Ch.Reysson 1995
シャトー レイソン 1995
AOC、クリュ・ブルジョワ級
さて、新年第1回目は、益々人気のボルドーワイン(英名:クラレット)を
取り上げさせていただきます。
フランスのAOCワインの約四分の一を占め、(ここの所の赤ワインブームでは
まるで赤ワインの代名詞のような扱いの)世界中で愛されているボルドーワインですが、
その中でも最も人気があると思われるメドック地区の上流Haut-Medoc(オー・メドック)の
Ch.Reysson 1995(シャトー・レイソン)です。
Haut-Medocと言うとサンテステフ、ポイヤック、サン・ジュリアン、マルゴー、などの
超高級赤ワインを生み出す地区が有名ですが、それ以外の物にも
非常にお手軽でいながら上質な赤ワインがたくさんあります。
ルビーやガーネット?!(宝石は全然わかりません(^^ゞ)のような
深い美しい色とほろ苦いチョコレートのような香り、そしてソフトな渋みとほどよいコクで
控えめでいながら芯があって、ちょっぴり色気も見え隠れする20代後半の女性
といった感じのこのワインは2,500〜3,000円で販売されています。
(ぶどう品種は、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー。’96が昨年5月にフランスのマコンで開催された
『マコン・グランヴァン・コンクール』でオー・メドック地区のワインの中で唯一、金賞を受賞したそうです。)
このシャトーは88年にメルシャンの所有になり、輸入販売もされているので
購入していただきやすいと思います。
これ以外のシャトーのワインも、安定した良い品質でお手軽価格の物が
たくさんありますので、お気に入りの一本を見つけられてみてはいかがでしょうか?
寒い冬の夜に、ほどよくひんやりしたこのワインと
焼きたてあつあつのチョコレート・パイはいかがでしょう?