Mori's Floating Factory
<飛行機製作部>
航空宇宙博物館のご紹介
/☆Go Back☆/
岐阜県各務原市にある「かかみがはら航空宇宙博物館」に行ってきました(97/08/08)。
YS-11型旅客機です。国産の超有名機であります。屋外展示されていますが、機内に入れるときもあるようです。もう、飛んでいるところは滅多に見られませんね。いやあ、今見ると小さいですね。特にランディングギアに迫ってみました(笑)。
US-1水陸両用機です。いわゆる大艇というやつ。海上自衛隊で活躍してたのかな。二式大艇の技術で作ったわけですね。小笠原なんかで飛んでいたのではないでしょうか。屋外には、YS-11とUS-1の他に対潜哨戒機P-2J、それにヘリコプターのKV-107などがありました。
サルムソン2A-2のレプリカ。各務原飛行場で作られた最初の機体ということです。複葉機でカウリングが綺麗。胴体も翼も半分は骨組みが見えます。木製の骨組みは非常に細く、また、翼断面の薄さはまさに複葉機。ランディングワイヤとフライングワイヤでもたせる構造だからです。ペラが少し小さい感じがしましたが・・。この部屋には素晴らしい模型が沢山ありました。
実機展示場の全景です。格納庫を模した建物ですが、ここにあるのは、STOL実験機「飛鳥」、VTOL実験機フライング・テストベッド、サーブサフィール91B、FA-200改型STOL実験機、ヘリコプターKH-4、F-104戦闘機、人力飛行機、グライダーなどなど。飛鳥は機内に入れます。
飛鳥のコックピットはこのとおり。当たり前ですが意外と狭い。なんか太い胴体の印象がありましたが、室内は計測器などでいっぱいなんですね。エンジンが翼の上に載っている感じで、ずいぶん脚が短いわけです。
飛鳥のフライトシミュレータがあります。ここは、このような本物のシミュレータがあるのが凄い。20人くらいで乗るのが2台。1人で操縦できるのが2台。それに模型のヘリコプターを見ながら操縦できるシミュレータもありました。こちらは教官付きです。
OH-Xのモックアップです。次期小型観測ヘリコプターですが、木製の実物大模型なのです。これはなかなか珍しい。

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