Johannishof Q.B.A
Charta-Wein
Rheingau 1997
ヨハニスホーフ クーベーアー
カルタ ヴァイン
(ハンス・ヘルマン・エゼル家)
お待たせいたしました!
世界で造られるワインの約3%程度の生産量でありながら、
非常に親しまれているドイツ・ワイン第1段!!ということで
「ドイツワインの黄金地帯」と呼ばれるラインガウのワインをご紹介させて頂きます。
※充分な太陽の光とライン河に反射した光を同時に吸収し、
北風をさえぎるタウヌス山脈に守られた、ラインガウは大変にぶどう栽培に適していて、
著名な修道院や貴族が競い合ってワインを造っているそうです。
※ドイツワインの分類は下記のようになっています。
【テーブルワイン】3種
Tafelwein(ターフェルヴァイン)・・・国内産ワインを85%以上使用のテーブルワイン。
Deutsuher Tafelwein(ドイッチャー・ターフェルヴァイン)・・・国内産ワインを100%使用のテーブルワイン。
Landwein(ラントヴァイン)・・・指定栽培地名付きテーブルワイン。
【上質ワイン】2種
Q.b.A(クーベーアー)・・・11の指定された地域で生産される上級ワインで、
ラベルに生産地区を記入が義務付けられているワイン。
Q.m.P(クーエムペー)・・・Q.b.Aと同じ指定地域で更に小さい区画に限定され、
補糖することが禁じられているワインで、Q.m.Pは更にぶどうの摘み取り方で次の6段階に分かれます。
1,Kabinette(カビネット)2,Spatlese(シュペトレーゼ)3,Auslese(アウスレーゼ)
4,Beeren-auslese(ベーレンアウスレーゼ)5,Eiswein(アイスヴァイン)
6,Trocken-beeren-auslese(トロッケンベーレンアウスレーゼ)
1→6の順で甘味が強くなります。
※カルタヴァイン・・・ラインガウリースリングの伝統の味筋と品質を生み出す為結成されたのが
カルタワイン醸造所同盟で、ワインの専門家によりブラインド・テースティングなどを
行いカルタワインにふさわしいか吟味され、認められたワインのキャップには共通のシールが
貼られています。この100%リースリング種によるカルタワインは5年から10年
又はそれ以上の熟成を経てこそ、ラインガウリースリングの偉大なワインの真骨頂が現れるそうです。
なんとこれはQ.b.AやKabinetteクラスのカルタヴァインにも、あてはまるそうです。
カルタヴァインの共通シール
写真のカルタヴァインは1634年からワイン造りをしている
ヨハニスホーフ・ワイン醸造所のワインです。
1リットル当たり8gの酸を有する事が義務付けられ、残糖があまり多くては
いけないカルタヴァインなので、しっかりとした辛口に仕上がっています。
まず、洗練された幅のある甘い香り、口に含むとフレッシュのぶどうを噛んだような
ジューシーな果実味がぱぁ〜っと広がり、その後に爽やかな酸がふわっとくる♪
大変に素晴らしい、空けてしまったのを後悔?!
させるような魅力溢れるワインです。
2本購入して、1本は熟成させてみたかったのですが、
残念ながら、本日のお店では最後の一本でしたので叶いませんでした。
また見つけたら是非購入したいと思います♪
※輸入元はいつもお世話になっている?!株式会社稲葉さんです。
酒専門店エスポアさんなどで購入していただけると思います。(定価2,330円)
こちらのワインには、
かじきまぐろのイカ墨ソースでいかがでしょうか?