2007年9月12日(水)
〜9月17日(月)
2日目(9/13・木):ROMA(教会めぐり)
昨日は飛行機の中からずっと寝ていたせいか、6時には目がパッチリ。
ゆっくり支度をして8時少し前に朝食へ。
そしてまたビックリ。
パンが2種類とシリアルしか無い!!
普通3つ星ホテルクラスだと、どんなにショボくてもハム類やヨーグルトくらいは置いてあるのに…とほほ。
またまたテンション↓↓↓↓
気を取り直そう…
今日1日のテーマは、マニアックな教会巡り。
まずはテルミニ駅から64番のバスに乗って、トッレ・アルジェンティーナ広場へ。
そしてそこから、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会へと向かいました。
ここは教会というよりも、さながら美術館のよう。
フィリッピーノ・リッピ、フラ・アンジェリコらの絵画のほか、ミケランジェロの彫刻などなど、見応えたっぷりの宗教美術作品が並んでいるので、ここだけでも30分以上は居たでしょうか。
残念だったのは、ガリレオの裁判が行なわれたという回廊(Chiostro)に入れなったこと。
「地球の歩き方」には見学できると書いてあるのだけれど…謎。
次の目的地に向かう途中、パンテオンにも立ち寄りました。
この2千年近くも前に出来た建物は、いつ見ても迫力があって、とにかく圧倒されます。
そして次の目的の教会は、サンタ・マリア・マッダレーナ教会。
コジンマリとしながらも、重厚感たっぷりの教会です。
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
教会まるごと美術品
ミケランジェロのキリスト像
ロココ調のファザードと装飾が美しいサンタ・マリア・マッダレーナ教会
次はサンティーヴォ・アッラ・サピエンツァ教会へ。
まず、サピエンツァ宮入口から教会を臨む佇まいが何とも美しくて、ため息。
そして建物内部に施された天使や星型の彫刻がとても可愛らしくて、かなり独創的な造りになっていました。
教会巡りはまだまだ続きます。
可愛らしい装飾のサンティーヴォ・アッラ・サピエンツァ教会
次は、今回1番楽しみにしていた、カラバッジョの絵で有名なサン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会。
しかし、ここまで順調だったのに、道に迷いまくってナボーナ広場に出てしまいました。そして更に迷ったあげく、やっと到着。方向音痴なわが身を恨む…
やっぱりカラバッジョはいいなぁ…
教会の造りもゴージャスで、かなり見応えのある教会です。
カラバッジョの三部作
聖マタイの殉教
サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会
次はサンタ・マリア・デッラ・パーチェ教会に行ったのですが、なぜか閉まっているのです。
あれ?と思って「地球の歩き方」を見たら、拝観には予約が必要と書いてありました。
肝心なことを見逃していた…ショック。
ちなみに、ナボーナ広場近くには、もうひとつ見逃せない素晴しいサンタゴスティーノ教会がありますが、以前1度行ったことがあるので、今回はパスしました。
そろそろ1度トイレに行きたいと思ったのですが、適当なところが見つからず、アルテンプス宮(ローマ国立博物館)に入ることにしました。
トイレのために国立博物館に入るとは、何ともバチ当りな…
ここでひとつ大失敗だったのは、写真OKだったのに1F入口のロッカーにカメラごと荷物を預けてしまったこと。
かなり絵になる所がいっぱいあったのに…やっぱりバチが当たったのか?
でも、同じような彫刻ばかりでだんだんと食傷気味となり、サラリとすぐに1周してしまいました。
で、最後に目的のトイレを済ませて、おしまい。(やっぱりバチ当り・笑)
ナボーナ広場近くでジェラートを食べて一服。
そしてカンポ・ディ・フィオーリへ。
切り売りピザのお店でお昼をさっさと済ませ、市場をひやかし、雑誌「旅」に載っていたお店などを見て、再びトッレ・アルジェンティーナ方向に戻りました。
そしてその先のジェズ教会に行ったものの、残念ながら昼休み中で入ることができなかったので、ひとまずホテルに帰ることに。
2時間ほど休憩してから近くのヴィットリオ・エマヌエーレ2世広場へ。
すごく広い広場なのだけれど、とりたててどうという場所でも無し。いわゆる地元民の憩いの場所。
偽ミッキーマウスや偽ドラえもんなどで話題となった中国の某国立遊園地にも勝るとも劣らない怪しげなキャラが描かれた遊具もあって苦笑。
そこから、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂近くのスーパーマーケットへ行って、お土産を少々調達。
地元の憩いの場所
怪しいディズニーキャラが…
そしてテルミニ駅の毎度お世話になっているセルフレストランで早い夕食を食べ、リコルディで、コレクションしている宮崎駿アニメのイタリア版DVDを買い(今回は「ハウルの動く城」をGET)、ホテルへ戻りました。
ところで今回のホテル、フロントには鼻眼鏡をかけた3人のオジ様が入れ替わり登場したのですが、3人ともとてもフレンドリーで良い人たちながら、私のことをシニョリーナと呼ぶのだけは勘弁して欲しかった…
私の本当の歳を言ったら、ぶったまげますことよ。(笑)