2007年9月12日(水)
〜9月17日(月)

5日目(9/16・日):ROMA、そして帰国

イタリア旅行記

あっという間の帰国日。やっぱり4泊6日は短過ぎる・・・。
飛行機の出発は夜9時過ぎなので、ホテルに荷物を預けて、前々から1度は行きたいと思っていた、ポルタ・ポルテーゼの市(通称・泥棒市)に行くことにしました。
面白いイタリアのアンティークなインテリアグッズとか、アクセサリーがあることを期待して行ったのですが、たぶん9割くらいは外国人の出店で、売っているのは安い生活用品とか洋服や靴など。それなりに面白かったものの、想像していたのとはかなり違った雰囲気で、ちょっとがっかりしてしまいました。

あいかわらず体調がすぐれないこともあって、予定していたジャニコロの丘に行くのはあきらめて、初日に入れなかったジェズ教会を少し覗いた後、何度かローマには来ているにもかかわらず、なぜか1度も訪れたことがなかった有名な観光スポット・カンピドーリオ広場へと向かいました。

HOME
HOME
BACK

結局、レストランで2時間、駅のベンチで1時間、駅近くのサンタ・マリア・マッジョーレ教会礼拝堂のイスで1時間、ボ〜っと時間を過ごし、ホテルで荷物をピックアップしてから空港へと向かいました。
そして空港までの電車が、なぜかエアコンが全く効いておらず、更に疲労蓄積。なんだかついていない。

早めに空港に到着したおかげで、お気に入りの座席がゲットできたのが、せめてもの救い。
飛行機の中でも、あまり気分はすぐれなかったのですが、たくさん寝ることは出来たので、ちょっとパワー回復。

お隣に座っていた年配のご夫婦が、とっても感じがよかったのでちょっと話かけてみたところ、サルデーニャー、トスカーナと、ワイナリー巡りの旅帰りとのこと。聞けば、年に1回、ワイン好きが集まって、イタリアのかなりマニアックな地方のワイナリー巡りをしているんだそうな。
失礼ながら、パッと見、そんなに旅慣れた感じにも見えなかったのに、私よりよっぽどイタリアのあちこちを旅しておられていて、「トリエステが素晴らしいから是非行くといいよ」なんて、通な街を推薦されてしまったほど。
嗚呼、私のイタリアの旅も、まだまだ入口に一歩足を踏み入れたくらいのもんだなぁと、改めて思いながら、帰路についたのでした。

ミケランジェロが設計したこの広場、確かに美しい。しかし、日曜日だというせいもあり、観光客でいっぱい・・・
暑さにもやられ、すぐ近くのフォロロマーノ入口の、いかにもローマ的な景色を眺めながら、しばしボーっとしていました。
そして、広場横にある、カピトリーニ美術館にも入ってみることにしました。
1番のお目当ては、ローマの名前の由来になったと言われているロムルスと、双子の弟レムスが狼の乳を飲んでいるブロンズ像「カピトリーノの雌狼」。

カピトリーノの雌狼は想像より大きかった

顔、でかっ!!

凛々しいワンコ

美術館を歩いている間も、気分がイマイチで、結局ササっと1周したあと、いったんテルミニ駅に戻ることに。
そして、いつもの駅上のセルフ・レストランでお昼ご飯を食べたのですが、その頃から更に気分が悪くなり、レストランでず〜〜〜〜っと、ボーっとしていました。
あぁ、つらい・・・
市内はどこもスゴイ人だし、暑いし、観光はもう無理だと判断したものの、座っているだけだと時間が経つのが遅い・・・
はやく帰りたいよ〜。