高翼機と低翼機

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加>森君は高翼機が好きですね。加藤はもうながいこと高翼機を飛ばしていないと思います。本当はセスナなどの軽飛行機が好きなのですが・・

森>高翼が好きと言うわけでもありませんよ。カブとかシタブリアが好きですが、低翼の大きなキャノピーかオープンの機体がいいですね。初心者の頃は、高翼しか飛ばせないと思っていて、高翼のキットを探しましたね。

加>なんとなく最初は低翼が恐いのです。でも飛ばしてみると、むしろ低翼の方が簡単ではと思うこともあります。シタブリアは難しかったのでは?

森>なぜか高翼の方がフライトが難しいですね。そういう飛行機ばかりだったからかもしれませんけど。風が吹いていると特に高翼は飛ばしにくいと思います。なんか、ななめに飛んでいる感じで、カジが素直でないでしょう?

加>スタント機が飛ばせるようになると、ふつうのラダー機が妙に鈍感でひやっとすることがありますね。低翼は着陸が地面効果がきいてきれいに決まるような気がします。

森>高翼気はエンジンの推力が主翼より下ですから、エンコンハイで頭上げ、スローで頭下げになります。このせいでしょうかね。

加>しかし、それはダウンスラストで相殺されているのではないですか? それよりも、やはり、重心が低いために、カジが姿勢によって利き方が違ってくるためだと思います。肩翼機は低翼とほとんど同じですね。

森>ダウンスラストは高翼気ではまったく不足だと思いますね。まぁ、それはそれとして。複葉機は、ちょっと独特ですよ。なんか変です。特に、背面になったときに違います。ロールは早いですしね。スタント機に複葉機がないのが不思議です。

加>うーん。加藤はまだ複葉をやったことがないですから、わかりません。森君は一時期複葉ばかりでしたね。主翼を2枚も作らなくてはならないし、それに、上の翼を固定する部分の工作が面倒です。

森>まだって、もう何機かストックはあるでしょう? そうですね、言われるとおり面倒ですね。主翼を2枚というのはそれほどでもないですが、固定部分は精度が要求されます。それから、フライトの時の組立が面倒です。画期的な固定方法があるといいのですが・・・ 主翼は固定してしまって、胴体を分割する方が良いかもしれません。リンケージとかも、面倒です。

加>複葉機というのは上の翼と下の翼が平行でなく、少し上の取り付け角が小さい、つまり、横から見て、前方に狭くなるようになっていますね。あれは、どうしてでしょう?

森>さぁ、どこかで読んだ覚えがありますが、内容は忘れましたね。たぶん、上の翼が空気を下に押すから、下の翼は少し仰角が多くても大丈夫なんじゃないですかね? 調べてみましょうか? この仰角の差のせいかどうかしりませんが、複葉機って、背面になってもあまりエレベータをダウンしなくても水平飛行ができます。

加>それは、一般論ですか? うーんなぜでしょう? それが本当なら、スタントに向いていますね。

森>なぜでしょう。力学的な説明ができませんね。背面でも、空中に浮いていれば上も下もないですからね。姿勢から受ける視覚の錯覚かもしれません。ただ、上下の翼が前後にずれているでしょう。あれが関係あるのではないですか。逆さまになって条件が変わるのはあれだけです。重心の位置も関係あるでしょう。

加>ちょっと気になるのが、エルロンです。複葉機はエルロンが4枚ありますね。よく、上下のエルロンを直接ロッドで連結していますが、主翼の取り付け角が違うということは、エルロンのニュートラルも平行でないわけです。動作に差がでますね。

森>それは気にしたことがないですね。せいぜい1度か2度ですからね。エルロンが下の翼にしかないものもあります。タイガーモスなんかそうです。やはり、2枚だと、あまり利きません。

加>タイガーモスは安定していましたね。練習機くらい簡単だと言ってませんでしたか。加藤は森君からゆずってもらったクリスティンイーグルがあります。これは難しそうです。

森>ええ、タイガーモスは楽です。テールが長いですからね。EZのイーグルは着陸が滑り込んでくる感じです。でも、飛んでいるときは面白いですね。EZのエルロンの連結棒はアイデアですね。バランサーを兼ねています。この機体は小さいから、組み立てたまま運べるんじゃないですか?

加>加藤のプレリュードで乗るかはわかりません。少なくともトランクは無理です。森君が付けた外部充電ジャックがありますから、組み立てたままいきたいところですが。

森>加藤さんも今度はワンボックスにされたらどうですか?



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