昼間の公園をお散歩していた時は、あまりワンコを見かけませんでした。
会ってもちょっと挨拶して、立ち話をする位で、
犬同士がお友達になるという事は、ありませんでした。
そう。バルにはまだお友達がいなかったんです。

ところが、暑くなってきたので、夕方の公園にきてみると、
とってもたくさんワンコが集まっています。
リードをはずしてもらって遊んでいる子もいます。
私とバルはちょっぴり勇気を出して、輪の中に入ってみました。
「こんにちわ〜はじめまして〜」
その頃、7〜8ヶ月だったバルはまだ小さく、すぐに子犬だとわかるようで、
ワンコも飼い主の方も、みんな優しく接してくれました。
小さい子が苦手なワンコは、少し匂いを嗅ぐだけで、他のところへ行ってしまいます。
バルは、まだ慣れていないせいで、じーっとお尻を嗅がせていたり、
私の後ろに隠れたりしています。

それでも、何日か通っていると、バルにも相性の合う子がいる事がわかってきました。
条件としては、吠えなくて、あまり大きくなく、年の近い子です。
その条件にピッタリとハマったのが、ロングチワワのA君でした。
A君は産まれた日も近く、A君の方もバルの事を気に入っているようでした。
体はバルの方が全然大きいですが、精神的には同い年だったのでしょう。
私は他の人達と同じように、リードをはずしてあげました。(ホントはいけないんだけど)
すると、A君とうれしそうに走り回ります。
2人とも遠くまで勝手に走っていったりせず、
ぐるーっと回って飼い主のところへ戻ってきます。
走り疲れると、大好きな枝をカジカジしたり、芝生をムシャムシャしています。

バルと2人で歩いているお散歩も好きですが、
ワンコ同士が楽しく遊んでいるのを見ているのも、とっても楽しいです。
それから、もっと暑くなるまでの間、私とバルは同じ時間帯に
その公園へ行って、A君や、他のワンコとも遊ぶようになりました。

                             

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17.夕方の公園