MORI Hiroshi's Floating Factory
Automobile Workshop
GARAGE LIFE
<ガレージ製作部>
いよいよガレージ工事開始!
/☆Go Back☆/
もう建ったのか? と想像されている方も多いでしょう。まだです。いろいろありまして遅れています。しかし、ようやく11月始めに本工事がスタートしました。
2週間ほどになりますが、現在はまだ基礎工事の段階。フロア一体のべた基礎なのですが、これから鉄筋を組んで、コンクリートを打つ(流し入れることを「打つ」というのです)ことになります。鉄骨の製作も始まっていますが、柱が立って、建物の形が見えてくるのは、まだ2,3週間ほどさきでしょう。
<土木工事を始めます>
杭を打ち、測量をして、位置決めをしています。写真の左が設計者の阿竹さん。手前で背中を向けているのが施工者である工務店の社長さん。白く平たい部分は、プールがのっていた基礎のコンクリートです。この部分はそのまま埋めてしまうことにしました。
2枚目の写真は家の東側。デッキが半分回り込んでいます。工作室になる場所です。パラボラアンテナがありますが、現在はケーブルテレビなので使っていません。撤去しました。
プールの基礎の上にある木の箱は、柱脚の基礎のための型枠です。このときはまだ、壊したレンガのゲートが2本残っていますが、これは捨てました。
位置や高さを見るために、糸が沢山張られています(見えますか?)。2枚目の写真でビートの後ろにある緑のものは、仮設トイレです。工事の人たちが使うために設置しました。このトイレよりもさらに3mほど右に庭園鉄道・弁天ヶ丘線が走っています。
<重機(ユンボ)が来て穴を掘ります>

ユンボがやってきました。2日間かけて溝を掘ります。土地の高さも水平になるように、高いところを削り、低いところを足しました。

掘った溝は突き固めて砂利を敷きます。この上に一度コンクリートを流し込みます(捨てコンといいます)。

水道やガスや電気の配管・配線が地面の中に埋設されています。それぞれ、専門の工事が必要になります。写真は排水溝を移動して、新設しているところ。向こうにプロパンのボンベが2本見えますが、もちろん都市ガスなので今はプロパンは使っていません。とても古いものです。捨てれば良いのですが、このボンベがなかなかノスタルジィで、どうしようかな、と考えているところ。
溝の底をならして砂利を敷きました。この状態で一度コンクリートを打つようです。

溝を掘ったり、大木の切り株を撤去したりしてユンボは帰っていきました。土が山のように残っています。埋め戻す分は必要ですが、残ったらこの土をもらって、庭園鉄道の工事に利用しましょう。しかし、母屋がこんなに見晴らしよく眺められるのは今のうちだけです。
<捨てコンと鉄筋準備>

捨てコンが打たれました。柱が立つ部分は穴が深くなっていて、底にはやはり捨てコンが。ここに木の型枠を入れて、鉄筋を組むことになります。
2枚目の写真が鉄筋。9mの異形鉄筋(凸凹がある鉄の棒)ですね。

現場に作業机が作られ、ベンダ(鉄を曲げる道具)で一本ずつ曲げて作っています。これを組み立てて、2枚目の写真のようなカゴを作り、これを型枠に入れてコンクリートを流し入れます。つまり、これが鉄筋コンクリートです。

さあ、検査です。工事が適切に行われているか、現場監督は目をさらのようにして見回ります。
<基礎の下地&柱脚の基礎工事>

最終的には床と柱脚を一体として基礎構造とする設計です。コンクリートを打つまでに、いろいろな設備を作っておかなければなりません。排水のマンホールなども設置されました。この高さまでコンクリート上面が来る、ということ。
2枚目の写真は、家の東側。デッキの下にベニアの型枠が取り付けられています。この手前の部分が工作室になるスペース。柱の立つ部分に木の型枠が置かれています。

鉄筋が運び込まれました。これを組み立てるわけですね。まだまだ時間がかかりそう。

またコンクリートを打ちました。今度は、主として、柱脚の基礎部分です。小型のアジテータ車(生コン車のこと。一般にミキサ車という呼び名が使われるが、これは誤用です)がやってきました。
2枚目はコンクリートが打たれたあとの写真。

次は、フロアのコンクリートを打つための下地を作ります。高さを揃え、砂利をしいて突き固めます。
2枚目の写真では奥の柱脚の型枠が外されています。この状態で一面に鉄筋を組んで大量のコンクリートを流し込みます。勾配もそのときに付けるので、慎重な準備が必要。コンクリート打ちまで、あと1週間くらいでしょうか。
<検査に余念がない>

現場監督は今日も元気です。毎日、見慣れないものを見つけては、検査しています。
次回のレポートは、コンクリートが打ち終わった頃、でしょうか……。
/☆Go Back☆/