Part 4

日本統治下の台湾のレーベルです。


純純 タン天馬
日本でも有名な 雨夜花です。
日本コロムビアは1932年に阮玲玉主演の桃花泣血記の台湾
上映に際し、その宣伝用のレコードを製作、大ヒットさせました。
これが台湾の歌謡曲の始まりとも言われています。
このレコードはその2年後の1934年に発売されたものです。
曲は現在まで台湾を代表する戦前の名曲です。
純純は当時の歌謡曲の第一人者です。
内容は歌謡物語になっていて、タン天馬(当時の有名な弁士)
が語りを担当しています。


杜蚶 如如錦
コロムビアの廉価盤レーベル、リーガルです。
中国では麗歌と表記されましたが、台湾では利家という表記
です。
勝利洋楽団  恋愛快車 FJ-1161

日本ビクターの台湾向けのレコードです。
内容は中国風の軽音楽という感じです。
レコードのことを、中国では唱片と表記しますが、台湾では曲盤と
表記したようです。