日々是好日・身辺雑記2001年4月
(下にいくほど日付は前になります)
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4月某日「家族対抗早死に合戦」
黄金週間開始早々とんでもないタイトルで申し訳ない(笑)。
   
家族と言ってもウチは相棒と私の2人きりなのだが、さてどちらが先に死ぬかで
話題が盛り上がっているのであります。
(そんな話題で盛り上がる家族とゆーのもナンだが・・・)
相棒は生命保険に入っている。 月々の支払いは結構大きい。
「やめちゃえば〜?」
というのだが、今の年齢と健康状態(糖尿病持ちだ)を考えると止めるに止めら
れないらしい。 しかも商売がカタギの勤め人とは思えないほどハードで、地雷
ふんだり、山賊が出たり、ゲリラにさらわれたり、大統領の人質に(実際過去い
ちどなった)されたりするので、世界一安全な日本のサラリーマンにしては妙に
危なっかしいのである。 無事定年まで生きのびていただきたい。
    
さて、その保険金の受取人のわたくしはといえば、病気持ちなうえ、心拍数が、
ふつうの人で1日平均10万拍のところ、なんと13万拍ある。
たぶんとっても早く死ぬだろう。
単純計算しても老齢年金を受け取れる前にポックリ逝くはずだ。 もしも生き延
びられたらそりゃラッキーなおまけだ。
わたしが先に死んだら、保険金は誰が受け取るのだろう。 やっぱり保険屋さん
のひとり勝ちかしらん。
   
とゆーよーな、いささかゲンの悪い話題で申し訳ありませんが、みなさんはよい
黄金週間をお過ごし下さい。
私は地下に潜るので、今まで以上に更新が滞ると思いますがご容赦下さい。
 (いやマジで体重が17・5キロ落ちちゃって、これはやばいかな〜というの
  でしばらく休みます。)
ではでは、ごきげんよう。
      

4月某日「天才の友人」
久々に部屋の掃除をした。
と書くと事情をご存じない方は「で?」なのだが、ちょっとでも私という人間の
正体がバレている相手には
「ありゃまああ〜〜〜」
と真ん中で凹んだエコーがかかるくらいスゴいことなのであります。
なにせ発病してから(去年の5月だ)一度も掃除していない。
というか、それ以前から(こらっ大きいよ、字っ!)
女子校時代に修道女方の厳しい監督の元、校舎の掃除に精を出した私は、すでに
一生分の掃除当番はやっちまったのである。(髪の毛一筋落ちていても怒られた)
人間「一生の間に飲む酒の量は決まっている」そうだが、掃除だってそうだ。
     
というくらい常日頃掃除をしない私が、どうしたわけか机回りを少々片づけた。
だけでゴミが4袋と古本屋行きの本の束が2つ発掘された。
面積にして「裸足の足の裏20歩くらい」畳の目が見えた。 大進歩である。
「アームストロング船長の月への第一歩」くらい貴重な面積かもしれない。
(ウソ)
あまりのことに、私は友人に電話をした。
この友人は天才である。 天才であるが故に、発想が常人とはいささか異なる。
「そういう時はさ〜」
「うん」
「かわいい女の子の声で
『いや〜ん、お昼寝したらほっぺに畳の目の跡がついちゃって困るぅ〜ん♪』
 って言うんだよ。」
ちょっと待て、面積にして20歩分といっても飛び飛びで、寝転がる余地はない。
あっちに手を置きこっちに足を置き、(こんなゲーム昔ありましたね)ヨガの極
意のごときとんでもない体勢で、しかも片手に受話器を持ったまま、私はほほを
畳につけて言った
「いや〜ん、ほっぺに畳の目の跡がついちやって困るう〜ん♪ 
グキッチョ
最後のグキッチョは首の筋を違えた音である。
かくして私はいま首を右に20度ほど傾げた状態でこの文章を書いている。
天才の友人を持つと、体に良くないやもしれぬ。
(て、ホイホイやったのはおのれなんだけどね。)
     


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