病み付きの苦味系リキュール・カンパリ

 

最近のイタリアンブームですっかりおなじみになったイタリア名産のリキュール、「カンパリ」。

オレンジの皮やキャラウェイ、コリアンダー、ジェンシアン(リンドウ)の根などの

草木系の香味をアルコールに浸出させて作ったビター系のリキュールです。

今回はアペリティフ(食前酒)として非常によく知られる

このリキュールを取り上げてみたいと思います。

 

 

カンパリは1860年、イタリアのミラノでガスパーレ・カンパリに

よって創られました。当時は”ビッテル・アルーソ・ドランディア”

(オランダ風苦味酒)という名前でしたが、ガスパーレの息子で2代目の

ダヴィデ・カンパリの時代にカンパリと改称しています。

このカンパリ、一度でも味わった人はおわかりかと思いますが、

とても「苦い」のが特徴です。私も一番最初にカンパリを飲んだときには

「何だこりゃ?」と思いました。鮮やかな赤色からは到底想像できない

苦味だったので・・・

 

 

でも、何度か飲んでいるうちにこの「苦味」が何ともいえない

心地よさに変わってくるのです。この文章だけでは表現出来ないような不思議で絶妙な

甘味と苦味のバランスをお客様も一度体験されてみてはいかがでしょうか?

 

自分の好きな濃さで、レモンやソーダなどの割合を調節して飲めば、

きっと自分好みのカンパリの飲み方が見つかると思います。

 

そしてこのカンパリを購入するに当たってのアドバイスですが・・・

現在、500ml,750ml,1000mlとさまざまなサイズで売られています。

(ちなみに上の写真は750mlです)

値段も高い所、安い所まちまちですが、1000mlサイズが1600円くらいで売られていると

安い方だと思います。750mlサイズが2000円くらいなら、まあ、買っても

いい値段でしょう。もし、手頃な値段で売っているのを見かけましたら、

一度購入されてはいかがでしょうか?

カンパリのロックにレモンをたっぷり入れるのも良し、

ソーダ割りを食前酒にするもよし、寒い季節にはお湯割りもいけます。

ぜひぜひ、大人の苦味をお試しください。

 

 

 

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