ヘッドを作る


用意するのはこんな物
道具です これと言った特別な道具は必要ありません。
キャリラバ5、6個ロストしたと思えば揃うんじゃないかな。
いや、もうちょっとかかるかな?
  1. ジグヘッド
    モールドを用意して、オリジナルのヘッドを作ることも可能です。
    こだわりのあなたは挑戦してみてちょうだい。
    今回は市販のラウンドヘッドを使います。
    フットボールでもアーキーでも好きな物を使ってもらってけっこうです。
  2. ボビンホルダーとスレッド
    ラバーを巻くのに使います。
    安物のボビンホルダーは×、力を入れるとスレッドがすり切れてイライラします。
    スレッドは引っ張ってみて弾力のある物を用意しましょう。
    たいていは、釣具屋のハンドメイドコーナーに、ラバーなどといっしょに置いてあるはず。
  3. ファインラバー
    ラバーの色は、オレンジとか白とか、いろいろあるのでお好みでどうぞ。
    まぁ、基本は黒、茶、パープルあたりでしょう。
  4. はさみ
    はさみはよく切れる物を用意してね。
    理由は後ほど。
  5. 万力
    ヘッドがしっかり固定できるものが○。
    バイスでもかまいませんが、その場合は机などにしっかり固定できる物を選んでね。
    でないと非常に危ない思いをしますよ。


ヘッドを整える
バリ取り ヘッドには、モールドから抜いた時のバリや段差が残っていますから、ヤスリで平らに整えます。
と言っても市販のヘッドには、それほど大きなバリは残ってませんね。
仕上げの見た目が良くなるか悪くなるか、そんなとこです。


塗料とコーティング剤
ラッカーとウレフロ 消耗品とも思えるラバージグに塗装は必要か?
釣果の差がはっきりしていないので、鉛色のままでも良さそうですが、市販のラバージグのヘッドは塗装されていますから、その方が釣れるんでしょう。
ちょうど、ルアー作り用のウレフロとラッカーが手元にあるので、ヘッドに塗装をしてみます。
そんなの関係ないぜって方は、塗装はすっ飛ばしてラバー巻きの作業にGO!
  1. ラッカー
    塗料は黒のラッカー。ホームセンターで売ってます。
  2. ウレタンフロアーM
    塗装面の強度をあげるためのコーティング剤。
    ラバージグにセルロースセメントは向いていません。
    皮膜が薄く堅いため、岩などにヒットさせると簡単に割れてしまいます。
    ここはやはり、適度な厚みと柔らかさのあるウレフロを使いましょう。 



ヘッドの塗装
ラッカードブ浸け 塗料をよくかき混ぜたら、そこにヘッドをドブ浸け。
塗装はこれだけ、簡単でしょ。
ヘッドの様子を見ながら2、3回ドブ浸けします。


乾燥
乾燥中 ドブ浸けしたヘッドは、フックを下に向けて乾燥させます。
逆にすると、ヘッドのてっぺんに塗料が溜まってしまって、見栄えの悪い物になってしまいますぞ。
ラインアイにクリップでも通して、ぶら下げておいてもOKだ。
最後にラインアイの処理をしなくて済むので一石二鳥。
その場合、フックにシンカーでも引っかけて、必ずフックが下に来るようにすること。



塗装の終わったヘッド
塗装終わり 2回のドブ浸けで、ヘッドの塗装は完璧。
艶も出てるし、このままでもいけそうですが、ウレフロにドブ浸けして塗装面の強度を上げましょう。
ドブ浸けから2日間、乾燥時間を十分にとります。



ウレフロにドブ浸け
ウレフロにドブ浸け ウレフロは一度開封すると、硬化するのが早いので使う量だけを小分けにするのが基本。
ラバジヘッドのドブ浸けには気密性の高いフィルムケースがベスト。
残ったウレフロは固めてしまえば、ケースからポロっと取れるので、ケースの再利用は可能です。
まあ、写真屋さんに行けばいくらでももらえますけどね。
ちなみに気密性が一番高いのはコダックのやつね、ただケースに色が付いてて、中が見えないのでちょっと使いづらいかもね。
う〜ん、ドブ浸けの回数は・・・。
様子見ながら5、6回かなぁ。



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