子犬が決まって、私達の心の中は、バルバでいっぱいでした。
鼻の部分が黒いのが、大きくなった時にどんな風になるのか、
ちょっと心配でしたが、それも愛嬌だと思うと、
頭の中で、どんどんバルバは可愛くなってきました。

ブリーダーさんにお返事をしてから数日後の、週末の事。
私達はちょうど、原宿のShopでバルバの食器を買ったところでした。
私の携帯に、ブリーダーさんから電話がかかってきたのです。
携帯にかかってくるなんて、きっと、緊急の用・・・一体どうしたんだろう・・・
私も彼も、選んだ子犬が死んでしまったのかと思いました。
まだ産まれて間もない子犬には、よくある事だし・・・

おそるおそる聞いてみると、
「選んだワンちゃんが、実は女の子だったんです」との事!
死んでしまったのかと思っていた私は、な〜んだとホッとしてしまいました。
よく聞いてみると、その子はそのブリーダーさんの所ではなく、
近所のブリーダーさんのところで産まれた子で、
2人で確認しながら写真を撮っていたのに、
どうも男の子だと思い込んでしまったようなのです。
ずっと男の子にしようと思っていた私達は、ちょっと戸惑いましたが、
選んだ子は、私達の中ではすっかりバルバになっていたので、
そのままその子を売ってもらう事にしました。

女の子で、バルバ・・・まぁいっか。

                             

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4.女の子になっちゃった