Les Doucinieres
CREMANT DE LOIRE
2,000年第一弾ということで?!新年会などでも活躍しそうな
スパークリング・ワインを取り上げてみたいと思います。
フランスのシャンパーニュ地方以外で作られるスパークリング・ワインの
総称はヴァン・ムスーですが、厳密には気圧により更に分かれており、
※シャンパンと同じ5〜6気圧のヴァン・ムスー、
※ややソフトな発泡になるクレマン(3、5気圧前後)、
※微発泡のペティヤン(約2気圧)の三段階になります。
今回はこの中のややソフトな発泡のクレマンをご紹介いたします。
スパークリング・ワインもスティル・ワインと同じように
定められた産地・ぶどう品種・製法で造られたものは、AOCを名乗ることが出来、
今回のクレマンもロワール地方のAOCになります。
輸入元は酒専門店エスポアさん2,000円だったと思います。
実は今回のクレマンは以前ロゼ・ワインのページでご紹介させていただいた
トゥーレーヌ・メランと同じ造り手のシャトー・ガイヤーのジロー家で
このクレマンもトゥーレーヌ・メランと同じく無農薬農法で造られています。
ジロー家につきましては、トゥーレーヌ・メランのページでご覧下さいませ。
今回のものに限らず、AOCスパークリングにはシャンパーニュに負けないくらいの
ボルドーやブルゴーニュ、アルザス、ロワールの中でもアンジュー、
ソミュール、ヴーヴレーなどで造られる魅力的なものが色々あり
どれもだいたいが2,000円代とお安いので
ちょっとしたお食事に気軽にお試しいただけるのではないでしょうか?
(でもやっぱり・・・シャンパンはシャンパンというか・・・美味しいのですが(^^ゞ)
今回のクレマンも柔らかい辛口でカジュアルからフォーマルな雰囲気の
お食事まで幅広く合わせていただけそうな、懐の深い?!お味でした。