑任三郎』とか『刑事コロンボ』みたいなものですね。
『競作 五十円玉二十枚の謎』は文庫に落ちたということで購入。毎週土曜日に来て、50円玉20枚を千円札に両替していく客をモチーフにした競作の短編集である。


12/4

欲望充たされず。


12/5

『僧正殺人事件』( S.S.ヴァン・ダイン/創元推理文庫/640円)を読み終える。マザーグースの歌をモチーフにしたミステリの古典である。スタイルはクラシックだが古くさい感じはあまりなく、今読んでも十分に楽しめる小説だった。


12/6

GRAPEVINEのライブ(at:赤坂BLITZ)へ行く。今回のツアーからサポートメンバーでキーボードが加わり、バンドとしてのテイストが徴妙に変化したように思える。デビューの時から見ているバンドなだけに、これからどう進んでいくか楽しみである。
その後、飲々菜々(中華料理/港区赤坂3-18-10/03-3585-8633)で飲む。立ち上がりは遅かったもののがっつり飲んでしまった。


12/7

欲望充たされず。


12/8

欲望充たされず。


12/9

大阪へ行く。大阪の友人たちとの忘年会である。スターシップ(//)で飲む。上品な店だったせいか、あのメンツにもかかわらず(笑)、わりと上品な飲み会になった。
ちなみに今回泊まった江坂セントラルホテル(ホテル/大阪府吹田市江坂町1-22-30/06-6339-0088)は、宿泊料3500円と激安。キャンペーン価格だったようだが、次回大阪に行く時もチェックしてみようと思った。


12/10

八重勝(串かつ/大阪市浪速区恵美須東3-4-13/06-6643-6332)でランチ。もちろん昼間っから飲みましたよ(笑)。がんがん食って飲んで、12時半にはもうできあがってました(爆)。
その後、なんばグランド花月へ。漫才、吉本新喜劇を堪能する。メインが内場勝則、島田珠代と、ぼくにとってはべストのキャストではなかったのだが、笑いどころの多いよい舞台だった。
その後、鶴橋風月道頓堀角座店(お好み焼/大阪市中央区道頓堀1-4-20/06-6214-2448)で早めの夕食。風月焼を食べ、地ビールを飲む。ビールは2種類あったが、どちらも味はそれなり。
で、お好み焼を満喫したぼくは、帰りの新幹線でも飲んでしまい、自宅に帰ってからも飲んでしまったのでした(笑)。


12/11

『ジェイルバ−ド』(カ−ト・ヴォネガット/ハヤカワ文庫/640円)を読み終える。ウォーターゲート事件の巻きぞえをくって囚人(ジェイルバード)になった主人公の一種の回想録的物語である。主人公がどのように作られたか、彼の生まれる前のできごとに始まり、1980年に彼がどうなるのかが描かれている。もちろんカート・ヴォネガットの作品なだけに単なる回想録であるはずはなく、時制を交錯させたり、奇妙なエピソードを組みこんだりすることで、物語にユーモアやブラックさやシニカルさを与えている。
ぱっと見はユーモラスな感じではあるものの、底に流れるものはひじょうに冷たく、絶望や締念が胸にぐっとくる作品だった。


12/12

欲望充たされず。


12/13

Restaurant 二三吉(洋食/新潟市弁天1-3-30/025-244-5937)で夕食。玉子でとじていないしょうゆだれのカツ丼(600円)を食べる。どんなものかと思って初めて食べたのだが、けっこううまい。途中、やや単調になりかけたが、きゅうりのお新香がひじょうによく、最後までおいしく食べられた。おすすめ。
ちなみに定食は1000円前後とやや高めだった。


12/14

海彦(居酒屋/新潟市弁天3-2-27/025-246-3377)で飲む。のど黒(赤むつ)、寒ブリ、舟べた(カレイの一種の小魚)の刺身と、のっペ(里いもメインの根菜類の煮物、冷製)を肴に、鮎正宗(新井市)を飲む。刺身はどれも新鮮で、一ロごとにその魚のうまみが口いっぱいに広がる。また鮎正宗も上品な飲み口で、杯がついつい進んでしまう。うまい魚とうまい酒。大満足の夜だった。


12/15

欲望充たされず。


12/16

ライブ
橘いずみのライブ(at:クラブクワトロ)に行く。今シーズン2度目の橘ライブである。開始早々の『永遠のパズル』にいきなりノックアウトされてしまう。もっとも好きな曲の一つなんですよ。加えて『アマリリス』『サルの歌』までプレイされ大納得。いい曲はいつ聴いてもいい曲だなあとつくづく思った。
ちなみに新曲ではうー氏と同様、『いつかは』が好みですね。


12/17

ワインバーで飲む。コンロが故障していて揚げ物ができなかったり、モッツァレラチーズを切らしていたり、おいおいってな展開だったけど、まあ、それなりに飲めた。


12/18

飲々菜々(中華料理/港区赤坂3-18-10/03-3585-8633)で会社の忘年会。餃子を食って牡蠣鍋食って、がんがんビールを飲んで大満足でした。ここのオニオン餃子はとにかくおいしいんですよ〜。


12/19


『このミステリがすごい 2001年版』(別冊宝島編集部/宝島社/667円)
『名探偵コナン・30』(青山剛昌/小学館/390円)
『モンキーターン・15』(河合克敏/小学館/390円)

