MORI Hiroshi's Floating Factory
Automobile Workshop
GARAGE LIFE
<ガレージ製作部>
とりあえずデッキ完成
/☆Go Back☆/
ガレージはまだですが、デッキは1週間ほどで完成しました。ほとんど以前のものと同じように作ってもらいましたが、よく見ると微妙に違います。上の写真は台風のあとの朝。葉っぱが沢山散っていますね。
急遽改修となったデッキですが、やはり造り直して良かった、というところ。ガレージの着工までまだ時間がかかりそうですので、まずは軽くレポートを……。
<樹の移植について>

庭には高さが10mを越える樹が何本もありますが、それらの中で道路に一番近いものは、1枚目の写真にある樹(「カシの木」と呼んでいますが(笑))です。道路から10mくらいの位置です。なかなか立派で姿も良いのでとても気に入っています。
2枚目の写真が、反対側から見たもので、手前に赤く見えるのが、今回の工事で移植したハナミズキ。現在はつっかい棒で支えられています。すぐ奥がカシの木。これらの樹の右を車が通ります。
3枚目の写真が、風致地区の指導に応えて移植した樹(前回レポート参照)。高さは2.5m弱。通行の邪魔にならないように、ひょろっとした枝の少ない弱々しい樹を選びました。庭の奥にあったものです。つっかい棒がなければ倒れそうですね。訪ねてきた人に聞いても、誰も新しい樹が立っていたことに気づきません。それくらい印象が薄いのです。隣の垣根に接近しているため、立っていてもいなくても、ほとんど変わりがありません。
こういった「景観に関係しない無駄な樹」をわざわざ植えなければならない理由ははたして何なのでしょうか?
もう少し奥ならば、場所に余裕があるので、もっと立派な樹が植えられます。その方が風致の精神に一致しているので、名古屋市にそう提案したのですが、とにかく文面どおり「道路から2m以内に2.5mの樹」に拘るのです(その条文にしても、もともとは「10mに1本」という規定です。うちは5mしなかないので、もともとが無理な話)。景観保護のために制定されたせっかくの風致地区の制度も、こうした融通の利かないお役所仕事のために形骸化していくことが残念です。
制度は文章ですが、その精神は人間が人間に伝えるものです。お役所の係の方は、文章を人に伝えることが自分の仕事だと勘違いしている、といえます。繰り返しますが、制度が悪いわけではありません。制度は必要ですし、その精神は正しいのです。つまりは、状況を判断し、それを制度を用いる個々の人間に責任がある、ということでしょう。
<デッキの工事は正味1週間>

デッキの工事は平日に行われたため、工事中を見ることはほとんどできませんでした。写真はスバル氏に撮ってもらったものです。基礎部から張り出した鉄骨の梁に、板材を井桁に組み、その上に隙間を開けて床を張ります。
大工さんが毎日2〜5人ほど来ていたようです。最初にペンキを塗る作業に3日。取り壊しに2日、作るのに7日くらいの仕事量でした。
<完成しました>

西側のデッキは幅をほぼ倍にしてもらいました。とても広くなって、良い雰囲気になりました。前の庭からは、階段で上がります。2枚目の写真が北西のコーナを北側から見たところ。北へ回った部分も幅を広げたので、この突き出したコーナ部は面積がほぼ4倍になりました。ここを広げたのは、将来、庭園鉄道の弁天ヶ丘線がこのデッキに乗り入れたとき、このコーナを半径2〜3mのカーブで通過することを可能にするためでした。

同じコーナを見ながらバックしたところ。北のデッキから西を見ています。左の張り出し窓はキッチン。スバル氏が作ったステンドグラスが飾られていますが、ちょっと見えませんね。
さらにずっとバックして、一番広い北のデッキを見たところが2枚目。この部分にはコの字型に手摺りのベンチがあります。幅は広いところでは4mほど。半径1mのカーブならば、ここで反転できます。バーベキューのコンロがあったのですが、結局廃棄することになり、それでいっそう広くなりました。

これは北のデッキを逆に西から見たところです。右の手前がキッチンの出窓。その向こうの張り出し部がリビングです。台風の次の日の朝ですので、デッキが濡れていますし、落ち葉がいっぱい。
手摺りの柱は外側へ傾斜しています。真っ直ぐの方が力学的にも有利だし、作りやすいのですが、ちょっと斜めになっているだけで、広く見えるし、デザイン的にも洒落ています。今回も、大工さんは真っ直ぐにしたかったようですが、無理を言って以前と同じ斜めにしてもらいました。

これが東のデッキ。今まではプールへのアプローチのため階段状になっていたところですが、フラットにしてもらったので広い感じになりました。北東のコーナは手摺りが途中で切れて、2枚目の写真のように階段を付け、そこから下りられるようにしてもらいました。これまでは、西の庭からしかいけなかった、デッキの下の庭へ、ここから下りていけるようになりました。これは非常に便利です。
<青の6号>

青の6号は2回目の車検を終えて、綺麗になって戻ってきました。ワックスどころか洗車を一度もしたことがないのです。整備に出すごとに、見るに見かねてなのか、綺麗にしてくれます。何気なくトーマが写っていますが、その辺りが垣根があったところ。今はとても広く感じますが、ガレージができたら、どうなるでしょうか。
今は、雨ざらしにできないので、青の6号は少し離れた以前の家のガレージに普段はいます。ガレージが完成したら、毎日乗れるようになります。それが楽しみ……。
/☆Go Back☆/