ジンベースのカクテル(3)
【収録カクテル】 ネグローニ ジン・アンド・ビターズ ゴールデンフィズ
久々の更新となってしまいました。今回は
ジンを使ったカクテルの第3弾を紹介したいと思います。
※文中にある「ステア」は混ぜるという意味です
また、ダッシュは一振りのことです
― 材料 ―
ドライジン | 30ml |
カンパリ | 30ml |
スイートベルモット | 30ml |
― 作り方 ―
1.氷を入れたロックグラスにドライジンを入れます。
2.カンパリ、スイートベルモットを加えます。
3.軽くステアし、オレンジスライスを飾って出来あがり。
※ イタリア・フィレンツェの老舗レストラン「カッソーニ」で1962年に生まれたカクテルです。
※ カミーロ・ネグローニ伯爵が好んで飲んでいた食前酒のレシピで、伯爵の
名前がそのままカクテルの名前になりました。
※ 食前酒としてよく飲まれるカンパリソーダなどに比べると材料が全てアルコール
のため、比較的お酒に強い人向けの食前酒になります。もちろん、食前酒以外の
カクテルとしても飲まれます。
― 材料 ―
ドライジン | 60ml |
アンゴスチェラビターズ | 1ダッシュ |
― 作り方 ―
1.ロックグラスにアンゴスチェラビターズを振り入れます。
2.グラスを回して内側をビターズでまんべんなく濡らします。
3.余分なビターズを振り切って捨て、氷を入れます。
4.ジンを入れ、軽くステアします。
5.出来あがり。
※ ジンとビターズを同時に入れ、ステアしたものがピンク・ジンというカクテルになります。
※ 19世紀に英国海軍将校がアペリティフとして好んで飲んでいたカクテルです。
ほとんどジンのストレートのため、アルコール度数は非常に高いです。
※ 上の写真では目立つようにビターズを多めにいれたので色がついていますが、
実際はもっと透明なイメージとなります。
― 材料 ―
ドライジン | 45ml |
レモンジュース | 20ml |
卵黄 | 1個分 |
シュガーシロップ | 1tsp |
ソーダ | 適量 |
― 作り方 ―
1.卵を割り、卵黄だけを取り出して泡立て器でよく泡立てます。
2.氷を入れたグラスにソーダ以外の材料を入れ、よくステアします。
3.材料が完全に混ざった所でソーダを入れます。
4.軽くステアして、出来上がり。
※ ジンフィズの変形版のレシピです。卵黄の代わりに卵白を入れたものもあります。
卵白を入れたものはシルバーフィズになります。
※ 本来はシェークして作りますが、手軽にお試し頂けるようシェークせずに作っています。
卵の入るカクテルは通常よりも強くシェークしなければなりませんので、今回はあらかじめ
卵黄を泡立てておき、さらにグラスに入れた後、普段よりも多めにステアしてジンなどと
よく混ざった所でソーダを入れています。
※ ソーダを勢いよく入れると泡がたくさん出てしまうので、静かに少しづつ入れて下さい。
※ 卵黄が入る分、味は通常のジンフィズなどに比べてまろやかになります。