『このミス』が出ると1年も終わりだなあと思いますね。ランクインしている本はあんまり読んでいないけど(笑)。
『コナン』と『モンキーターン』はいつものお約束。


12/20

欲望充たされず。


12/21

鈴(前菜屋/新宿区新宿3-17-13-3F/03-3341-4807)で飲む。めばるの西京焼きがうまかったね。あと肉みそサラダも。


12/22

欲望充たされず。


12/23

ライブ
aikoのライブ(at:渋谷公会堂)へ行く。On Air EAST、赤坂BLITZと来て、とうとう渋公である。しみじみ。
aikoのボーカルはひじょうに調子が良く、説得力ありあり。『カブトムシ』などのバラードではぐっと胸に染みとおってくる。歌はもちろんよかったがトークもおもしろく、ひじょうに楽しめるライブだった。


12/24

秩父宮ラグビー場へラグビー大学選手権を観に行く。早稲田v.s関東学院大学戦である。下馬評では関東学院大が圧倒的に評価が高く、まあ実際ぼくもそう思ってたんだけど(涙)、とにかく観に行ったわけである。
試合開始早々いきなり関東学院大に2トライを奪われ、すごくいや〜な気持ちになったが、それ以降は早稲田も健闘し、ひどい得点差にはならない。しかし肝心なところでのミスで、得点できなかったり、失点につながったりで点差も縮まっていかない。後半も後半にようやく早稲田は怒濤の攻めを見せてくれ、トライを何本か返したのだが、25対38で敗北した。早稲田もバックスまでボールが回ればおもしろいのだけれど、そこに至るまでのプレイの精度が低かったのが(関東学院大に比べ)敗因だろう。お正月を待たずにシーズンが終了してしまい、ひじょうに残念だった。
その後、吉本FAN FESTA(at:ルミネホールACT)へ行く。主演・山田花子、共演・木村祐一、雨上がり決死隊、千原兄弟、大山英雄のいわば吉本新喜劇特別版である。山田花子のぼけっぷりはあいかわらずナイスで、お芝居全体の笑える度もひじょうに高かったのだが、なんといっても今回の白眉は雨上がり決死隊の宮迫の奮闘ぶりである。す〜っごく笑えた。彼のおかげで、この舞台は今まで観てきたお笑いライブの中でも、まちがいなくトップ3に入るくらいに笑えた。大大満足。
その後、水の賦(みずのうた)(居酒屋/新宿区新宿3-28-10-B1/03-5379-3438)で飲み終了。


12/25

欲望充たされず。


12/26


『私の死亡記事』(文藝春秋編/文藝春秋/1524円)
『歌姫2001』(松本亀吉/太田出版/1480円)
『カラオケへ行こう』(酒井美羽/白泉社文庫/562円)

『私の死亡記事』は『やじうまワイド』で紹介されていたのがきっかけで購入。各界の著名人が自身で書いた死亡記事を集めた本である。自画自賛全開の人やナイスなギャグをかましてくれる人など、それぞれに各人の個性が出ており、なかなかおもしろい。おもわず自分の死亡記事も書いてみようかと思ったが、特に書くこともなかったりして、激しく悲しくなってしまう。というわけで21世紀の目標は、「自分で死亡記事が書けるように、何ごとかを成し遂げる」に決定。
『歌姫2001』は店頭で見かけて購入。ガールポップ好きは必読・・・とまでは言い切れないけど、かなり楽しめることは確か。
『カラオケへ行こう』はカラオケ好きとしては押さえとかなきゃなということで購入。


12/27

串タロー(串焼き/新宿区西新宿7-10-19-B1F/03-3365-4645)で飲む。つくねのうまい串焼き屋である。今回は野菜巻き系をいろいろ頼んでみたが、どれもおいしくってよかった。その後いかすバーに流れる。看板に誘われて入ったのだが、我ながらBar探索アンテナの精度はよく、けっこう雰囲気のいい店だった。店名はすっかり忘れちゃったけど(笑)。


12/28

仕事納め。昼間っからがっつり飲む。他のフロアに銀河高原ビールがあるという情報を聞きつけ、またまたがっつり飲む。
夕方から餃子部の部会。浅草の餃子の王さま(餃子屋/台東区浅草1-30-8/03-3841-2552)で飲む。ここの餃子はちょっと揚げた感のある餃子で、ビールが進むのである。その後、江戸前ビヤホールアサヒ(Beerホール/墨田区吾妻橋1-23-36/03-5608-3832)(アサヒビールの直営か?)でビールを飲み、神谷バー(バー/台東区浅草1-1-1/03-3841-5400)でデンキブランを飲み、仕事納めの夜はふけていくのだった。


12/29

映画
『パリの確率』を観に行く。友人宅のトイレの天井を抜けたら、砂に埋もれた2070年のパリに出てしまったというお話である。そこで24歳の主人公は70歳の息子に会い、今夜子供を作ってくれと懇願される。突然出現した未来世界、突然現われた自分の子孫たち、そういったわけのわからない状況に翻弄される主人公の姿が描かれている。ふしぎな感じの映画でストーリーはわかりづらかったが、舞台設定の変わりっぷりがよかった。
その後、いろはにほへと恵比寿ガーデンプレイス店(居酒屋/渋谷区恵比寿4-20-3-39F/03-5448-1682)で飲む。夜景の素敵な(笑)いろはである。ラッキーなことに窓際席に通してもらえ、素敵な夜景を満喫できた。その後、ODIN(バー/渋谷区恵比寿南1-8-18K-1ビルB1/03-3445-0996)へ。今回は林檎ベースのカクテルがよかった。


12/30

欲望充たされず。


12/31

鍋を食べ、酒を飲みのんびりと過ごす。



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