2004年8月27日〜9月1日
オーストラリア<シドニー>旅行記(1/2)

イタリア旅行記
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番外編

3年間ずっとイタリアにはまっていたので、他の国への旅行はしばらく考えられませんでした。
しかし、人事異動で仕事がかわった途端、休みが非常にとりにくくなり、次にイタリアに行ける目処がたたなくなってしまい・・・(泣)。
イタリア旅行に度々行ったおかげでたっぷり溜まったマイレージを使おうにも、休みがとれるかどうか寸前までわからない状況では予約もできず・・・。
やっと休みが確定できた時には、マイレージ予約できる国も限られてしまいました。もちろん第一希望のイタリアはNG。ニューヨークもNG。一生に一度乗ってみよう!と思ったファーストクラスでのハワイ行きもNG。
結局季節はずれのシドニーなら余裕でチケット予約が出来そうだったので、奮発してビジネスクラスでチケットを取ることに。

こうして、私の久々の英語圏への旅行はスタートしたのでした。

ビジネスクラスの旅はやはり快適!!
ラウンジは使えるし、座席は広いし、搭乗・降機が早くできるし、荷物は早く出てくるし、ちょっとしたセレブ気分が味わえる!
特に帰りの成田では、私の荷物が一番に出て来てなんだかメチャメチャ嬉しかった。こんなことで喜ぶなんて、つくづく私って小市民・・・。
飛行機に乗ること自体もひとつの楽しみになるので、ビジネスクラスの旅ってそういう意味でもお得かも。なにしろ帰りの飛行機では、「もっと乗ってたい」って思ったくらいだから。でも、自腹じゃぁぜったい無理。またがんばってマイレージ溜めよっと。

ビジネスクラスの旅

食品検査?!

久々のイタリア以外への旅行なのに、事前調査を怠ってしまった・・・
それ故、オーストラリアという国は、生鮮品はもちろん、乾燥食品、お菓子、飲料などなど全ての食品が検査無しに持ち込みは出来ないということを、着陸寸前まで知らなかった^^:
私は海外旅行には必ずお菓子をたくさん持って行くため、今回ももちろん手荷物にもスーツケースにも様々なお菓子が・・・
客室乗務員から、全て廃棄するか、申告&検査かどちらかだと説明を受け、検査にかかる時間はもったいないと思ったものの、捨てる方がもっともったいないと思い、「申告あり」のカウンターに並ぶことにしたのでした。
でも、スーツケースを開けるのは面倒だったものの、あっという間に検査は完了。そして何より検査員のおば様がとても感じが良かったのに妙に感動!イタリアだったらこういう場面では、ぜったい嫌な思いをするだろうに・・・

国民性と治安とトイレ

シドニーで一番感動したのは、食品検査員のおば様をはじめ、どこでも誰でもとても感じが良いことでした。
まず、お店に入ると必ず「ハ〜イ!」とか「グッモーニング!」とか「ハウアユー?」とか必ず向こうから挨拶をしてくれる。
そして、こっちがカタコトのヒドイ英語を話しても、一生懸命耳を傾けて嫌な顔ひとつせず聞いてくれる。
カフェやレストランで注文の方法がわからなくてボ〜っとしてても、すごく親切に対応してくれる。
イタリアの(特に都会)すごく感じが悪くて愛想のカケラも無い店員さんに慣れてしまっている私にとって、これはかなりのカルチャーショックでした。
そして治安もすごくいい感じ。日本か日本以上に安全な感じ。変な浮浪者や怖そうな若者なども殆ど見かけませんでした。
これまたイタリアにはウヨウヨ居る怪しい人たちやジプシーを見慣れてしまっている私にとって、カルチャーショック。
そしてそして何より嬉しかったのは、街中のいたるところに清潔なトイレがあること!!
トイレが近い私にとって、こんな助かることはありませんでした。公園のトイレでさえ、紙も整備され、安全で清潔なのにはいたく感動したのでした。

