ヒノキでポッパー
材料〜荒削り

今年のテーマはリップレス。
私はリップ作りが大嫌い、まずはポッパーを作ることにしました。
バルサは浮力がありすぎて、重りの加減がわからないんで、今回はハードウッドから削り出す事にします。
木工旋盤なる便利な道具をお使いの方もいらっしゃいますが、私は全部手作業よ。
まさにハンドメイドルアー。
では、いってみますか。

用意するのはこんな物
道具です まずは木材。
作るルアーのサイズに合わせて、今回は20×15mmのヒノキ角棒と8mmのバルサ丸棒をホームセンターで入手。
それと、ノコギリとカッター。
ノコギリは鉄ノコだけど、木が切れればなんでも良いのさ、細かい事は気にしな〜ぃ。
他にも必要な物、あると便利な物がありますが、それはそれぞれの作業で説明しましょう。
ちなみに今回使うヒノキは、木目に多少むらがあるものの、繊維の密度も安定していて、加工もしやすくルアー向きっす。


テンプレートを作る
テンプレートは設計図 テンプレートを作ります。
ルアーの動きをイメージしつつ、フリーハンドでルアーの形を書きます。
方眼紙に書いた物をコピーして、厚紙に貼り、切り抜いたのが左の写真。
重りの位置、アイの出る位置なんかも書いておきます。


荒削り
横から 上から テンプレートを使って、アウトラインを書き込んだら余分な部分をノコギリで落とし、カッターで荒削りします。
この作業をカッターだけ頼ると、大変な時間の無駄と肉体的苦痛を伴います。
よっぽど木削りが好きな人はやらなくても良いかもしれないけど・・・。あ〜、指痛ぇ。
アウトラインに沿って削りが済んだら、4隅を落とし8角形に削り、そこからルアーのシェイプを削り出します。
ポッパーと言えばカップ。
糸ノコを使って丸く切り出そうとしましたが、木が堅くてうまく切れないんだよね。
と言うわけで、今回はクラフトナイフで削り出し、アロンの容器にサンドペーパー巻いてグリグリして仕上げましたとさ。


削り終了
荒削り終わり 荒削りが済んだら、#150のペーパーで形を整え、#400のペーパーで仕上げます。
あまり目の細かいペーパーを使うと、木の柔らかな部分だけが削れてしまい、木目の部分と段差が出てしまうので、注意してね。
とりあえず、5本ばかり削ってみましたが、どうもシェイプが気にくわん。
なんか四角いんだよな、まあミノーのような泳ぎを求めるわけじゃないんで、このまま次へ進みましょう。
このあとは、重りを仕込んでコーティング作業です。


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