MORI Hiroshi's Floating Factory
Automobile Workshop
GARAGE LIFE
<ガレージ製作部>
本当に本当にもう少し
/☆Go Back☆/
わざとじらしているわけではありません。まだ完成していません。今一歩というところ。既に、ガレージとしての機能は果たしていますが、塗装や大工仕事が一部残っています。
基礎に2カ月、そして上部構造に2カ月、合計4カ月かけましたね。普通の倍くらいでしょうか。でも、ようやく完成が迫ってきました。次回には、本当に本当に完成のレポートをお届けできると思います。
中央公論新社より出版予定の「アンチ・ハウス」も現在ゲラ校正中ですが、もちろん、完成後のレポートや記事はこれからです。発行は6月に決まりました。わりと硬派な内容だと思います。
「このガレージの名前はないのか?」というメールを沢山いただきました。名前は、ありません。2つめのガレージができるまでは必要ありませんので……。
<駅(プラットホーム)のアーチ>

この写真は、西側(母屋の玄関先)から見たところ。大小2つのアーチ屋根が重なります。これはまだ、3つめのアーチである駅の屋根ができていないときのものです(雨樋もついていませんね)。

鉄骨が搬入されました。赤い半円のカーブです。ガレージの前では、コンクリートを打つための準備が始まっています。そのための高さを計るレベルという機械(三脚のカメラみたいなもの)も見えます。
すぐに溶接されました。今回、同時に階段や手摺(後述)もつけられました。鉄骨屋さんというのか、凄いですね、なんでも現場ですいすい作れてしまうようです。鉄を切断するバーナ(あるいはプラズマ切断機)や、溶接機を購入して、自分でもやってみたいな、と思いました。きっと1年以内に実現することでしょう。

これはできあがってペンキを塗ったところです。このうえにさらに透明のポリカーボネートがつきます。写真では、手前や奥に既に砂利が敷き詰められていますね。ここが「駅」、そして、自転車置き場にもなるかな……。
<コンクリート打ち>

ガレージの手前はコンクリート敷きになります。地面をならし、砂利を敷いて締め固め、鉄筋を置き、そこにコンクリートを流します(打設あるいは「打つ」といいます)。ぽつんぽつんと見える白いものは、鉄筋を浮かせているスペーサ。

生コン車が来ました。コンクリートをなるべく同じ高さに充填させ、何時間かあとにコテでならします。この日も、夜の10時頃までコテならしをしていました。排水を考えて、緩い勾配をつける必要もあり、高さは周囲の型枠にあらかじめ印の木が取り付けられています。それをつけるために、上の写真にあったレベルを使ったのです。
<階段がつきました>

さて、階段です。パンチングメタルという、穴が沢山開いた鉄板で作られています。この場所で溶接して組み立てられました。しかし、この写真は、取り付け位置が間違っていたときのもの。午後、阿竹さんが来て、指摘され、やり直しになりました。この位置だと、下を庭園鉄道の線路が通れなくなるのです。

数日後です。溶接をしているところ。このように、中二階から750mmほど水平に出てから階段になります。手前の人は、電気屋さん。照明の配線工事をしているところです。
階段の一番下の段はコンクリートになります。型枠を木で作り、鉄筋を組んで、コンクリートを打ちました。

これは、ペンキ屋さんが塗装をしているところ。手摺は片側だけで、手前にはありません。この手摺だけが赤くなる予定です。
<見上げる監督>

下ばかり見て歩いていた現場監督ですが、ちょっと見上げているところ。こうしてみると、どこかの首相に似ているような……。
<シャッタのモータ>

シャッタのモータ部です。機械は剥き出し。「カバーはない方が良い」と希望して、このままです。リモコンで駆動しますが、クルマがシャッタに近づくと自動停止する赤外線センサも付いていました。写真の黒いスプリングは、バランスを取るためのもので、これのおかげで、こんなに大きなシャッタなのに、手動でも上げられます。
<手摺とキャットウォーク>

階段の次に、2階のS字カーブの手摺をつけました。手摺部分が角材で、支持は丸鋼です。非常に軽快な感じに。

こちらは、階段と同じパンチングメタルを使ったキャットウォーク。白く塗装しているときの写真です。

まだ手摺の赤が塗られていませんが、ほぼ完成。左上がキャットウォークです。青い梁の凹部に蛍光灯が取り付けられているのが見えます。格納庫のような雰囲気になってきました。早く飛行機をぶら下げたいです。
<M2000がやってきました!>

学生たちと作ったキットカーM2000が、このたび車検登録してナンバを取得、公道を走ってここまでやってきました。当時の自動車製作部のメンバたちも集まり、3年振りの集会です。写真は、屋根の幌を組み立てているところ。実は、電気系統にまだ若干の不安箇所があり、徹底的な修理は次回の合宿で、ということになりました。こいつを入れるためにガレージを建てたのですからね。ひとまず、落ち着くところに落ち着いた、といった感じ。
/☆Go Back☆/