MORI Hiroshi's Floating Factory
Model Railroad Workshop

<機関車製作部>

手作りライブスチーム


A Happy New Year!



/☆Go Back☆/
 2009年になりました。今年の冬は、今のところ雪もほとんどありませんし、比較的穏やかな日々です。12月いっぱいで仕事がいろいろ片づいた関係で、年末からずっと工作三昧の毎日で、これはそのまま今年の方針になりそうです。

 前回のレポートで2008年を振り返りましたが、今年の欠伸軽便鉄道の予定を以下に示します。目標ですけれど、できるかぎり実現したいと思います。

1)動力車を1台増強する:蒸気機関車の予定。これは、まもなく海を渡って届く予定です。
2)蒸気機関車の整備:メンテナンスと改造。レディ・マドキャップの大規模な改造を計画しています。
3)無動力車を1台増強する:昨年できなかったトレーラ兼貨車を製作します。ボギィ車です。
4)ストラクチャの充実。モルタル製の建物をまた作りたいと考えています。
5)ガレージ内の整備。32mm、45mmのライブスチームが100台近く床に置かれているので、棚を作りたいところ。
6)信号機の電動化。これも長年の課題でした。サーボ制御の目処がついたので実用レベルで製作します。
7)小型のライブスチームを5台製作する。これが今年のメインかもしれません。なんと、既に今月2台製作しました。
8)昨年に引き続き庭園鉄道の本を発行。

 ようするに、あまり変わりはありません。本当は45mmゲージの線路をもっと延ばしたいのですが、用地の設定でまだ迷っているので、ちょっとどうなるかわかりません。仮設ならばいくらでもできますが、恒久的に敷設してしまうと、ほかのものの邪魔になるので、考えどころです。

 それからもうひとつ、ホビィ・ルームGゲージを片づけて、違うレイアウトを作るための準備をする計画があります。これは、本格的になるのは来年くらいでしょう。

 ところで、本A&Bレポートは、今回でひと区切り。今回までが夏に発行される本に収録されるからです。このレポートは、もともと出版を目的に書かれていて、そのために一般の方にもできるだけ親しみを持ってもらえるような「読みもの」としての方向性を目指してきました。その目的はほぼ達成されたと考えています。たとえば、鉄道模型のNゲージも触ったことがなかった方が、モデルニクスの線路を自宅に敷いて庭園鉄道を建設した、とメールを下さいました。工作はできないけれど、平岡幸三氏の本を買って図面を眺めている、というメールももらいました。僕は、ライブスチーム庭園鉄道の仲間を増やそうとはまったく考えていません。ただ、ものを作るということを一度自分でやってみるのは、しないよりはずっとましだろう、と考えているだけです。少なくとも、作りたいとか、作ろうとか、そう思う気持ちだけでその一日が楽しくなるでしょう。

 今回を最後に、半年ほどお休みをして、そのあとはエンタテインメント性を少し減らし、専門的、技術的なレポートに重心を移して再開したいと今は考えています(気が変わるかもしれないので、わかりませんが……)。ちなみに、レポートを作る時間を工作に回せるわけですから、今までよりもいっそう欠伸軽便鉄道の業務は活発になることでしょう。


A&Bレポートの第4次工事が『庭園鉄道趣味』(2008年7月発行)という本になりました。

 多少、頻度が減るかもしれませんが、日々の活動を写真でつづる「欠伸軽便鉄道掲示板」は、引き続き運用する予定です。

<小さい機関車たち>


<メカニクス>


<1Bテンダの製作>


<もう1台製作>


<メンテナンスも>


<他社からのレポート>


<イギリス・レポート>


<しばらくお休み>

/☆Go Back☆/