日々是好日・身辺雑記1999年12月
(下にいくほど日付は前になります)
過去の雑記を読む
- 12月某日「まっしろけ〜で、2000年!」
- 先日「今年はこれでおしまい」なんて書いておきながら、なんだか時間がぽこっと空いちゃっ
たのでオマケ。
- 登録申請したわけでもないのに、なぜかこのホームページ、Yahooで検索できるみたいです。
なんでだろう? ナゾだわ・・・・(笑)
Yahooはよく利用しています。 地名でも人名でも、思いついた単語を打ち込むと、意外なと
ころにつながったりするのがおもしろいです。
ちなみに私の結婚前の名前はどこぞのお寿司屋のおかみさんのホームページに、相棒ジャン・
ポールはなんとネジ製造会社につながっておりました。 なんでやねん。
そもそもiMacを買った理由のひとつが“日本全国の商店街のホームページを検索する”だった
のですが、いや出るわ出るわ・・・・。 あまりにもすそ野が広がりすぎて、逆に絞り込むの
が難儀だったりします。 今は家がバタバタしているので完全ストップ状態ですし、ちゃんと
作品の資料としてまとまるのはいったいいつになることやら。フウ・・・
-
- さて先日(といっても実は6ヶ月も前じゃ)そのYahooで、昔仕事で組んで下さっていた少女
小説家さんを検索したのですが・・・・なんと、女子アマチュアレスリングの銀メダリスト選
手に関する情報がドーーーーーーーッと出てきまして(同姓同名なのか、私の記憶違いなの
か・・・)結局肝心の小説家さんの消息は分からずじまいでした。
確か彼女の本業は劇団の主催兼脚本家と聞いたのですが、そちらのペンネームは分からないし。
う〜ん。
実は引っ越しだなんだで自分のかんだ文庫本を全部なくしてしまいまして・・・小説・少女小
説・ゲームブックと、挿し絵の仕事をした本が何冊かあったはずなのですが。
・・・・過去消えちゃった。
わたくしかなり長いこと文章を書くのも読むのも苦しい時期がありまして(やっと治ってきた
のは割と最近のこと)、その間も仕事で挿し絵は描いていたのですが、いかんせん作品(文)
の記憶がぽっかり抜け落ちているのです。
何度も打ち合わせをしたことや、送られてきた文章原稿の束の重さ、打ち上げに神楽坂のお好
み焼き屋で飲んだことや、担当さんから差し入れでもらったリンゴの焼き菓子の色や形までも
覚えているのに、肝心の「作品」が、そんなわけで内容どころかタイトルすら頭の中から消え
てしまっています。 やれやれ。 小説家さん、申し訳ない。
- まー、なくしちゃったもんは仕方ないわな。
過去はもう、まっしろ〜! ということで、脳天気に2000年を迎えるとしますか〜。
- 12月某日「聖夜に寿限無(じゅげむ)」
- クリスマス・イヴでしたな。
でも我が家は、冬至の残りもんのカボチャと、豚汁とシャケと漬け物で晩ご飯。
そういえば去年のイヴは、相棒のジャン・ポールは海外出張中、わたしゃ冬コミの原稿書きで
- やっぱりバタバタ過ごしてオシマイだったのでした。
おととしまでは、教会にクリスマス・キャロルを歌いまくりに行って年末のストレス解消〜!
するのが恒例だったのですが、2年連続でパスじゃ。
何が悲しいといって、年々「アディステ」をラテン語で歌わせてくれる教会が少なくなってき
ていることですな。 その昔修道院みたいな学校にブチ込まれていた私にとっては、こりゃ落
- 語の「寿限無」と同じで意味も分からず体に刻まれちゃってるもんで、たまにブハ〜ッと唱え
とかないとスッキリしないんでございます。 やっかいじゃのう。
ばーちゃん達にはケーキの差し入れ。
- とはいえ、入院中で食が細くなっていたり(ホントは間食禁止なのだけど、看護婦さんに許可
もらって、ちょっとだけということで)入れ歯の調子が悪かったりで、プチ・シュークリーム
とプリン・アラモードで代用です。 去年までは普通にケーキ食べられたんだけどなあ・・・。
担当の医師からは「もうこの先、退院して家で生活するのは無理。」といわれました。
- 痴呆がどんどん進行していくなかで、今まで無事過ごせたことの方が不思議なんだと言われる
と、ま確かにそりゃそうなんだけど・・・・
それでもミラクル逆転を願ってしまうのは、身内の身びいきなのかなあ。
年が明けたら転院先の老人医療施設か専門病院を決めなければなりません。
というわけで年またぎで、まだまだ走り回る日が続きそうです。
- たぶん今年の雑記はこれでおしまい。
みなさまどうぞよいお年を!
12月某日「かわりに今あるもの」
- バタバタしてて、いろんなことが完全に滞っちゃっています。
メールの返事とか発送とか・・・たまる一方〜〜〜。(トホホ)
お待たせしている方、ごめんなさい。
-
- 我がばーちゃんが救急車で運ばれた病院はけっこう遠い山の中でした。(休日だったし、他
の大きな病院は急患手術中で受け入れ断られたし。)
で、病院とばーちゃん宅と、買い物と・・・なんのかんので連日3〜4時間はスクーターで
走ってます。 この季節、さすがに冷えます。
- 「思いっきり暖まっちゃれ〜!」とお風呂の中でボェ〜としていたら、久々に(いったい何
年ぶりだ?)湯あたりなぞしてしまいました。
浴室を出たとたんに心臓バックンバックンで、ばたり。
- いや、参った・・・・。 部屋の真ん中、身動き出来ずすっぽんぽん状態でのびたまま
- 「やべ〜、体冷えてきた・・・・。」
などとモーロー考えている最中に、ありがたいことに相棒ジャン・ポール帰宅。
無事救出?されまして、数時間布団の中でぐにゃ〜っとして、復活しました。 ふぅ。
- 年だなあ・・・・と思います。
7年前にもばーちゃんは同じ病院に入院しているのですが、その時は、連日通ってもこんな
にバテはしなかったもんなあ。
私も若かった?し、ばーちゃんも若かった!(85才!!)
