MORI Hiroshi's Floating Factory
Automobile Workshop
GARAGE LIFE
<ガレージ製作部>
工作室が早くほしい
/☆Go Back☆/
あまり雨が降りませんね、今年の梅雨は。そのかわり、とても涼しい。肌寒いくらいの毎日。じめじめすることもあまりないのですが、これは住んでいる家のせいかもしれません。ログハウスのように、壁・天井・床が木材なのです。
ちょっと忙しかったため、ガレージのこと、あまり進んでおりませんが、もうほとんど阿竹氏任せの段階になっております。今回は骨組みのお話を少し、あとほとんど固まった平面などをご紹介します。
<ZOMETOOL>

前回の報告で最後に出てきましたが、Zometoolというおもちゃを阿竹氏を通じて購入しました。ご覧のような立体骨組みを組み立てることができる幾何学模型というのでしょうか。白い球体の接合部が1種類、あとは、青と赤と黄色の3種類の棒材があります。長さは、それぞれの棒材が3段階、長・中・短とあります。これだけで、かなりいろいろなものが出来てしまうので驚き。これを考えた人は凄いです。ちょっと触っただけではまってしまうでしょう(パーツがではなくて、気持ちが)。

たとえば、これが4次元立方体(正4胞体)なんですが、わかりますか? わかりませんよね。写真というものがそもそも2次元だから、余計に認識が困難でしょう。ようは、3次元の正6面体が4つ取り囲んで4次元方向に捩れた正多胞体ができますが、それを、3次元に投影している形で、そのため、キューブが捩れています。

もう少しわかりやすいものでは、一番外側が正20面体のこの形、内側に正12面体が見えますね。こうしてみると、正20面体の角をカットしたものが、正12面体だと理解できます。両者の途中に、サッカーボールの模様になっている正5角形と正6角形でできる形が存在します。

さあ、これなんか不思議な形です。正方形があるようで6角形にも見える。こんな形のドームを作ったら面白いでしょう。これ、全然ガレージに関係ないのです。遊んでいるだけ・・。
<工作室待望>

そんなことよりも、「ガレージができたら作ろう」「ガレージができたら購入しよう」と、溜まりに溜まったものがあるのです。最近、ついに我慢できず、前の家の工作室からボール盤だけ運んできました。今は写真のように、無理をして書斎の一角に置いてあります。ボール盤というのは、つまり単なるドリルで、写真のものなどは1万円もしない最低ランクの機械ですが、でも、これがほとんどの工作の基本というか、これなしでは、何も作れないという最もベーシックな工作機器の1つです。ガレージができたら、もう少し立派なものを入れたいとは思っています。

工作スペースの次に欲しいのは、作った模型を展示するスペースです。実は模型は前の家からまだ半分も運び入れていません。写真は、現在のホビィルームのキャビネットの状態。明らかに模型ではないものがありますが、とにかく満杯です。たとえば、模型の機関車はいったい全部で何台くらいあるのか、自分でも把握していません。1000両はないと思いますが、その半分はあるでしょう。

場所をとるのは飛行機です。ラジコン機は40機ほどあります。主翼を外して保管しますが、でも、とても大きいので大変です。天井からぶら下げれば良い、と簡単にいいますが、そんな、天井に飾れるのはせいぜいが5〜6機でしょう。大きいものは3mもあります。
とにかく、そういうわけで、「早くガレージができないか」と、待ち望んでいる今日この頃。
<アメリカン・グラフィティ>

カー・ファンのために、たまには自動車の写真も載せましょう。実は先日、スバル氏がサッカーを観るために特大のプラズマテレビを購入したら、大阪のUSJのペア招待券がもらえました。それで、休みに早起きして行ってきたのです。写真は映画のアメリカン・グラフィティに登場したストリート・ファイタです。まあ、こんなのがガレージの中にあったら凄いですが、うちとはちょっと方向性が違うかもしれません。

USJで一番気に入ったのは、このトロッコの残骸。いいですね、この朽ち果てた感じが。そもそもは、こんなイメージでガレージを作ろうと思っていましたが、これからも、かなり遠くなってきましたね。もう少しモダンなものになるでしょう。ほとんど意味がわからないと思いますが。
<外観ほぼ固まる>

さて、もう1カ月後くらいから工事に入るわけで、決まってないと困ります。だいたいこんなふうになります。南には窓を開けないという主義で、小さな小さな窓が両サイドに2つだけです。左側に、小さなアーチ屋根があって、ここが庭園鉄道の駅になり、同時に、母屋の玄関へのアプローチも兼ねるデザイン。。

少し左から見たところ。西側には、張り出した小屋根があって、この部分は書斎の作業場、つまり、仕事をするデスクの付近になります。シャッタを上げると車が3台並びます。一番右がビート、一番左が青の6号。真ん中はスバル氏のミニになりそう。この絵だと、全部キャデラックみたいですけど。
<平面では2階の形を曲線に>

これが2階の平面図。ピアノの形のように滑らかな曲線で吹き抜け部分と別れます。左下にあるのが、庭園鉄道の屋根部分。右にはキャットウォークがあって、これはビートの車高の低さを利用したものです。また、図には点線で骨組みが描かれています。こんな風に斜めに立体トラスが入ります。これが、このガレージの最大の特徴になりそうです。

内部のパースです。左は1階から2階を見上げたところ。ピアノ形の曲線部分がこんなふうに見えます。また、左にあるのがキャットウォーク。これは実際には金網のような軽いものになるので、もう少し見え方が違ってくるでしょう。天井にはトップライトがありますが、これは、その後形状が変更になりました。
階段を上がって2階に立つと、右の絵のように見えます。絵が切れていますが、右にちょっとだけ外の景色が見えますね。この部分が、書斎で、西に張り出している小屋根の部分です。

さて、4次元立方体のトラスを小さくご覧にいれましょう。大きく載せられない理由は、ちょっとした秘密があるため。左が、半円形の屋根を支える骨組みの形状。
右がその骨組みを入れて、内観を描いたものです。骨組みの太さは10cm以下になるとのこと。かなりスレンダです。史上最強の立体トラスとは阿竹氏の弁。本当にこんなふうになるのかって? 「完成してみないとわからないよ」なんて言う人もいますけれど、少なくとも建築の専門家はそんなことは言いません。完成したら、「うん、思ったとおりだ」と言うに決まっています。
/☆Go Back☆/