Quarto

2003年8月16日(土)
〜8月23日(土)

1日目(8/16・土):成田→MILANO

イタリア旅行記
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前回の初めての海外個人一人旅でさんざんな目に合ってしまったがために、再びの一人旅はちょっと勇気が要りました。
そうかと言って自分の行きたい方面へのツアーは無いし、同行してくれそうな友人も見つからないし、え〜い!ままよ!の気分で、再びのイタリア一人旅を決行することとなりました。

前回のような飛行機トラブルを極力避けるため、飛行機はJAL、乗り継ぎ無しで行ける所、ということで必然的にミラノかローマに候補地が決定。ローマは前回行ったばかりだからミラノ・・・でもミラノってあんまり見る所無いよな・・・と悩んでフト思いついたのが、ミラノを拠点とした小都市を巡る旅。ふむふむ、なかなか良いアイデアじゃ。(自己満足)

「地球の歩き方」情報と、ヤフー掲示板の情報を総合して、最終的な行き先を決定。事前にネットで入念な下調べをし、ガイドブックのコピー(そのまま持ち歩くと重いし、恥ずかしいから)、鉄道の乗り方、時刻表、地図など、行き先別にファイルをし、準備万端!私って旅行の時だけ妙に几帳面になるのよね。

さて、出発当日。

出来てまもない六本木ヒルズの東京グランドハイアットホテルからリムジンに乗車。ベルボーイのお兄さんや、リムジンカウンターの外国人のお兄さんが、とても感じが良くてちょっと感激。さすがハイアットね〜。一度は泊まってみたい。でも、自宅から徒歩圏内だし、貧乏性の私がわざわざここに泊まることは無いだろうなぁ・・・我が懐の寒さを呪う。

出発時刻の2時間半前には成田に到着。チェックインで、非常口横の座席予約が出来てちょっと安心。非常口横は足が伸ばせるのが何と言っても魅力なので、最近は必ず指定することにしているのです。

出発まで、ヤフー・カフェでメールを送ったり、ネット・サーフィンをしていたら、結構早く時間が過ぎ、登場口へ。

今回はちゃんと定刻でミラノに入れるかなぁ・・・とかなり不安な気持ちだったのですが、映画「壬生義士伝」(しぶい選択)を見て、寝て、本読んで、寝て、寝て、寝て・・・という間に無事ミラノに到着。あ〜良かった。当たり前の時刻に到着するだけで、こんなに喜ぶ私って変な奴かも。

飛行機を降りたとたん、もわ〜っとすごい熱さで、「イタリアってこんなに湿気があったっけ?」と思うほどでした。フランスで数百人の死者が出るほどヨーロッパ全体が異常な猛暑に襲われていると、日本でもしょっちゅうニュースで聞いていたので覚悟はしていたものの、暑いのなんの。
こりゃ大変だ〜と思いつつ、荷物を受取り後、ネットで調べてあった通り、出口すぐにあるカウンターでミラノ中央駅までのリムジンバスのチケットを購入しました。そのままフラフラとそれらしきバスが止まっている所に歩き出したところ、「シニョ〜ラ!シニョ〜ラ!」と呼ぶ声が・・・。

「何?私のこと?」と振り返ると、ニコニコ笑顔のおじさんが「中央駅に行くだかね?んだば、そっちじゃなくて、あっちのバスだべ。」(注:実際にそんな訛りがあったかどうかは不明。ただ、風体がそんな感じだったので想像による和訳)と教えてくれた。

お〜〜、グラッツェ、グラッツェ、そんな小さな親切が旅先ではとても嬉しいのでした。

バスに乗り込んだところ、たまたま帰省先の日本からイタリアに帰る途中のミラノ在住歴7年という日本女性と隣同士になりました。「暑いですね。」と声をかけたところ、「日本に帰省する前はこんなもんじゃなかったですよ。」とのこと。びっくり。
その方は、建築の勉強をしにイタリア留学をし、そのままミラノで仕事をしているということでした。かっこいいな〜。

方向音痴の私は、バスを降りた後、ホテルと全く違う方向へ歩いていきそうになったのですが、その方が地図を見ながら方向を教えてくださったので、無事まっすがホテルに向かうことができました。今回の旅は、初日から2回も人の親切に触れられて幸先がいいぞぉ♪

ホテルはミラノ中央駅から徒歩2分ほどのとても便利なところにありました。
名前はAndreola Central Hotel。シングル6泊で510ユーロ。朝食付。シャワーのみ有り、バスタブ無し。
チェントロからは遠いので、ミラノ市内観光を中心に考えている人には不向きですが、鉄道を利用したい人にはお薦めのホテルです。
清潔で、部屋も充分な広さがあり、アメニティも充実し、とても快適でした。
http://www.andreolahotel.it/

<アドバイス> イタリアのホテル予約はvenere.comが便利。このサイトは、登録ホテルの数もたくさんあり、24時間前までキャンセル無料、利用者の評価を読むこともできるのでとても使える!!
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部屋に入ったのが夜の8時30分を過ぎていたので、その日は洋服などを戸棚に片付け(連泊すると自分の部屋のように荷物を置いておけるのが嬉しい)、デジカメの充電セットをし、明日行く予定のVigevanoの資料ファイルをカバンに入れ、シャワーを浴びた後、11時30分頃ベッドに入ったのでした。

※初日は写真を1枚も撮っていないので、文章ばかりのページです。読みにくくてごめんなさい。

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