ホテル

今回の旅行はエアー代が無料ということで、ホテルはちょっと奮発して、5星ホテルのシドニー・ハーバー・マリオットホテルに4泊しました。
マリオットホテルは世界中どこのホテルでも、日本の電話予約センターから予約できるのでとっても便利。ちょうどVISAカードを使うと安く宿泊できるキャンペーンをしていたので、それを利用することにしました。
シドニーの空港に到着したのは朝8時過ぎ。タクシーでホテルに向かい、とりあえず荷物だけ置かせてもらおうと思ったら、部屋の準備は出来ているので既にチェックインできるとのこと。なんてラッキー♪なんて親切♪
部屋は広いし、設備は完璧だし(アイロンまで部屋に備え付け!)、シティ・ビュー予約のはずがオペラハウスと海がばっちり見えるし、朝食は美味しいし、観光に便利な場所にあるし(駅やフェリー乗場のあるサーキュラキーまで徒歩3分ほど)、完璧に満足できるホテルでした。
ただチェックアウト時に、3泊分の朝食が付いているはずが何故か2泊分だけだと言われ、朝食1回分の料金(32A$=約2,500円)を請求されたのには「???」。帰国後日本の予約センターにメールで問い合わせたところ、「間違いだったのですぐに返金する」と、丁重なお詫びと共に返信がありました。さすがマリオット!迅速な対応に感謝!イタリアだったらぜったいに返金なんて無いだろうなぁ・・・

窓からシドニーのシンボル
オペラハウスが見える♪

移動手段

シドニーの街は人も優しいけれど、街自体も観光客にとても親切な所でした。オリンピックの影響もあるのかも。
まず、観光名所を20分毎に2時間ほどかけて巡ってくれるバス「シドニー・エクスプローラー」や、主にビーチを中心に巡る「ボンダイ・エクスプローラー」と言う観光バスはとても便利。私は「ボンダイ・エクスプローラー」は利用しませんでしたが、「シドニー・エクスプローラー」は何度か利用しました。シドニーの象徴であるハーバーブリッジを渡ったり、絶景で有名な「ミセスマックォーリーズチェア」や中華街を通るなど、主な名所は殆ど網羅しています。
一度、2時間ずっと一度も降りずに最後まで乗ってみましたが、さすがにそういう利用の仕方をしている人は他には居ませんでしたが・・・。たいがい目的地で降りてしばらく観光してから、また次に来たバスに乗るという利用の仕方をしています。
この2つのバスのほか、電車、バス、フェリーが乗り放題になるチケットが各種販売されています。私は主な交通機関に3日間乗り放題のシドニーパスを購入して、あちこち移動したり観光したりしました。(モノレールだけは別料金が必要)
タクシーも日本と同じでどこでもつかまえ易く、値段もリーズナブル。イタリアだと白タクやボッタクリが怖くて、都会では殆どタクシーは利用しないのですが、シドニーでは安心して利用することが出来ました。

フェリー

移動手段でなんと言っても便利で快適なのがフェリー。
サーキュラーキーを起点に、様々な方面に頻繁に出ている上に、トイレ、スナックバー完備と、ちょっとした移動にも観光にも便利です。
クルーズも様々な形態のものがありますが、公共フェリーが運営しているクルーズもあり、これがまたリーズナブル。私が購入したシドニーパスは、このクルーズも利用できるものだったので、2時間30分ほどかけてミドルハーバーを周る「アフタヌーン・ハーバークルーズ」に参加してみました。
あいにくその日は曇りで途中から雨も降り出し、景色がイマイチだったので、後半はちょっと退屈してしまいましたが・・・
それでもカモメの餌付けといった楽しい趣向もあり、天候の良い日にのんびり参加するのは楽しいと思います。

ハーバーブリッジを通ってドライブ

湾内をフェリーが行き来している

カモメの餌付けに子供たちは
大はしゃぎ(餌はパンの耳)

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