MORI Hiroshi's Floating Factory
Automobile Workshop
GARAGE LIFE
<ガレージ製作部>
完成しました!
/☆Go Back☆/
お待たせいたしました(誰も待っていない?)。なんとか、一応の完成となりました。長かったですね。デッキの工事を始めたときはまだ夏でした。それが、そろそろ桜が咲く季節になってしまいました。
とはいっても、実はまだいろいろ残っているのです。たとえば、空調機器の取り付け、光ファイバの工事などなど。その他にも細かいやり残しが多数あって、現在そのリストを作成し、毎日1つずつ、処理をしているところです。まさに「ガレージに完成なし(by森博嗣)」という感じ。だいたい、使っていくうちに、また、いろいろ手直しし、改良し、限りなく完成形に近づいていくことでしょう。
なんといっても、夜にクルマの姿が見られる、いつでもそこにクルマがある。全天候型工作スペースで、片づけなくても良い、といった小さな理想郷の誕生です。
<手摺は赤>

階段の片側だけの手摺、それから、2階のS字カーブの手摺。いずれも、色は赤になりました。今まで、赤を温存していましたからね。
<ドアは黄緑>

母屋の壁に穴を開けて、ドアを2つ取り付けました。1つは、普通サイズのドアで、これはスバル氏の部屋(通称、セバスチャンの部屋)の隣の通路に出て、小さなバスユニットの近くになります。工作をしたあと、手を洗うのには最適です。
2枚目の写真は暗いですが、この幅の狭いドアは、現在の森が仕事をしている書斎の押入の中に通じるアクロバッティックなアプローチ。書斎からガレージ直通のプライベート・ドアです。その押入は、今までトーマのベッドが置かれていた場所で、トーマにはとんだ災難でした。そもそも、書斎の窓はガレージの内部になりましたので、現在の書斎の机から、ガレージ内がよく見えます。また、その窓は、このドアのすぐ左にありますが、白い柱で隠れて見えません。
3枚目は、同じドアを離れて撮ったもの。階段の後ろ側になります。このドアは幅は40cmくらいしかなく、躰の大きい人は通行できません。
<最後のパトロール>

毎朝恒例のパトロールです。もう現場監督の仕事もおしまい。ガレージの東側を歩いています。奥の半分は砂利を敷き、その奥にデッキが見えています。ドアから手前は、コンクリート敷きです。雨樋はコンクリートの中へ入って横に排水されています。

シャッタの前の土間コンクリートもすっかり固まりました。もう自動車も乗り入れています。日向ぼっこをするには最適の場所になりました。屋内もすっかり片づき、現場監督は雨の日もここで運動ができます。
<駅の屋根はクリア>

駅の屋根は、窓に使った残りのポリカーボネートで作りました。小さなカーポートみたいな雰囲気。しかし、こんなに小さい半径で曲げてある例はあまりないでしょう。ほんの少しグレィなのですが、中から見ると、こんな感じです。
<シャッタはシルバ、床はグレィ>

シャッタと床(コンクリート面)の塗装をする日になりました。M2000を外に出さなくてはいけません。オープンなので雨が降ると困るので、まずは、駅の中に駐車しました。

しかし、かなり雨が降りそうだったことと、シャッタの塗装は吹き付けだったので、結局、シートを被せられてしまいました。とても心配でした。何しろ、ガレージよりもこのM2000の方がずっと大事ですからね。これを入れるためにガレージを作っているのですから。
シャッタは綺麗な銀色に。室内のコンクリート床はグレィに。この作業がすめば、いよいよ、クルマも入れられるし、荷物も運び込めます。
<書斎のデスク>

中2階の新しい書斎スペース。デスクの天板は2階の床に取り付けられています。窓の前にも小さなサイドテーブルが付きました。南はすべて窓、西側(後ろ)にも窓が2つ。ここはかなり明るい場所です(明るすぎるかも)。なお、中2階と2階の床は、ビニルマットを張りました。コンクリートと同じ模様なので、ほとんどわかりません。ここは靴を脱いで上がることにしました。

そのデスクの下に取り付けた4つの引出。これも阿竹氏の設計で、2枚目の写真のように、ガレージの天井近くでお尻を突き出す格好になります。デスク側で引き出すと、ガレージ側では引っ込みます。構造的には中央1枚の板だけで4つの引出を支えていて、非常に珍しいキャンチレバー構造の引出になりました。この写真では未塗装ですが、一度すべて白くして、最後には、赤、黄、青、黄緑の4色に(前も後ろも)塗り分ける予定です。
<ほぼ完成!>

全体のイメージとしては、飛行機の格納庫に近いかもしれません。構造材が剥き出し、壁も断熱材が剥き出しです。直線的な構造材に対比して、床、手摺、天井は曲線。だいたい、パースで描いたとおりになりましたね。

このようにクルマが見下ろせる、ということが大事です。吹き抜けにして、空調にも不利だし、2階の床面積も減るし、良いことは何もありませんが、それだけの犠牲を払う価値が、この眺めにあります。

やっぱり、ここはファクトリィでしょう。窓を小さくして、ちょっと薄暗い感じもグッド。シャッタも天井も低いので、背の高いクルマは入りません。そういうクルマは一生乗らないってことですね。
<感謝>

まだまだ、がらんとしていますが、今にモノで溢れてごちゃごちゃになるでしょう。そうなったときが、ガレージの完成だと思います。

半年後か1年後に、「ガレージのその後」として、追加報告をしたいと思います。
しかし、ひとまずは、これでレポート終了。長い間、おつき合い、どうもありがとう。
/☆Go Back☆/