Domaine des Scea Franck Cinquin

Beaujolais Villages Nouveau 2002

ドメーヌ デ (Scea) フランク サンカン

ボジョレ ヴィラージュ ヌーヴォー 2002

 

お久しぶりの更新のワインは・・・

今年もやって参りましたのボジョレー・ヌーボーでございます(笑)

季節の風物詩という事で毎年楽しみにしております。

今年は大手ビールメーカーなどの大量輸入などにより

日本だけが異様に盛り上がっているのではないか?などという声も

聞こえましたが、皆様お試しになられましたか?

 

もしこれからご購入の方がいらっしゃいましたら、

なるべくでしたら聞いたことがあるような大手メーカーが輸入しているようなものは

避けて頂くのをお奨めいたします。だって美味しいのに当たった事がないんですもん(笑)

そういうのを試されて嫌いになられる方多いようです。残念。

 

さて、我が家では今年は昨年くらいまでは幻のボジョレーと呼ばれていた

フランク・サンカン家のボジョレー・ビラージュのヌーボーを頂きました。

実は、このワイン、昨年よりお父様のポール・サンカン氏からフランク・サンカン氏に

代替わりされ、どうもそれから手に入りやすくなってきたようです。

ボジョレー地区の10番目のクリュとして認められたレニエ村の優良生産者として

高い評価を受け、有名なワインライター(あちこちそればかり書いてあるのであえて

名前は書かずにおきますね。)に紹介されたことでも知られているポール・サンカン氏の

ボジョレー・ヌーボーは著名なレストランに流れてしまい、購入が難しかったようですが

今年はネットで拝見するとあちこちでお取り扱いがあるようですね。

 

確かに、薫り高く味わいがありました。

大手メーカーと異なり、葡萄造りから瓶詰めまですべて丁寧に行われた

ドメーヌ物という感じが伝わってくる出来だと思います。

コルクを抜いて近くに寄ると(30〜50cm)良い薫りがして驚きました。

ヌーボーとは思えない、しっかりした味わいで

ぐいぐい頂くタイプではありませんでした。

 

私はどちらかというと、ヌーボーということですと

ボジョレー・ヌーボーの命のフレッシュさと、それだけではない繊細さが

楽しめる一昨年のアンリ・フェシーが好みです。

いえいえ、今回のフランク・サンカン家のものが良くないのではないのです。

味のあるタイプの好きな方にはお奨め出来ると思います。

 

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