何よりも、「すぐ元気になる、退院して家に帰れる」とふたりとも分かっておりました。
今回は・・・・この先どうなるのか、まだ何も分かりません。
というか、我がばーちゃんは、自分が背骨5カ所も圧迫骨折しちゃって入院しているのだと
いう現実を、まったく分かっておりません。
お年寄りばかりの病室の、ベッドの上でキョトンとして、
- 「あたしみたいな50のオバサンが、なんでこんなところにいるのかしら?」
以前から「昔の世界に戻っちゃってるなー」とは思っていたのですが、まさか42才も若返っ
- ていたとは・・・・!(いや〜、これには驚いたワ。)
- 仕事して(年末進行なのでえらいこっちゃ)、病院行って、ばーちゃんちでパートナーの世
話して、ウチの家事して・・・・う〜〜〜〜〜〜ん、我ながらよく体力と気力が続くもんだ。
7年前の若さと体力はもう無いけれど、かわりに今あるのは、すっぽんぽんでひっくり返っ
てる私を「よっこらせ」と布団に突っ込んでくれる相棒ジャン・ポール。 あと、ヘラヘラ
と超低空飛行を続ける「しぶとさ」かなあ。(その割には、しょっちゅう壊れるけど)
ばーちゃんは・・・・・
7年前の若さ?のかわりに「42才若返った!」わけだから、ま、それはそれでヨシとして
いただきましょうかいね。
- 12月某日「救急車の中で『わた〜しゃ売られて行くわ〜いな〜♪』と歌う・・・ばーちゃん!」
- 11月の雑記の最後に「ばーちゃんの容態が安定しているので、今のうちに家の工事を」と
書きましたが。 急変しました。 今朝からまったく動けない状態で、ついに救急車のお世
話になって入院です。
どうやら私のいない間に尻餅をついてしまったらしい・・・・のですが、本人に記憶ナシ。
年が年なもんで、年内に退院できるといいのですが・・・・。
というわけで、年明け(春?)の「百花繚乱」には参加する予定でしたが、白紙に戻します。
残念ですが、今後当分の間イベントへの参加はできません。
- ばーちゃんと同居しているパートナーもこのところ寝たり起きたりの状態なので、病院とば
ーちゃん宅と、W介護の生活になりそうです。
- それにしても驚いたこと。
救急車の中って、防音効いてるんですね〜。 サイレン音がえらく遠く聞こえてました。
患者の緊張をやわらげる効果があるのでしょうが、いくらなんでも救急隊のおにいさん相手
に「忠臣蔵・お軽の歌」なぞ歌っておった我が養母殿は・・・・
リラックスしすぎじゃぁ〜!
- 「ドナドナ」じゃないんだから・・・・もう。
- 12月某日「米寿までは!!」
- いろいろウワサには聞いてたんだけど、ついに現物を手にしてしまいました「純潔アメ」。
町田駅ビルの回転ドアを出たとたんに横からサッと差し出されて、何がなんだかわかんない
うちに受け取って・・・・見てビックリ。
この不景気な世の中に、なんと袋の中には5粒もの「純潔を尊び誓い合うキャンディー(グ
レープ味)」が!
- ご存じない方もいらっしゃるかと思いますので念のため、これは某・団体が、この混迷する
現代日本社会に「純潔運動」を知らしめるために善意(タダ)で配っているアメであります。
んでもって運動の創始者は、ものすごい人数集めてみんなで結婚式挙げちゃう人です。
アメと一緒についてきたパンフレットによると、「純潔は私の誇り私の幸福」なんだそうで、
いやもう、その「純潔宣言文」はすんごい迫力ある文章・・・ではあるのですが、いかんせ
ん浮き世の泥にまみれてヘラヘラ生きている私(ヲイ)にゃ、なんだかよくワケの分からん
内容でありました。 いろいろ、やっちゃいけないことがあるみたいで、大変なのね。
- しかし、
「あ〜!!アメ、アメ、アメ、アメちょーだーいっ!!」
と、おっそろしく賑やかに走り寄ってアメを貰いまくってるのが、「ヤマンバ」通り越して
「ナマハゲ」な女子高生で、しかもしっかり彼氏と腕組んでるあたりからして、すでに「純
潔運動」には手遅れ状態なのでは。
- いや、もしかしたら脳内のボンノーが消滅する成分が入ってて、嘗めたらいきなり純潔に目
覚めちゃったりしてね。
てなことを20年来のくされ縁・K嬢(おやじマニア)に話したら
「あんたからボンノー取ったら、何が残るってーのっ!!」
と叫ばれてしまいました。
「いいこと、あたしからおやじ、あんたからねーちゃんに対するボンノーが消えちゃったら、
もうオシマイよっ!(そこまで言うか、友よ・・・・)
そのアメはあんた、還暦・・・ううん、米寿までは喰っちゃダメッ!!」
米寿ったって・・・・どーすんのよ、コタツの上に鎮座まします、このアメ。
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