
◆ エレキマウントを加工する
わずらわしい船のセッティングをなんとか楽にできないものか。
トーナメント会場で見たり、友達から聞いた情報をもとにバウデッキを加工してみました。
◆ リムーバブルなマウント
グラマン(シーニンフと一緒)ていう船は、バウデッキの取り外しが可能です。
カートップする時や駐艇しておく時はデッキをはずしておくわけですが…。
釣り場に着く→バウデッキを付ける→エレキマウントを付けると言う作業が当然ながら必要になってきます。
文章じゃ1行で終わっちゃうけど、実際の作業はバウデッキ4本とエレキマウント4本、計8本のネジ回しをしないといけないのだ。
一応充電ドライバは使ってるけど、バウデッキの奥に手を入れたり、ネジを落としたり結構面倒くさい作業なんだよね。
シーニンフに乗ってる佐武プロが、エレキのセッティングを楽にするパーツを見つけてきた。
モーターガイドから出ているリムーバブルマウントがそれ。
写真ではちょっと見づらいけど、デッキにつける台座が二つと、エレキマウントにつける板のセットだ。
これをつけた佐武プロのセッティングを霞で見たけど、確かに早いね。
ネジ回しいっさい無し。
オレがデッキ着けてる間にエレキのセットが終わってたよ。
◆ 取り付け
デッキにリムーバブルマウントのマウントを取り付けます。
これはなんて事はない作業。
今までオレのエレキはかなり右よりに付いてたんで、それを修正して位置を決めたら、デッキに穴を開けてボルトナットでマウントのマウントを固定したらOKだ。
次は、エレキマウントにリムーバブルマウントのプレートをセットするわけだが…。
◆ トラブル
エレキマウントと取り付け板は付属のボルト、ナットで固定するようだ。
でも、なぜか取り付け板にネジ山が切ってあるんだよね。
最後までボルトを閉め込んじゃうと、ナットを締め込もうとしたときにボルトが緩む。
で、ボルトをまた締め込んでナットを締めるとまたボルトが緩む。
ああ、面倒くせぇ!と言うわけで、プレートに切ってあったネジ山をドリルで削り取る。
続いてのトラブルです。
マウントの前ってプラスチックのカバーつけるじゃん。
←こういうやつ。
付属のボルトって、カバーの厚みが考慮されてないんだよね。
長さが足りないでやんの。
←こんな感じ。
長いのがあったと思ったら、リムーバブルマウントのマウント取り付けに使うボルトの余りで、径が細くて使えない。
おまけにナットも無いよ。
そもそもマウントのマウントには6カ所しか穴がないのに、このボルトは何を意味するの?
まあ、カバーつけなきゃいいんだろうけど、エレキのセットはカバー付きで売ってるでしょ。
一方ではカバーをつけろ、一方ではカバーをはずせと同じモーターガイドの製品なのに、矛盾してるんじゃないのか?
ネジが足りなかったり余ったり、アメリカンだなぁ。
佐武プロに負けないくらい神経質なオレにカバーをつけない事は許されない。
当然オレは、ホームセンターにネジ買いに行ったよ。
◆ 取り付け完了
取り付けに手間がかかるってことは佐武プロから聞いてたけど、ホントだった。
途中、ホームセンターにネジを買いに行ってタイムロスはあったものの、なんとか取り付けは完了だ。
左の写真のエレキマウント下の銀色の突起を台座の穴にセットして、エレキマウントをスライドさせればエレキのセットは終了。
今までのセッティングの苦労はなんだったんだろう。
しんいちろうさんに感謝だよ。
さて、気になるお値段ですが、BPSで$49.99です。
\6,000弱ですね、送料入れるともう少しいきそうだけど、ついでがあれば買って損はないと思うぞ。
ちなみに、国内販売のカタログでは\12,000だってさ。
くれぐれも、取り付け前には長いボルトを買っておくのを忘れずにね。
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