バルの病院通いは、ウチに来た時からずっと絶える事がありません。
アレルギーが発覚してからは、お薬をもらう為に通う事が主ですが、
そのついでに、何かと診てもらう事が多いんです。
「あの〜ちょっと耳を痒がってるんですけど・・・」
「あの〜ちょっと足の指をよく噛んでるんですけど・・・」
「あの〜ちょっと目が赤いみたいなんですけど・・・」
私が一言いう度に、1〜2週間ほどの治療が始まります。
おかげで、毎週一度は必ず通ってるんじゃないかと思うくらい、
病院に通わせてもらっています。

そして、11月のはじめ。今までで一番時間のかかる症状を起こしました。
それは、風邪です!
しょっちゅう病院に通っているわりに、バルは風邪をひいた事ってなかったんです!
事の発端は、私達の結婚1周年旅行から帰ってきた直後。
俗に言う逆くしゃみというヤツをし始めました。
鼻で空気を吸おうとするのですが、詰まってしまうのかうまく呼吸ができず、
フゴーフゴーっと苦しそうに何度も空気を吸います。
5、6回すると、落ち着くようで、普通の呼吸に戻るのですが、とても苦しそう・・・
その時点で病院に行くと、アレルギーの為の抗ヒスタミン剤を切らしていた時だったので、
また飲ませれば治るかもしれないという事でした。
痒いのに効くだけの薬だと思っていたら、抗ヒスタミン剤は風邪薬などにも入っているもので、
鼻にも効くんだそうです。
ところが、バルの症状は良くならず、次の日からくしゃみをし出し、鼻水を垂らし始めました。
もう一度病院に行くと、「完全に風邪ですね〜」との返事。
抗ヒスタミン剤を切らしていた上に、寒い方へ旅行に行き、洋服も着せなかったのが、
いけなかったのだろうと思います。
フレンチは暑さにも寒さにも弱いと知ってはいたものの、
暑さ対策にかなり神経質になっていて、寒くなってきた事でホッとしてしまって、
寒さ対策を何もしていなかったのです。あ〜ダメ飼い主・・・
その週末には、早速暖かい洋服を買いに行きました。
フリース・トレーナー・コート・・・一気に洋服持ちになってしまいました!

それから、弱めの抗生物質を飲ませましたが、調子は良くならず、
消炎剤も追加してもらいました。
バルの目は常に涙目になっていて、寝てばかりいます。
急に起きたかと思うと、苦しそうに逆くしゃみをします。
まったく遊ぼうとせず、元気もありません。
一番辛そうな時には、熱も少し出ていたようです。

それでも、風邪をひき始めて1週間経ったころ、少しバルの元気が出てきました。
が、私にはこの時、とっても心配していた事がありました。
実はこの週の終わりに、大好きなG君と一緒の旅行の予定があったんです!
前の月にも旅行に誘われていたのですが、ウチの都合で行けなかった為、
今回はどうしても一緒に行きたいと思っていた旅行・・・
でも、この風邪をひいてしまったのも、旅行のせいだし、病み上がりには絶対に良くないはず・・・
うぅ〜どうしよ〜!!


                      

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25.バルバの初風邪 前編